素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

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• 群馬どぇ～す！

  群馬は前橋のホテルから愛を込めて！な～んちゃって、かんちゃって･･･ここんところの、肉体的なハードさと、今日の集中的コンサルティングで、身も心もボロボロ･･･仕事を終えた開放感から、ちっとの酒で、もークラクラ････どーする素盞嗚！続きを書かねば･･･と言いながら冠チューハイ呑みながらＰＣのキーを叩いてます。思考がね、デタラメなんです。すこし仮眠します。明日はのんびりなんで、昨日の続きは夜中にでも書くかね。すんません。関係ないけど、「さけるチーズ」っておいしいね。ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jul 26, 2005

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  スティ－ブガッドと大化の改新前夜４

  なんとなく眉毛を触ってたら、･････何これ？･････長いのがある。おじいちゃん眉毛？いやだぁぁぁぁぁ！もしや、･････耳･･･････まだない、ほっ！年取ったなぁ････でもこの男、年いってさらにいい味出してます。スティーブガッド 最初に聴いたのは２７年ぐらい前かなぁ。今はなきリチャードティとやってたスタッフ。すごかったッスね。で、最近はクラプトンの日本公演で見ました。まー、うまい！このおっさんどーなってんの？しかもいい顔してるでしょ。おじいちゃん眉毛で嘆いてる場合じゃないね。さて、昨日の続きです。山背にしてやられた、九州倭国と蘇我氏。彼らが考えたのは山背天皇を合法的に排除し、新たなる倭国寄りの天皇を作ることだったろう。そこで候補に挙がったのが「田村皇子」。ただ田村皇子は蘇我系の血が入っていない。素盞嗚氏だったらどうするか？田村皇子に、九州倭国のオンナをあてがうことを考えますね。しかも並のオンナじゃダメ。かなり高貴な女性じゃなければ。記録に残っている田村皇子の正室は誰か？宝皇女（タカラノヒメミコ）後に皇極天皇、返り咲いて斉明天皇となった人です。宝皇女は実に不可解な女性なんです。記録では西暦６３０年に舒明天皇（田村皇子）の正室になる、とあるんですが、実は再婚なんですね。用明天皇（厩戸の父親）の孫の高向王 に嫁して、「漢皇子」（アヤノミコ）を生んでる、って書いてあるんです。要するに舒明天皇は子持ちのバツイチを正室に迎えた、ということです。どうですか？素盞嗚氏はどうにも考えられない。高向王ってのは、この記事一箇所しか出てこない、マイナー皇子です。というより、実在も定かでない人物なんです。そんな人物の嫁を娶りますかね？時の天皇が。しかもその時の宝皇女は３０歳代。当時はかなりの高齢です。これは絶対何かある。そう思いませんか?普通考えられるのは、 高貴な人物の側室を下位の者に与える、 これが通例ですね。この類の話はいくらでもあります。とすれば今回のケースはどう解釈するのか？そうです。 高向王は田村皇子（舒明天皇）より高位であった。 もっといえば、高向王は大和の天皇家より上位の人物である。では、それは誰か？九州倭国の天子、これ以外あり得ない。素盞嗚氏はそう確信します。話を整理しますと、山背にしてやられた九州倭国は、時の天子（リカミタフリ）の側室（宝皇女）を山背のライバルとなる田村皇子にあてがって、山背を牽制した。どうですか？我ながらとんでもない仮説だと思うんですが、結構整合性が取れるんです。次回はその整合性の話です。それと謎の人物「漢皇子」について触れます。さー、研修もそろそろ終わります。最後は考査、試験です。素盞嗚氏は試験官。試験官ってーのはなぜか気持ちいいんですよね。で終わったら打ち上げだろうなぁ。なんて思ってたら、急に呑みたくなった！では、ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jul 22, 2005

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• 疲れた・・・

  １８日は３時半起き。子素盞嗚２号のソフトの県大会で小田原までいきました。詳しくはhttp://plaza.rakuten.co.jp/segasakif/で、後日書きます。夕方戻ってから、とんぼ返りで新横浜へ！バンドのレコーディング････やっとさっき帰ってきました。明日は朝１番で静岡。某住設メーカーの依頼で、工務店向けのセミナーです。いつもと違う切り口の内容なんで、自信なし･･･原稿も作ってないし････どーしよ。でも眠い････････なんとかなるだろ････「大丈夫！」おやすみなさい。ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jul 18, 2005

