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2025年09月30日
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テーマ:ニュース(95816)
カテゴリ:ニュース
世界共通の文化とナショナリズムの関係について、文筆家の師岡カリーマ氏は、6日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


 先月日本が主催したアフリカ開発会議に合わせアニメや漫画ビジネスのアフリカ進出を探るイベントが催された。登壇したアフリカ各地の「オタク」の中には、エジプト人コスプレーヤーも。言葉も宗教も異なる人々が日本のオタク文化を通じて繋がる。漫画やアニメが、日本発だからといって「日本人だけのもの」ではないことに、誰も悪い気はしないはずだ。

 私は父がエジプト人だが、ピラミッドや壮麗な神殿を残した高度な古代文明には貢献していないから、それを「誇れる」とは思わない(世界中の人々が飛行機に乗って見に来る遺跡が学校の遠足で行ける距離にあったのは幸運だと思うが)。エジプト研究に生涯を捧げている日本の考古学者の方が、よほど私なんかより、その文明を「我がもの」と呼ぶに相応しい。

 私は母が日本人だが、コスプレ姿でイベントに参加したエジプト人の仮装が、どの作品の、どのキャラなのかさえ知らない私なんかより、オタク文化は「彼のもの」だ。

 異なるルーツを持つ2人の「オタク」が出会った時、彼らは、国籍の他はあまり共通点のない2人の日本人よりも気が合うだろう。そこでは、○○人と非○○人という区別も、その片方が優先されるべきだという発想も何ら意味を持たない。それを肌で知る実体験を、世界中の子どもたちに、たくさん積んでほしいと思う。
(文筆家)


2025年9月6日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-○○人の空虚」から引用

 この記事は、年を取ってしまった私にとって、どこか焦点がぼやけているような、つかみ所の無い文章になっている気がします。例えば、記事の終わりの所で「異なるルーツを持つ2人の「オタク」が出会った時、彼らは、国籍の他はあまり共通点のない2人の日本人よりも気が合うだろう」と書いてますが、実際には、いくら同じ「日本のアニメ」ファンであっても、異なるルーツの2人は、会った瞬間から「同じアニメのファンだから」という理由で、すぐに気が合う友人同士になれるというのは、単なる「空想」に過ぎず、実際は、同じアニメのファンだということに気付いても、会話を交わして意思の疎通を図るには、かなりの時間が掛かるであろうし、会話が通じるようになってからも「やっぱり、同じアニメを見ても、感じ方や理解の仕方には、人によってかなり差があるものなのだ」ということに気付くとか、いろいろ紆余曲折に遭遇するのだと思います。師岡氏は何を言いたくて、このような記事を書いたのか。例えば、参政党の神谷氏が「日本のアニメは日本のものだ。外国人には渡さない」とでも言ってるのなら、こういう記事もそれなりに「議論」として存在意義があるかも知れないが、そのような状況ではないように思います。





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最終更新日  2025年09月30日 07時53分55秒


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