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2020年07月09日
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テーマ:ニュース(99429)
カテゴリ:ニュース
自民党議員が選挙運動中に現金を配って買収をした事件について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は1日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


 河井克行・河井案里夫妻の公職選挙法違反(買収)容疑をめぐる告白ドミノ。現金を受け取った広島県の市議らの証言を朝日新聞から拾うと・・・。

 「(克行議員に)コントロールされていく、手足を縛られていくような感覚があった」(広島市・石橋竜史市議)。「『いけません』と返そうとしたが、『いいからいいから』と押し切られた」(安芸高田市・水戸真悟副議長)。「返して関係を崩すより、『政治家の付き合い』を続けたほうがいいと考えた」(呉市・土井正純市議)。「現金だとわかってゾッとした」(江田島市・胡子雅信市議)。「(記者に話して)少し楽になった」(広島市・冲宗正明市議)。

 金銭の授受というよりもまるで心霊スポットで悪霊に取り憑かれ、金縛りにあった人たちの証言である。彼らが語っているのはなべて「恐怖の体験」だ。選挙の金には怨念がこもる。となると最高の恐怖はやはり中国新聞が報じたこれか。

 「安倍さんから」といわれて30万円受け取った。「安倍さんの名前を聞き、断れなかった。すごく嫌だったが、聞いたから受けた」(府中町・繁政秀子元町議)。

 類似の事例は

「『安倍晋三からです』といわれて百万円受け取った」(森友案件)、
「総理のご意向だと聞いている」(加計案件)。

首相の名前が脅しの切り札になる国。ほとんどホラー映画である。
(文芸評論家)


2020年7月1日 東京新聞朝刊 11版 25ページ 「本音のコラム-恐怖の現金」から引用

 「恐怖の現金」というタイトルは、有名な落語の「饅頭こわい」を連想させる。しかし、選挙で買収というのは、私は「3丁目の夕陽」の時代というイメージを持っており、まさか現代でも行なわれているとは夢にも思いませんでした。しかも、その現金を配った本人を安倍首相は「適材適所だから」と言って法務大臣に任命した、この「責任」について、安倍氏は「責任は私にある」とは言うものの、国民が知りたいのは「責任の所在」ではなく、どう責任を取るのかという点であることを考えてほしいものだと思います。





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最終更新日  2020年07月09日 01時00分06秒
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