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カテゴリ:ニュース
戦後80年の8月15日を目前にした8月9日の毎日新聞は、専門編集委員・伊藤智永氏の次のようなコラム記事を掲載した;
2025年8月9日 毎日新聞朝刊 13版 2ページ 「土記-戦後談話も出せない日本」から引用 この記事の「戦後談話も出せない日本」というタイトルは、戦後50年から10年毎に「戦後談話」を出してきた日本政府が、80年目の石破内閣でその「談話」を出せなくなったことを指したものと理解できるのだが、記事の内容は、正確な戦争体験を話す者は全体の1割に過ぎず、8割の人間は意図せず記憶を操作し美化するから、史実を継承することが難しい、そうして戦後談話も出せない日本になったと、何か良いわけがましい、取って付けたような、変な記事になっているように思います。取材に応じた人物の証言が疑問だと思ったら、政府や防衛省が保管している史料を調べて裏をとって、「取材したら証人はこう言ったが、史料にはこう書いてあった」と報道するのが新聞社の仕事ではないのか、と思いました。 選挙で大敗した自民党・石破総裁には、党内で「石破降ろし」を唱える者がいるとのことだが、自民党大敗の原因は、裏金議員や歴史改ざんの西田昌司議員の責任なのであって、これらの問題議員を処分しないでトップを代えたところで議席回復など不可能だ、というような論陣を張るのが新聞社の仕事ではないのかと思います。読売新聞などは投開票日の翌日に「石破首相辞任」などと大書した「号外」まで印刷して街頭で配っておきながら、読売新聞は虚偽報道を謝罪するわけではなく、同業他社の新聞からも「批判」の「ひ」の字もない、そういう新聞しかない社会だから、「戦後80年談話」が出せない日本になったのではないかと、私は思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年08月22日 01時00分06秒
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