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  ４ビートな夜に飛鳥時代の真実

  男のＤＮＡが騒ぐんです。太古の昔から戦い続けた男の血が騒ぐんです。格闘技、見てるだけで血湧き、肉踊るんですよ。わっかるかなぁ、わかんねーだろうなぁ･･･こんな夜は４ビートに限る････（すんごいこじつけ）ドラマー素盞嗚はやっぱりこの男。アートブレーキー 高校生の時、川崎で見に行きました。いやーぶっ飛びました。チュニジアの夜。もう死んでもいいと思いました。どういうふうに叩いているのかまったくわからなかった･･･さて、昨日の続きです。九州倭国にとってこの時期（６世紀半ば）は、とても大変な時だったと思います。大和（継体）の反逆で天子を殺されるし、中国や朝鮮半島でも不穏な動きがあるし。そんな中、大和に監視役として派遣された蘇我氏の役割は重要だったと考えられますね。大和ととにかく友好関係を築き、九州倭国本国を磐石な体制にしなければならなかったんです。そこで選ばれた蘇我氏は、おそらくただの豪族ではなく、王家の一員だったのではないかと思います。そして倭国きっての穏健派。今後倭国と大和の友好関係を保つため、蘇我氏の取った方策は、婚姻による姻戚関係を構築することだった。まずは天皇家（正確には大王家）ですね。多くの蘇我の女たちを天皇家に嫁がせました。そして最大の火種と考えた物部氏にも同策をとります。物部は九州倭国にとっては不倶戴天の敵ですね。「継体の反乱」の際の軍事大将は物部アラカヒでした。おそらく筑紫の君「磐井」を死に追いやったもこの男でしょう。本来蘇我にとっては物部は抹殺すべき対象でしたが、平和のため断腸の思いで踏みとどまったんです。そして蘇我稲目の長男（馬子）と、当時の大将、物部守屋の妹とを結婚させるんです。これにより表面上平和関係が成立したことでしょうね。幾分小説的になりましたが、日本書紀を読んでみると、この６世紀半ばまでは、その内容は説話が中心なんですが、この頃から急激に「歴史」的になっているんです。蘇我氏によってもたらされた九州倭国の文化によって、大和は大きく開花したんだと考えて間違えないでしょう。あたかも明治維新による文明開化のようなものだったんじゃないでしょうか。磐石な体制を整えたと信じた蘇我でしたが、１点落ち度があった。仏教的体制を敷いたために影が薄くなった氏族がいるんですね。中臣氏です。中臣氏は神を司る役職にありました。仏教が急速に広まることで、中臣氏はドンドン「細く」なっていったんです。「蘇我の世を転覆させたい」おそらくそう考えたはずです。しかし弱小氏族の中臣氏が単独で弓を引くなど考えられない。裏で操る役に回ります。そして操り人形に選ばれたのは、やはり物部氏だった。蘇我と婚姻関係をもったとしても蘇我への反逆の動機は充分ある訳です。中臣は仏教寺院の破壊や放火を行い、その犯人をあたかも物部氏がやったように吹聴した。あり得る話でしょ?この中臣氏は、後に天皇より新たな姓をもらいます。その名も藤原氏！何となくパズルのピースがはまっていく感じがしませんか？そしてついに蘇我・物部の宗教戦争が勃発します。西暦５８０年代後半です。この戦の描写は日本書紀に書かれています。蘇我軍の参戦者は複数書かれているんですが、なぜか物部軍は全く書かれていない。これは日本書紀の編纂に大きくかかわった人物が藤原不比等なんで、「なるほど！」と思えますね。敢えて自らのことを伏せたんでしょう。ご存知のとおりこの戦に、のちに聖徳太子と呼ばれた「厩戸皇子」が１将軍として参戦しています。年齢は１０代半ばです。この戦、今までの歴史観で読むとヘンなんです。なぜか？･･･明日は静岡です。山本ＫＩＤ、生意気だけど、強いねぇ。しびれた！そろそろ４００００HITです。では、ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jul 6, 2005

