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2026年01月19日
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テーマ:ニュース(96232)
カテゴリ:ニュース
学生時代に外務省主催の国際交流事業に参加して中国や韓国の学生と寝食を共にして互いの文化や歴史を学ぶという貴重な経験をしたカリフォルニア州立大学助教授の大矢英代(おおやはなよ)氏は、5日の東京新聞コラムに、年頭の所感を次のように書いている;


 大学生の頃、外務省主催の国際交流事業に3年連続で参加した。日本、中国、韓国から100人ずつ、計300人の大学生が一堂に会し、毎年、開催国を入れ替えながら、1週間かけて互いの文化や歴史を学んだ。

 中国では北京から山東省に向かう夜行列車の中で、韓国ではソウルの居酒屋で、同年代の学生たちと人生の悩みや将来の夢、国際問題まで徹底的に語り合った。歴史認識や領土問題に及べば、議論は白熱した。相手の話に真摯(しんし)に耳を傾け、自らの誤認があれば正し、互いに歩み寄る姿勢の大切さを学んだ。寝食を共にした繋(つな)がりは一生の宝物となった。その後、国家関係が悪化するたびに彼らの顔が浮かんだ。「みんなきっとこの状況に心を痛めているはずだ」と。相手もまた、私のことをそう思ってくれているという確信があった。

 日中関係が冷え込む今、改めて思う。私たちは「日本」で暮らしているが、「日本国」ではない。「日本人」であっても、「日本政府」ではない。高市政権の政策や姿勢と、私たちのアイデンティティーは切り離して考えなければならない。油断してしまえば、あっという間に国家と一体化させられ、憎しみの矛先を他国に向けられてしまう。どんなに国家間の関係が揺らごうとも、人と人との繋がりを深めていく。今年はそんな年にしたい。
(カリフォルニア州立大助教授)


2026年1月5日 東京新聞朝刊 11版 15ページ 「本音のコラム-血の通う交流を、今年も」から引用

 学生時代に外務省主催の国際交流事業に参加できるというのは、限られた幸運な学生だけであるが、そのような幸運とは縁がない人間でも、仕事で韓国や中国へ行き、一緒に仕事をしながら昼の休憩時間や仕事帰りにビアホールに一緒に行くというような機会はありますから、そういう時は上の記事の筆者の経験に近い体験をすることは、私の場合はありました。上の記事で述べるように、私たちは「日本人」であっても「日本政府」ではないという「認識」は重要です。「日本政府」当時者ともなれば、一時的な国際情勢とか経済状況とか、駆け引きも必要な場合があるかも知れませんが、そのように変動する一つ一つの事象に目がくらんで、こっちの国にもそっちの国にも、いるのは同じ人間なのだという「基本的立ち位置」を、私たちは忘れてはならないのだと思います。ましてや、官僚が「模範解答」の答弁原稿を用意していたのに、無視して勝手にアドリブ答弁をしたところ、それが歴代日本政府が最新の注意を払って言及を避けていたセンシティブな「事項」について、地雷を踏んだような「騒ぎ」になってしまったわけで、これなどは彼女の個人的な見解がうっかり口に出てしまっただけのことで、政府見解ではないのですから、国民がサポートしなければならない話ではないのです。





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最終更新日  2026年01月19日 01時00分05秒
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