【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

フリーページ

2025年09月06日
XML
テーマ:ニュース(95798)
カテゴリ:ニュース
イギリスでは超人気のサッカー・プレーヤーなのに、何故かイスラエルによるガザ侵攻について、チームメイトがイスラエル批判の発言をしているのに、当人は沈黙したままだったので、サッカー・ファンの間で評判を落としていた選手が、この度ようやくイスラエル批判に繋がる発言をしたことについて、文筆家の師岡カリーマ氏は、8月16日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


 世界七不思議の一つ、ギザの三大ピラミッド。地元エジプトで「四つめのピラミッド」と呼ばれた男がいる。イングランド・プレミアリーグのリバプールで活躍するサッカー選手モハメド・サラー。昨季得点王など数々の賞に輝き、チームの地元リバプールでも絶大な人気を誇る。様々な慈善事業に携わり、英国で敬遠されがちなイスラム教徒のイメージ向上に貢献した。祖国エジプトでは、候補者でもないのに大統領選で2位の得票率という逸話も。でも最近、ピッチ外でのサラーの評判は芳しくなかった。2023年10月以来、ガザについて投稿をほぼ控えていたからだ。チームメートは発言しているのに、なぜ彼が黙るのか、と。

 そのサラーが沈黙を破って話題を呼んだ。かつて「パレスチナのペレ」と呼ばれた名手で、ガザで支援物資を待つ間に殺害されたS・オベイドに関し、死因に触れずに哀悼の意を表した欧州サッカー連盟の投稿を引用して「彼がどこで、どのように、なぜ殺されたのかは言わないのですか」と書いたのだ。イスラエルに甘い欧米のメディアや組織に対する事実上の抗議とも取れる投稿は、大スターのこれまでの沈黙が強いられたものだった可能性を示唆する性格のものでもあった。沈黙を破る著名人は欧米人の中からも続出している。次は実際にイスラエルを止める手段を持つ為政者たちが動く番だ。
(文筆家)


2025年8月16日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-沈黙を破った大スター」から引用

 この記事によれば、欧州サッカー連盟という国際的な組織も、ガザでホロコーストを実行しているイスラエルを批判できないという事態を、我々に示してくれているのだが、欧州諸国の政府や大企業が何故イスラエルの蛮行を批判できないのか、まったく理解が出来ません。80年前にナチスドイツによって「民族皆殺し」の目にあった可哀相な民族だからと言っても、それが理由で、現代社会において彼らが自由に他民族の「皆殺し」をすることが許される訳がありません。例えば、アメリカの政治家がイスラエル批判をしない理由なら、それは、世界でも屈指のユダヤ人大富豪が、アメリカの名だたる政治家に潤沢な政治資金を握らせているからだろう、というのは素人にも想像できる、あり得る話ですが、いから大富豪がいるからと言って、欧州サッカー連盟の要人にまで「カネの力」が及んでいるとは考えにくいように思われます。しかし、そのような状況下でも、イスラエルの蛮行を許しておいてはいけない、という機運が少しずつ芽生えつつあるのは、かすかな「希望」なのかもしれません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年09月06日 01時00分05秒


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

お気に入りブログ

『音声と写真でよみ… New! Mドングリさん

コメント新着

 捨てハン@ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.