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  ディープパープルと万葉考４

  たまに聴くと、鳥肌立ちますね。 ディープパープル 中学の時、初めて聴きました。ライブインジャパン。とにかく、ハイウェイスターを聴いて、こんなにスリリングな曲があるのか、と本当に震えましたね。さて、万葉集の続きです。 皇（スメロギ）は神にしませば 天雲の雷（イカヅチ）の上にいほらせるかも オオキミと読まれていたのは、実はスメロギだった。そして雷（イカヅチ）丘は奈良の明日香ではなく、現福岡、筑前の雷山だった。これが、前回に解読したものでした。新たなる解釈で、現代語訳してみます。 代々の王者は、死んでしまって神になって いらっしゃいますから 天雲のかかった、この雷の山の上に 「庵（いおり）」を作っておられます。定説の明日香の地として読むよりは、いいんでしょうが････でもそんなに良い歌？？？？うーん、よくわからん･･･もっと深いものがあるんかな？多分あるんでしょうね。そこでもう一度、この歌に戻ってみました。最後の「いほらせるかも」この意味を考えてみました。庵（いおり）を作っている、って意味ですね。神さまになった、過去の王者が「庵」を作っている････あたかも「人間の住居」のような表現･･･神として祀られているものに対する表現としては、少々違和感を覚えませんか？なぜ、このような表現をしたんだろう？そこで次は、この時代のことを考えてみました。時は７世紀末、まさに白村江の戦いのあとです。この頃の倭国の状況を想像してみました。多くの将兵は百済の海中に没し、筑紫には唐の占領軍が駐留していたでしょう。また庶民の家々は荒れ果て、働き手を失った庶民の生活は、ことごとく荒廃していたんじゃないでしょうか？そのような荒廃した家々の間を通って、人麻呂は雷山に登ったんです。きっと。そこで人麻呂が見たものは、九州倭国の始祖たるニニギノミコトをはじめ、「天神」や「地神」を祀ってあった社だった。それは庶民の荒廃した家々とは大きく違い、きれいに、あたかも庵を結んでいるようだった。この歌の背景には、「民のいほりは荒れ果ててしまったが・・・」の余韻が込められているように思うんです。そう読むことで、この歌の真髄が引き出されるのではないでしょうか？ 「民のいほりは荒れ果てにけり」この命題こそが、この歌の隠された主題であり、人麻呂が訴えたかったことだったんではないでしょうか？誰もが考えなかった解釈です。ひとつの歌に込められた痛烈な思い、１３００年の時を超えて今明らかになったのではないでしょうか。次回はさらにもう一歩深く入り込んでみます。この歌の最終回です。では、明日は埼玉の熊谷です。ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  May 24, 2005

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• だめだー、２

  お酒は止めます・・・呑むと何もできなくなってきた・・・どんなに呑んでも内臓は元気なんだけど、脳が働かないんです。おー脳！なんちって･･･万葉集をやる予定です。キーワードは アマノカグヤマ と オオキミ です。万葉集も改ざんされてます。人麻呂はいったい何者だったんだ！いかん、昨日買ったバードン・・・・もとい、バーボンがもうない。明日はメーカーズマークでも買いますかね。あ、いけね！酒止めるんだった･･･

  May 20, 2005

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• だめだー！

  コメントの返信書こうと思ってたんだけど、ちょっとのバードンで酔っ払った･･･やっぱり疲れてる？ご機嫌なコメントをイッパイもらったのに･･･明日はシャッキっとしなきゃね。あと１杯・・・・ううううううう・・・・・・ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  May 19, 2005

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• 素盞嗚、仕事する！？

  ども、ちょっと前に帰ってきました。そんでもって、今日は・・・・・ バーボン 呑んでます。「アーリー」だけど、やっぱりバーボンはいいねぇ。ウェスタンシャツとＧパンに着替えちゃったりして。万葉集の考察････今日はやめときます。１０時半には寝ないとね。明日もまた４時起きだから。あと･･･ダブルで２杯だけ････きゃーーーーー嫁素盞嗚の目が怖い････ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  May 19, 2005

