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2026年01月23日
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テーマ:ニュース(96232)
カテゴリ:ニュース
アメリカは昨年暮れから、メキシコ湾のベネズエラ沖に海軍の艦隊を派遣し、ベネズエラ船籍の貨物船に発砲して数百人の乗組員を殺害し、大統領のトランプは「アメリカに麻薬を運び込もうとしていたから撃沈した」などと言い、正月明けにはベネズエラの大統領を拉致するという「事件」まで起こして、マドゥロ大統領を裁判に掛けることとなったが、犯罪組織「太陽のカルテル」などというものはアメリカ政府がでっち上げた架空の犯罪組織であるため、さすがのアメリカ司法省も、そのような「悪の組織」は存在しないと認めたことを、10日の東京新聞は次のように報道している;


 ベネズエラのマドゥロ大統領の影響下にあると米側か指摘してきた犯罪組織「太陽のカルテル」について、米司法省は実在するグループだとの主張を事実上撤回した。米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。マドゥロ氏に対する2020年の起訴状で言及され、昨年には財務省が制裁対象に、国務省が外国テロ組織にそれぞれ指定していた。

 司法省は、マドゥロ氏が拘束された翌日の4日に起訴状の更新版を公表。マドゥロ氏が麻薬密輸に関与したとの主張は維持する一方、「太陽のカルテル」への言及は大幅に減り、利益供与システムや汚職文化を意味するとの説明に変更された。

 起訴状は、麻薬密売などで得た利益が軍や情報機関の関係者に流れたと指摘。「太陽」の名はベネズエラ軍高官の制服に太陽の紋章が付いていることに由来するという。

 マドゥロ氏は第1次トランプ政権下の20年3月、国際的な麻薬密売などの罪で米国で起訴された。当時の起訴状は、「太陽のカルテル」はマドゥロ氏が率いる麻薬密売組織で、コロンビアの左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)に武器を提供しつつ、米国にコカインの大量密輸を図ったとしていた。

 マドゥロ氏は今月5日、ニューヨークの連邦地裁に出廷し、罪状認否で「私は無実で無罪だ」と主張した。


2026年1月10日 東京新聞朝刊 12版 2ページ 「麻薬密売組織実在せず?」から引用

 100年前の大日本帝国陸軍は、中国東北部の権益防衛のために「関東軍」と称する軍隊を派遣し、この「関東軍」が日本政府の指示に従わず、「中国軍が柳条湖の鉄橋を爆破したから、報復する」などと言って中国東北部で勝手に戦争を始めたという「事件」があったが、実は「柳条湖事件」は現地の「関東軍」が「鉄橋爆破」を自作自演したのであったことが、戦後になって明らかになったのであった。これと同じことを、現代のアメリカがやっているのだから、呆れるほかはありません。ベネズエラからアメリカに麻薬が密輸されているのは事実のようであるが、その「麻薬密輸」にベネズエラの大統領が加担しているというのはトランプの「言い掛かり」に過ぎないものだから、こんなお粗末な「言い掛かり」では公判が維持できないと察知した司法省が、トランプが思いついた筋書きを大幅に書き換える羽目になった、というのが真相のようです。





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最終更新日  2026年01月23日 01時00分04秒
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