【銀河ヒッチハイクガイド☆】航海日誌

日曜日の「ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ！］最終話で、木村拓哉扮する操縦士が機内アナウンスで、
「地上はなにかと大変なことになってますけど、空では快適な旅を。」
というシーンがありました。

収録日に戦争がはじまってたかわかりませんが、おそらく急遽（もしかするとアドリブ）
加えたセリフでしょうね。


地上が平和だろうと戦争だろうと、夜空もゆっくりと冬から春にかわっています。


「北斗七星」
冬のオリオン座、秋のカシオペア座とならんで誰でもすぐわかる星座
（正確には星座ではないですが・・）のひとつです。
したがってほかの星や星座を探す基点になってます。
北極星を見つける方法は有名ですね。


「春の大曲線」
北斗七星のひしゃくのえの部分をそのままずーと伸ばしてください。
そのカーブの途中でオレンジ色の1等星にぶつかります。
牛飼い座の「アークトゥルス」です。さらに伸ばすと、純白の一等星があります。
名前はとても有名な乙女座の「スピカ」。


「スピカ」
乙女座の一等星スピカは名前のとおりとてもきれいな星です。

星の明るさを～等星という言い方で表すのをご存知だと思いますが、
その基準になっているのがこの「スピカ」なんですね。


「春の大三角形」
「アークトゥルス」と「スピカ」、それにしし座の「デネボラ」（2等星）を結ぶと
ほぼ正三角形ができます。「春の大三角形」です。
しし座は今ごろちょうど真上あたりに見えます。デネボラはちょうどししのお尻あたり。
前足にあたる明るい一等星が「レグルス」。


「春のダイヤモンド」
春の大三角形はさらにりょうけん座のコル・カロリー（3等星）を加えた四辺で
「春のダイヤモンド」を形作っています。

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『ほんとに地上では、なにかと大変ですが、今宵は素敵な春の夜空の旅を。。。
機長のbluewillでした。..コックピットより愛を込めて。』