|
テーマ:ニュース(95816)
カテゴリ:ニュース
わが国政府が9月1日を「防災の日」と決めたことに関連して、文芸評論家の斎藤美奈子氏は3日の東京新聞コラムに、次のように書いている;
2025年9月3日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-防災より史実」から引用 この記事が主張するように、関東大震災は単に大きな地震があって大勢の人々が罹災したという自然災害だけではなく、その自然災害に便乗したデマが、軍や警察を介して広まり、関東各地で朝鮮人や中国人、それらの外国人と間違えられた地方の放言を話す日本人などが、地元の自警団によって虐殺されるという大事件まで引き起こしたもので、そういう大事件の元となった日を、単に「防災の日」とするだけで、「朝鮮人虐殺」については「記録が見当たらない」などと言って「事件」を認めようとしない日本政府の態度は、あまりにも誠意に欠けるものであり、一国を代表する政府がそういう態度では、隣国との外交関係も信頼性に欠ける、空疎な「関係」になるのではないかと思います。民間では、震災時に起きた不幸な事件について、出来事を語り継いで毎年、追悼式典を挙行しているのですから、政府が「記録がない」などと言って無関心を装うのは、あまりにも大人げない態度と言わざるを得ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年09月23日 01時00分04秒
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|
||||||