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2025年09月14日
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テーマ:ニュース(95839)
カテゴリ:ニュース
80年目の「終戦の日」に、メディア各社は「戦争」をどう取り上げたか、ジャーナリズム研究者の丸山重威氏は、8月24日の「しんぶん赤旗」コラムに、次のように書いている:


 戦後80年の8月、メディアは先の戦争をどう取り上げたのか。各紙の8月15日付の社説をみてみました。

 「戦争をめぐる歴史を直視することは・・・他国に武力を用いず、国際協調主義を歩んできた戦後日本の大事な原点」(「朝日」)、「問われているのは、戦後日本の歩みを踏まえ、自ら平和を創出する構想力」(「毎日」)などと、多くが歴史の教訓を踏まえ、平和を訴えました。

 他方、「国内総生産(GDP)比2%」の防衛費について「防衛努力はどうあるべきか」「議論を深めていく必要がある」(読売)、「平和を守る抑止力を高めるには防衛力増強だけでは足りない」「『戦後平和主義』では平和を守れない」(「産経」特別主張)などと、歴史を踏まえるどころか、大軍拡の主張は突出しています。全体として、日本の大軍拡、核抑止力論を正面から問うものはほとんどありません。

 原爆の日の6日、広島市の平和記念公園で行われた平和記念式典で湯﨑英彦知事は「核抑止はフィクション」と喝破。子ども代表の「被爆者の方々の思いを語り継ぐ」との発言が胸を打ちました。15日の戦没者慰霊式では首相が久しぶりに戦争への「反省」をのべましたが、その内容は語っていません。

 テレビではTBSの「報道特集」が治安維持法100年の特集。描いた絵のことで特高につかまり投獄された「最後の生き証人」103歳が証言。「死ぬまで平和と自由を叫び続ける」と話したのが印象的でした。

 必死の思いで伝える「証言」をどう読むか。その意味と理解を広げるのがジャーナリズムです。

「核兵器禁止条約に署名し、非核の旗を掲げる」
「北東アジアの平和構築に向けて、関係各国の協議を呼びかける」
「戦争はどんな場合でも反対」

-いまメディアは正面から訴えることが必要なのではないでしょうか。
(まるやま・しげたけ=ジャーナリズム研究者)


2025年8月24日 「しんぶん赤旗」 日曜版」 31ページ 「メディアをよむ-8・15 何を語ったのか」から引用

 朝日新聞は、戦後の日本が国際協調主義を歩んで来たと言ってるが、その「表現」だけで実情を100%表現出来ているのかと言えば、答えは「否」です。実際には、朝鮮戦争やベトナム戦争を戦った米軍に基地を提供し、米軍が必要とする物資の供給で利益を上げるという形で、当時の朝鮮民主主義人民共和国やベトナムに敵対した「史実」を無視してはいけないし、近年は憲法9条の条文解釈をねじ曲げて「集団的自衛権の行使は合憲である」などと「武力行使」を肯定し、長年守ってきた「原則」を捨て去っている「現実」を反省し、ねじ曲げられた憲法解釈を正常に戻すための努力を促す「宣言」を発することこそが、「終戦の日」に期待された「発言」だったと思います。





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最終更新日  2025年09月17日 07時58分24秒
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