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• 泣けきた･･･

  金子マリのあと、キッチリ鉄剣のこと書いたのに、どういう訳か、消えてる･･･酔っ払いの素盞嗚氏、２回も記事書けない･･･「佐治天下」のこと書きました。どう書いたか想像してみてくらはい。明日、もう１度書きます。ちなみに明日は練習試合。素盞嗚コーチも審判に早代わりしてがんばりますよー！ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  May 14, 2005

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  金子マリ

  20年以上前ですけど、よく日比田の野音に行ってました。当時のロックバンドのコーラスをよくとってたのが彼女でした。その名、金子マリその後、成瀬や山岸とバックスバニーを結成しましたね。いいバンドでした。金子マリと一緒にコーラスをとってた、おデブのファンキーネーチャン、亀渕ゆか。ちょっと前に話題を集めたニッポン放送の亀渕茶長の妹なんですね。

  May 14, 2005

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• ぎゃーーーーーー！

  ２００００ＨＩＴ、自爆････立ち直れず、リカプリさん、かすり･･･残念立ち直れず･･･おおしかもこれからメシじゃ。日記書けるか･･･呑む量次第。おお旨そなお肉♪ワンピース見ながらメシにしまーす。ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　･･･

  Apr 24, 2005

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  サム＆デイブと倭国王磐井２

  久しぶりに山形に来ています。鶴岡です。サブイ･･･雪が降ってきました･･秋田方面はもっと寒いそうです。tokiさん、さぶいっすか？あんまりサムいんで、今日はこんなの紹介します。 サム＆デイブ もう17年も前ですが、素盞嗚の結婚披露宴の入場テーマがサム＆デイブの「ソウルマン」でした。ソールメーンー、チャラッチャラー　チャラッチャラー素盞嗚氏のにゅーじょーでーす！バカな夫婦です･･･　（いや、アタシだけです）昨日の日記で訂正があります。espacioさん、ご指摘ありがとです。「あがたもりお」の「昭和かれすすき」と書きましたが、「赤色エレジー」の間違えでした。「昭和かれすすき」はさびーしさにーまけた～　　いいえ、世間に　まけた～♪ですよね。前置きが長くなりました。歴史行きます。だまし討ちのようにして、倭国王磐井は御井の地で果てました。継体とアラカヒは当初の予定通り、山口県以東は継体、福岡県以西部はアラカイ、と領土分割をしたのでしょうか？やった形跡ないんですね。おかしいですね。日本書紀を見る限りは大勝利なんですよ。では戦後処理は何がなされたか？書紀に書いています。 筑紫君葛子　父に坐して誅さるるをを恐れ 糟谷屯倉を献じ　死罪を贖はんことを求む 要するに、父の磐井のように殺されるのはいやなんで、糟谷郡にある収穫物を保管している倉庫（屯倉）をあげるから勘弁してネ、そう言ってるんです。で、勘弁しちゃってるみたいなんですね。最初の戦後分割案はどこに行っちゃったんでしょう。敵の総大将磐井を殺したまでは大成功だったはずですね。しかし「ある事情」によって予定は大幅に変更せざるを得なかった、そういうことだったんでしょう。ではその「ある事情」とは何か？･･･宿題です。正解者には ハワイ旅行ペアプレゼント！ ウソです･･･今は庄内空港のカフェにいます。外は雪が舞っています。週末は花見の予定なのに･･･調子狂っちゃいますね。磐井の件は少々深く掘り下げますが、その後少し今話題のＭ＆Ａについての私見を書こうと思っています。本職はファイナンシャルプランナーなんで♪では、ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Mar 30, 2005

