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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Feb 10, 2007
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

素盞嗚少年11歳の時、

駅前の蓮の田んぼを埋め立てて何やらビルができた。

ユニーが核店舗のショッピングセンターでした。

そこにね、実はすがきやが入ってたんです。

ラーメン一杯80円・・・・安ッ!

小遣い握り締めてよく通ったもんで

店長さんともなかよくなって、

「にーちゃんバイトやらんかぎゃー!」

って名古屋弁で言われました。

中学2年になってた素盞嗚少年は

この頃完全に高校生に思われてたんです。

『らーめんタダで喰える・・・』

それだけの理由で約半年バイトしました。

あの頃多分500杯ぐらい喰ったと思います・・・・

そんな想い出のすがきやらーめんも

関東撤退後、

ほとんど喰うこともできずにいたんです。

それが・・・

ついに本場名古屋で喰えた!

万葉集に

「ちはやぶる 金の岬を過ぎぬとも 

 我は忘れじ 志賀の皇神(すめかみ)」

って歌があんだけど、

「我は忘れじ 三河のすがきや」

っちゅー感じです。

しかも楽天で

すがきやラーメンが買えるって情報もいただきました!

買いますぞぉ!

 

えー、いよいよ万葉解説です。

実は若かりし頃の素盞嗚氏は

この万葉集を読んでも、

ちーっともその「良さ」がわからんかったんです。

最近やっとすこしわかってきた。

万葉集ってーのはその表面だけの解釈だと

作者の真意がなかなかわからんのです。

理解のポイントはね、

「いつ」「どこで」「どんな背景で」で詠んだのか・・・

こいつを知ることが大事なんですな。

こいつを間違えると

どんな秀歌もとんでもない愚作に思えちゃう・・・

そんな観点からトップページの歌を解説していきます。

まずは最初の長歌。

天智天皇の作です。

この歌はね、記紀神話には載ってない

大和三山についての古代神話がモチーフになっとります。

岩波本による一般的な解釈は

次のようになってますんで、

解釈を読んでからトップページの長歌を

もう一度読んでみてくんさい。

「香具山は畝火山を男らしく立派だと感じて、

その愛を得ようと耳梨山と競争した。

神代からこうであるらしい。

昔もこのようであったからこそ、

現世でも一人の愛を

二人で争うことがあるものらしい」

さすが岩波、固い解釈です!

んで天智君はこの古代の大和三山の神話を

今の自分とダブらせてるんですね。

性別の違いはあるけど、

香具山と耳梨山を自分と天武に。

そして畝火山を額田ちゃんに。

天智君は

「昔も今も男と女の関係はせつないねぇ・・・」

そう言いたかった。

と今まで解釈されてたんです。

間違いじゃないけど

素盞嗚氏に言わせると

この解釈はまだまだ甘いんですな。

次の反歌の解釈をやってから

素盞嗚解釈をやります♪

 

で、「反歌1」

ちなみに反歌ってーのは、

通例では直前の長歌をまとめたもんだったり、

その続きだったり

ひろがりだったりする歌のことを言います。

この解釈は

「香具山と耳梨山が争った時に、

 立って見に来たっていうのが

 ここ印南国原なんだなぁ」

ここに出てくる印南国原とは何か?

実はさっきの大和三山神話には

続きがあるんです。

え?

記紀に載ってない神話を何で知ってるかって?

これね、播磨国風土記に載ってるんです。

どういうことかってーと、

大和の三人の争い、

これ長歌だけ見ると単なる恋の争いに見えますよね。

ところがこの争いを聞いた

出雲の阿菩の神ってーのが、

仲裁に入るために出雲から

わざわざ大和に向かったって言うんです。

んでその途中に寄った

播磨の印南国原ってことろで

その三つ巴の争いの終結されたことを聞いて、

大和には行かずに出雲に帰った。

そう書いてあるんです。

この話どう思います?

単なる大和の恋争いに

わざわざ出雲の神が仲裁に入る・・・・

んなことないですよね。

その話の真相はね、

大和内における3部族による

深刻な勢力争いだったんじゃないかと思うんです。

それを大和三山に例えて神話にした・・・

まずこれが真相と言って間違いないでしょう。

で、天智君。

彼は播磨の印南国原に行った時に

この神話を思い出して

「あぁ、ここで阿菩ちゃんは引き返したんだなぁ・・・」

そうこの反歌1で詠ったんですな。

この長歌と反歌の解釈、

これで終ったらつまらんですよね。

実はこの2歌にはもっと深い意味があるんです。

長くなったんで続きにします。

メシ喰ってソフトに行かなきゃなんないし♪

ではでは

SEE YOU NEXT TIME






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Last updated  Feb 10, 2007 11:44:08 AM
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