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2022年01月19日
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テーマ:ニュース(97641)
カテゴリ:ニュース
検察審査会が「不起訴不当」の議決をしたために東京地検が再度捜査したことになっていた事案について、暮れも押し詰まった12月28日に地検が再度「不起訴」を決めたことを、12月29日の東京新聞は次のように報道している;


 「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、東京地検特捜部が28日、安倍晋三元首相を2度目の不起訴としたことに、告発した弁護士らからは「再捜査でどれだけ対象を広げたのか不明で、国民の分からないところで結論が出た」などと失望の声が上がった。


 「捜査で何をしたかはお答えしない」。特捜部の担当副部長は記者への説明で、検察審査会の議決後の追加捜査の内容を問われ突っぱねた。

 安倍氏の不起訴を「不当」とした検審議決は、夕食会の費用を安倍氏側か補境したことが公職選挙法の禁じる「寄付」に当たるかどうかについて、特捜部が参加者の一部にしか聴取していない点を批判。安倍氏の捜査も「本人の供述だけでなく、メールなど客観的資料も入手し、犯意の有無を認定すべきだ」としていた。



 「不起訴不当」の議決を受けると検察は再捜査するが、強制起訴もあり得る「起訴相当」と異なり、2度目の処分結果が再び検審にかかることはない。7月の議決後、ある検察幹部は「われわれは不起訴だと思つている」と語った。当初から検察は、再捜査で結論が変わる可能性は低いとの見立てだった。

 関係者によると、最初の捜査で聴取した参加者は約30人。別の検察幹部は、「会費が安すぎる」という認識が参加者のほぼ全員にない限り、寄付の認識を立証できないとし「全員聴取しなくても起訴が難しいことはわかる」と解説。「8百人全員に聞けるわけがない。とはいえ検審の指摘なので一応は『検討』する」とこぼす幹部もいた。

 告発人の一人の神戸学院大の上脇博之教授(憲法)は「安倍氏は国会で百回以上うそをついた。安倍氏に強制捜査をせず、任意聴取で終わらせているのはおかしい」と指摘。「『桜を見る会』を追及する法律家の会」の泉沢章弁護士も「検察はこの事件にふたをしたいのだろう。年末の忙しい時期の処分は、検察への批判逃れなのではないかと疑ってしまう」と批判した。
(小沢慧一、奥村圭吾、三宅千智)


<検察審査会>
 事件の被害者や告発人らの申し立てを受け、くじで選ばれた有権者11人の審査員が、検察の不起訴処分が妥当かどうかを審査する。起訴すべきだとする「起訴相当」、再捜査を求める「不起訴不当」、処分を妥当とする「不起訴相当」のいずれかを議決。「不起訴不当」か「起訴相当」の場合、検察は再捜査する。「起訴相当」では、再捜査した検察が再び不起訴にしても、2回目の審査で改めて8人以上が起訴すべきだと議決すれば、裁判所から指定された弁護士が強制起訴する。


2021年12月29日 東京新聞朝刊 12版 20ページ 「国民分からぬところで結論」から引用

 どのような捜査をして今回の「不起訴」決定に至ったのかを記者団に尋ねられた特捜部の担当副部長は「捜査で何をしたかはお答えしない」などと回答拒否をしている。ことが自分の将来の出世に影響しそうな安倍晋三議員の「捜査」など出来るわけもなく、何もしないで「不起訴」を決めて、年末最後の日に発表して正月休みに入れば、休み明けはめでたい「新年」なのだから、年末の古い話題など誰も気に留めないであろうという姑息な「計算」が透けて見えるようである。下っ端議員なら厳しく選挙違反を追及するのに、有力議員の場合は国会で100回以上もウソの答弁をしたことが明らかになっても、誰も何も言わない。法治国家にあるまじき事態であることを、私たちは深刻に受け止める必要があると思います。






最終更新日  2022年01月19日 01時00分05秒


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