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• おはようございます。

  今日は再び滋賀にきました。さぶ～い。昨日の続きは夜書きます。

  Mar 2, 2005

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  イーグルスと景行天皇

  ２日連続の泥酔･･･今日はさすがに呑みたくないっす。で、朝からjackblueさんとクルマで出勤しました。いろいろ聴いたけど、jackさん、イーグルスがお気に入りでしたね。ホテルカリフォルニアを口ずさんでました。 さて、景行天皇の熊襲征伐です。この話しは日本書紀に出てるんですが、古事記にはまったく書いてないんです。なぜせしょう？古事記は７１２年に成立しますが、その８年後に日本書紀が編纂されたんですが、時の大和朝廷は古事記を抹殺しちゃうんですね。資料性格を分析しますと、古事記は、天皇家のみの伝承なのに対し、日本書紀は、外国資料や、国内のさまざまな伝承・資料を活用してるんです。あとで書きますが、熊襲征伐は華々しく大成功するんです。もともと天皇家に伝わっていた伝承であるならば、古事記に書かれないってヘンですよね。九州一円を征服したご先祖の話しを忘れる、そんなことは考えられませんね。では、どういうことなのか？一般的な定説では、『この時代の話しはもともと後世の造作なんだから、適当は話しを作ってはめ込んだだけだよ』と言っています。？？？日本書紀ってそんなにデタラメなの？そんなことないんです。じっくり読んでみると、史実でないことも多いんですが、なぜ「ウソ」を書いたか、その意味が見えてきます。では、熊襲征伐を具体的に検証してみましょう。実に不可解なことが見えてきます。今日は前フリで終えます。このあと少々長くなりそうですから。おー、明日は滋賀に出張だ。日帰り。どこで日記書こか･･･ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Feb 25, 2005

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  「ばくしーしな」思い出その２＆マディ・ウォーターズ

  丸１日寝てました。その間にも書き込みをいただき、感謝感謝です。今日から復帰します。ところでボクのニックネーム「素盞嗚」ですが、先日ゆかりの地でもある島根の人が、この字、読めませんでした。「スサノオ」です。ヤマタノオロチを退治した。是非覚えてください。邪馬台国近畿説の紹介、もうすこしお待ちください。世にも怪しい店「ばくしーし」の伝説にもうすこしお付合いください。　気が付くと、ボクはいつの間にか常連になっていた。注文はいつでも「電気ブラン」と「新鮮な缶詰」。ボクが店に来ると、必ずマディ・ウォーターズをかけてくれた。マスターのポチは、この頃フリージャズに凝っていて、よくオーネット・コールマンを聞いていた。 ある時ポチと二人で飲んでいたとき、「ねえ、トランコパール茶漬けって知ってる？」とポチ。「･･･、トランコパールって精神安定剤だよね。」ポチは「ばくしーし」を開店する前、新宿歌舞伎町の露天で、怪しい商品を売っていたらしい。その時の露天仲間で「ラリ健」という奴がいたという。そのラリ健が、よく食べていたのが、「トランコパール茶漬け」だとか。作り方を教えてくれた。まずはうどんのどんぶりを用意する。トランコパールをどんぶりにいっぱい入れる（約２００錠）そこに「エスエスブロン液Ｗ」を入れる。そして一気に飲む･･･通常トランコパールは１回に２錠の服用だ。エスエスブロン液Ｗもキャップ１杯。この２種類の薬を大量に服用することで、覚醒作用を起こすという。ブロン液に含まれる、塩酸メチルエフェドリンという成分が「やばい」らしい。「ポチィ、それって死んじゃうんじゃない？」「うん、ラリ健はそれで死んじゃったよ。」「･･･」その後ポチは何もなかったように音楽の話をし始めた。違う、絶対違う、こいつおかしい。そう思いつつ、ボクはどんどん深みにはまっていった。次回、「ばくしーし」シリーズの最終回。壮絶な惜別シーンを見逃すな！ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ　

