|
テーマ:ニュース(95840)
カテゴリ:ニュース
先月の始めに中国政府が開いた抗日戦勝式典には、首脳が招待されたロシアと朝鮮民主主義人民共和国の他に、首脳ではないがそれぞれ各国の中国にゆかりのある人物が招待されており、日本からは鳩山元首相が参列したことについて、元文科官僚の前川喜平氏は、7日の東京新聞コラムに、次のように書いている;
2025年9月7日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-媚中、国賊、売国奴?」から引用 この記事が主張するように、中国にはウイグル、チベット、香港などの人権状況という「問題」があるのは事実であるが、それを理由に中国政府の主催する式典をボイコットするというのは行き過ぎた反応というもので、引退した「元高官」が参列できたのは、「問題を抱えた中国政府」ではあってもイザというときのための「パイプ」は確保されている証であり、鳩山氏が参列できたのは日本にとって「国益」だったと思います。もしこの「中国、ロシア、朝鮮民主主義人民共和国」という三国の首脳が並んだ写真が気に入らないとか言って、日本からは誰も参列しないなどということになれば、それが後に悪化して、中国から部品を輸入して成り立っている日本の電子産業とか、中国に生産工場を置いているアパレル業界とかが干上がってしまうという「最悪の状態」にもなりかねないのですから、「問題」は「問題」として認識しつつも、国家間の良好な関係は維持していくことは重要なことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年10月01日 01時00分05秒
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|
||||||