素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

2006/12/22(金)18:30

壬申の乱前夜

古代史レポート(301)

どうも年末ってーのは忙しいね。仕事もそうだけど、さすがに腎臓君も疲れがきたらしい・・・・もうひとふんばり!そうそう、四国のイカしたギタリスト、桂水割さんから讃岐うどんいただきました♪冷凍モンなんだけど、さすがに本場もんは旨い!来年は四国の出張もありそーなんで、うどん、喰いまくりますぞぉ!すがきやラーメンも喰いたいけど・・・ えー、古代史だけど、どこまで書きましたっけ・・・・大事な資料、日本書紀がないままなんだけど、久しぶりにいってみます。 念願の夢がかなって、668年、やっと皇位についた天智天皇だったけど、翌年は縁起でもない、法隆寺に落雷。そして671年には、白村江の戦い以降、行方不明になっていた倭国の天子、「薩夜麻」がなんと帰国したんです。倭国乗っ取りを着々と進めていた天智にとっては真っ青になった出来事だったことが想像されますね。それが原因かどうかはわかんないけど、天智はこの年、病に倒れます。 この頃のことで、九州倭国説論者の素盞嗚氏にとって、どーしてもわかんないことがあったんです。663年の白村江の戦いで倭国とともに破れた百済は、その後、戦勝国の新羅に併合されて、「百済」という国は滅亡するんですが、倭国が近畿天皇家(大和)に併合されるのは701年。敗戦から38年間、倭国はしぶとく生き残るんです。なんで百済みたいにすぐ併合されなかったんだろ???しかも倭国の天子を名乗った「薩夜麻」は、囚われの身になったのに、なんで帰国できたのか???今までの中国の歴史を見ると、殺されて当たり前なのに・・・長い間ここがわかんなかったんです。でも最近やっとわかってきました。これね、きっと後に天武天皇となった大海人皇子がキーマンだったと思うんです。どういうことかというと、白村江の戦いの時、天智は鎌足と謀って裏で「唐」とつるんでいた。思惑通り、まんまと予定通り倭国は負けた。ここで唐は戦勝国の占領軍として664年から671年の8年間に2000人の軍を率いて6回も来倭しているんです。普通に考えると、この時に唐の大将「郭務そう」と、「内通者」である天智(中大兄)とが会談して、あっさり倭国を併合してしちゃうと思うんです。でもそれをしなかった・・・・なぜか?恐らく「郭務そう」は天智と会ったと思うんです。でも「郭務そう」は、天智には倭国を統一させる能力がない、そう感じたんじゃないか。669年には参謀の鎌足も死んじゃったんで、「郭務そう」も天智だけじゃダメかも・・・そう思ったと思うんです。この時期の倭国は「反唐」と「親唐」に別れていたはずですね。そして「反唐」の大半は白村江で戦死したか、捕虜になった。だから倭国に残っているのは「親唐」派が多かったと思います。その「親唐」派の中で天智は大した人物ではなかった。「郭務そう」はそう判断したと思うんです。では「郭務そう」は誰に今後の倭国の統治を任せようとしたんでしょうか?それが天武(大海人)だった・・・・そんな矢先に、元の倭国の天子、「薩夜麻」が帰国したんです。ここで天武の素性について書きます。まず定説。親父は舒明天皇、お袋は斉明天皇。んで、天智が兄貴。と言われてるんですが、どうも資料を分析すると、弟のはずの天武の方が早く生まれてるようなんです。以前にも書いたけど、お袋の斉明は舒明と結婚する前に「高向王」ってーオッサンと結婚して、「漢皇子」を生んでるんですな。この「漢皇子」こそが天武だ!素盞嗚氏はそう考えてるんです。んで、親父の「高向王」は、実は「蘇我入鹿」・・・・また蘇我氏は九州倭国から大和に派遣された九州倭国人だった。これが素盞嗚説なんですが、そうなると、天武は大和生まれの九州倭国人ってことになるんです。この天武、敗戦後いったいどういう立ち振る舞いをしたんだろ?いろいろ調べてみました。・・・・・見つかりました!答えは万葉集にあったんです。 よき人の よしとよく見て よしと言ひし 芳野よく見よ よき人よく見これ、天武の歌なんだけど、なんのこっちゃ・・・意味不明の歌として研究者の間有名な歌なんですが、この歌にヒントがあったんです♪ お?メールが入った・・・なになに・・・「洗剤と梅酒買ってこい」?うううう・・・・嫁素盞嗚からの指令じゃ。そうそう、以前にも書いたけど、オールマンブラザースバンドのコピーバンドとして活躍した「アイドルワイルドサウス」。彼らの唯一のアルバム「キープオントラッキン」ネットで見つけちゃいました♪早速今日注文しました。ついでにオールマンブラザースのCDをさらに8枚と、北陸のロックバンド「めんたんぴん」も1枚注文。多分聞けるのは来年だと思うけど、今から楽しみッス♪ 明日はソフトで5年生大会の2回戦だ。来年は君にかかってるぞ! 「アウストラロピテクスよねすけ」んーとね、ボーッとしてたらアカンよ・・・・SEE YOU NEXT TIME  

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