  Jan 30, 2005

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  オールマンブラザースと倭の五王

  今まで何回レコード盤を回したろうか。２枚組のレコードはあっさり溝がなくなって、もう１度同じレコードを買い直した。今はＣＤで聴きまくってます。オールマンブラザースバンドのフィルモアイースト。知ってますか？海賊版のビデオ。ベースのベリー・オークレイはピックで弾いてるんですね。動いてるデユアン、ウィッピンポストでどう弾いてるのかわからなかったフレーズ、やっとわかった。やっぱり、天才ですね。３０年以上前にあんなことしてたなんて。 さて、１８日の続きです。宋書に出てくる倭の五王、讃・珍・済・興・武。どうも大和朝廷の天皇に符号しないみたいです。それをこれまでの学者はどう解釈してきたのでしょう。解説します。まずは五人目の「武」。これは２１代雄略天皇（大泊瀬幼武／オオハッセワカタケル）である、ということは間違いない。と、ほとんどの学者が言っています。だからそれからさかのぼって、「興」は２１代安康（穴穂／アナホ）「済」は２０代允恭（雄朝津間稚子／オアサツマノワクコ）「珍」は１９代反正（瑞歯別／ミズハワケ）「讃」は１８代履中（去来穂別／イサホワケ）に批准しました。ところが問題が起きます。これを再度検証してみると、宋書に書かれている年代と、日本書紀に書かれている年代が、特に「讃」について、年代が合わなくなります。そこで、次に考えられた説（那珂通世氏）は「讃」を１６代仁徳に当てはめることでした。しかしこれでは系図が合わない。この事実に対する学者の言い訳は、宋書では親子と記載されているが、間違えて兄弟にしたのだろう、というように、自分の都合で原文改定をしています。最初に上げた「讃」＝履中説はもっとひどい。年代が合わないことについては、もともと中国史書は当てにならないし、単純に宋書の年代明記は勘違いだと、あっさり過ごしてしまっています。やはり原文改定をしている訳です。文献の原文改定をする際は、厳密な文献批判をする必要があるのですが、それはまったくなされていない。学者にあるまじき展開です。まったくもってひどい！学者のほとんどが認めている「武」＝雄略もその根拠は実に脆弱なんです。やっぱり年代が合わない。２６年以上も。それを、井上光貞氏は「年代的にはだいたい一致するのである」といっています。「目が点になる」を通り越して、「天を仰ぐ」といった感じです。今までの古代史学者の方法論は、自分なりの仮説を立て、それに対する検証を各文献から分析するんですが、自分の仮説に都合が悪いと、文献が間違っている、と言っているんです。まず仮説を立て、それに対して検証する、という方法論は、本来科学的なものですが、検証結果が仮説に合わなくなると、仮説を修正するのが本来ですが、今までの古代史学者は仮説を修正するのではなく、文献資料を曲げてしまうんです。みなさんどう思います。こんなむちゃくちゃな考えで、歴史教科書はできているんです。現役高校生の皆さん、また大学生の皆さん、今の学校の教科書で、倭の五王のことは、どのように書かれているんですか？是非教えてください。さて次回はいよいよ魏志倭人伝です。いろいろな角度から検証してみます。果たしてもう一つの倭国と邪馬台国の関係は？今日は出張先の埼玉県熊谷のホテルからです。朝から３社　地元の工務店を訪問しました。ブログの話しです。みんな興味津々。明日は４社訪問です。これから工務店のＨＰ増えるかも？？ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jan 20, 2005

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  隋書倭国伝とジミ・ヘンドリックス

  左の奥が私です。やっと今会議が終わりました。朝１０：３０から、３本立･･･上の写真は横浜のスタジオで２年前に撮ったものです。３０年近くやっていると皆オッサンですね。さて二つの王朝の話です。一つはご存知大和朝廷、これは今の奈良県ですね。もう一つのアメノタリシヒコがいた王朝はどこにあったのか。そのヒントはやはり隋書に書かれています。隋書には倭国の風景描写も書かれています。ここでは特に阿蘇山のことが書かれています。もしアメノタリシヒコが大和朝廷の王様であれば、描写も琵琶湖や大和三山、またおそらく瀬戸内海を通るでしょうから、瀬戸内海の美しさなどを書きそうなものですが、どっこい、阿蘇山なんです。本州の描写は一切ないんです。勿論断定はできませんが、もう一つの王朝は九州である可能性があると思います。しかも「九州」という名前は、実は中国に由来しており、その意味は天子が統治した領域、ということなんです！だんだん見えてきましたね。どうも７世紀の日本列島には二つの王朝があり、その一つは大和朝廷、そしてもう一つの王朝は九州にあったのではないか。こうなると勘の良い人は、三国志の魏志倭人伝に出てくる邪馬台国を思い出すのではないでしょうか。喧喧諤諤と論議されている、大和説と九州説。さて次回は魏志倭人伝に行く前に、もう一つの中国文献、「宋書」からもうすこし検証してみます。なぜか事務所ではジミ・ヘンドリックスのパープルヘイズが流れています。今日は会議で疲れました。仕事は明日に回して、気のいい仲間と近くの居酒屋でイッパイひっかけてきます。ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

