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2025年09月22日
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テーマ:ニュース(95969)
カテゴリ:ニュース
参政党が「日本人ファースト」を唱えて急激に議席数を増やしたことについて、弁護士の宮下萌氏は、4日の朝日新聞で次のように述べている;


 参院選で躍進した参政党が掲げた「日本人ファースト」が、政治的に焦点化しています。ただ、この言葉の何が問題なのかが整理しきれていない気がします。ヘイトスピーチ解消法でいう「不当な差別的言動」にあたるかといえば、そうではないように思えます。

 しかし「日本人ファースト」という言説の問題は、これが一部の人々の感情に訴える「犬笛」となり、SNSのコメント欄などをヘイトスピーチの温床にしていることです。SNSには、「外国人は帰れ」といった典型的なヘイトスピーチが蔓延(まんえん)しています。

 自分たちの生活が苦しいのに、外国人が優遇されている。そう感じている人にとって、「日本人ファースト」は、差別ではなく日本人を優遇する「当たり前」の政策に映る。「普通の人」が抱く漠然とした不安に刺さったのではないでしょうか。

 しかし、「ファースト」があるということは、「セカンド」やそれ以下があるということです。外国人という仮想敵を作り出し、支持を得ようとするやり方に危うさを感じます。

 歴史が教えるのは、差別は人を殺すということです。日本では、関東大震災のときの朝鮮人虐殺の背景に差別がありますし、ナチスの人種差別主義はユダヤ人のホロコーストを生みました。差別の芽は早くから摘む必要があり、差別禁止法の制定や被害救済のための国内人権機関の設置が求められています。

 もっとも、こうした法的な対応だけでは足りません。外国人という仮想敵を作っても、「自分たちの生活が苦しい」という問題は解決しません。人々の不安の背景に日々の経済苦があるとすれば、外国人をスケープゴートとして差別をあおるような政策を打ち出すよりも、経済対策を急ぐべきです。そして「差別は許されない」というメッセージを政府や政治家たちが毅然(きぜん)と発するべきです。

 歴史が教えてくれないこともあります。インターネットやAI(人工知能)が登場したことで、オンライン上のヘイトスピーチや「AIによる差別」などが出てきて、「新しいテクノロジーの時代に差別をなくすためにはどうしたらよいか」という課題が生まれています。「正論」を言ってもだめだと言われることがあります。しかし、良識や常識が通用する健全な言論空間を作ることもあきらめるわけにはいきません。
(聞き手 編集委員・豊秀一)

    *

<みやした・もえ> 1992年生まれ。ヘイトスピーチなど差別の問題に詳しい。編著に「テクノロジーと差別」「レイシャル・プロファイリング」など。


2025年9月4日 朝日新聞朝刊 13版S 11ページ 「耕論・排外主義を考える」から「差別許さぬ、政府が発信を」を引用

 歴史が教えてくれるのは、差別は人を殺すということ、これは重要な指摘だと思います。特に、わが日本の近現代史において、政府も民間も朝鮮や中国を見下し差別するのが当たり前という社会だったことを、私たちは反省するべきであり、実際に民間では関東大震災の直後に虐殺された朝鮮人や中国人の追悼式典を、今もなお継承しているのに、政府や政治家が冷淡で、特に東京都知事などは小池百合子氏以前の知事は、みな式典に追悼文を送るのが慣わしだったのに、小池氏になって急に止めたのは、歴史の歯車を逆回転させようとの悪意が感じられます。そのような反動的な企てを排除し、良識や常識が通用する健全な言論空間を作る努力を積み重ねていきたいものだと思います。





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最終更新日  2025年09月22日 01時00分05秒
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