  Jan 17, 2005

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• ハウンドドッグテイラーとアメノタリシヒコ

  今朝中３のせがれをクルマの横に乗せて塾まで送ってやったんですが、その時ハウンドドッグテイラーのデビューアルバムを大音量で聞いてたんです。そしたらせがれが「何コレ、ヘタじゃん」と。わたし「フ、フ、おまえらチュー坊にこのヘタウマはわかるまい、１０年早いワ」と言ってやりました。塾に送り届けた後、一人で聴き直していると、「ん～、やっぱりヘタかも･･･」いかんいかん、ブルースは奥が深いんだ、と言い聞かせて、クラプトンとＢＢキングの「RIDING　WITH　THE　KING」に切り替えてしまった。やっぱりこの２人は落ち着く。ところで、私のSubscibeにある「Hiroshiの”生きるって何だ！？”」さんってご存知ですか？私の仕事仲間で、昨日まで２人で長野・愛知を回ってたんですが、今日の新着でウチのバンドの曲を紹介してくれています。昨日クルマの中で聴いてもらってて結構ウケたみたいです。ありがたいですね。WHOTAってバンドで来年は結成３０周年。盛大なライブを予定してます。前置きが長くなりました。昨日の続きです。隋書に書かれていた倭国の王様アメノタリシヒコは誰なのか。一般に言われている聖徳太子でも、時の天皇である推古でもないとしたら･･･次に考えられたのは推古の次に天皇になった舒明天皇。彼の正式な名前は「息長足日広額／オキナガタラシヒヒロヌカ」（変な名前ですが）これがタリシヒコに似ているから、中国側が間違えたのだろう、という説があります。こうなるともう学問ではないなあ、と私は思います。日本書紀に書かれている舒明と大国隋にタイマンはって外交に挑んだタリシヒコ、全然性格が違うし、舒明が天皇になったのは西暦６４５年で遣隋使を遣わした年と４０年近い差があるのです。こういった説を学者や研究者が真剣に考えているんです。信じられませんね。旧唐書の時にも書きましたが、古代史研究者（特にアカデミック）はまずベースに日本列島の王者は大和朝廷以外ありえない、という発想があるんです。だから中国文献に出てくる倭人のことをすべて大和朝廷の人間にあてはめてしまうんです。そして適当な人物が見つからないと、中国が間違えているとか、誤字がある、また自分の説に都合のいいような無理な解釈をするなどとして文献を改ざんしてしまうんです。信じられないかもしれませんが本当の話です。これについては今後の宋書・三国志でも取り上げたいと思います。さてでは、アメノタリシヒコは誰なのか。答えは大和朝廷の中にいない、少なくとも日本書紀に書かれている中にはいない、ということです。これは何を意味するか、７世紀初めに中国の隋が認めていた倭国の王様は、大和朝廷で書かれた日本書紀の中に出で来ない。もっと言うと大和朝廷は、隋から列島の王者と認められていなかった、ということです。よってアメノタリシヒコは隋が認めていた別の王朝の王様、という帰結にしかならざるを得ないんです。この帰結は、旧唐書に書かれた「倭国」と「日本国」は別々に並列していた、という記事と矛盾しないんです。どうですか、日本は昔２つの国に分かれていた、こんな突拍子もない話がにわかに真実味を帯びてきたのではないですか？ではその国はどこにあったのでしょうか？次回はその場所に迫ってみます。SEE　YOU　NEXT　TIMEいかん、明日の会議資料、まだ作ってないんだ。６時からの飲み会はパスかな･･･

  Jan 16, 2005

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