オホーツク紀行
・なぜ北海道に旅行に行ったのか?詳しくは
こちらの日記に書いてあります。
・コメントはゲームをプレイした人でないとわからない表現が多いと思われます。
【1日目】釧路空港→屈斜路湖

10月22日午後2時、釧路空港到着。ヤマベ部長の出迎えはなかったものの生まれて初めて北海道の地を踏んだ記念すべき瞬間。ここから4泊5日道東の旅が始まる。

屈斜路湖に到着。湖に飛び出たこの半島が和琴半島であり、ここら辺一帯の温泉場を和琴温泉という。ゲーム内では「わごと」となっていたが、実は「わこと」が正しい。
写真左隅に写っているのは露天風呂の脱衣所で、実際は看板、湖、売店はゲームのような位置関係でない。

獣道のような所を歩いて行くとその奥に公衆浴場がある。朝の9時だったからというわけではないがやはりめぐみはいなかった・・・が、混浴というのは本当である。
ちなみに足拭きマットはあったもののくずかごは実在しなかった。
【2日目】摩周湖→阿寒湖

ゲーム中でも印象深い摩周湖。「霧の摩周湖」として有名だが、行ったのが10月という事もあって幸運にも霧は全くなかった。しかも天候にも恵まれ今回の旅行中最高のスポットとなった。定番だがやはりまきことめぐみには出会えなかった・・・
ゲーム中に出てくる有料双眼鏡は実在しない。しかも第1展望台駐車場は有料である(410円)

マリモで有名な阿寒湖に到着。屈斜路湖にあるのがマリゴケで本家マリモはこちらの阿寒湖。マリモ展示観察センターは湖内の孤島にあるので有料の遊覧船(高速船やモーターボートもある)に乗って行かなければ行けないにも関わらず別途入場料400円がかかる。
ちなみにまりも屋という旅館は実在しない。
【3日目】トドワラ→知床五湖→ウトロ港

まさに木の墓場。野付半島の駐車場から800m歩いてようやくたどり着くのがトドワラ入り口。そこから更に木で出来た遊歩道を数分歩かないとこの地までは来られない。ちなみに我々が行った時は遊歩道が壊れていて立入禁止だった(が、当然のごとく強行突破)

今では世界遺産に認定された知床。半島全体が世界遺産なのだがその一部である知床五湖はなかなかの観光名所でバスが何台も立ち寄っている。ちなみに駐車場は有料(410円)。
五湖というくらいだから湖が5つあるのだが全てを見てまわるコースは90分もかかる。今回は5湖全てで撮影しながらも頑張ったら60分でまわれた。野生のキタキツネにも出会えた。

ゲーム中でもさほど重要なポジションは占めないウトロ港。着いたのが夕方だったためやや暗い。ゲームの絵のような大型フェリーも実在するのだが今回はたまたま見られなかった。
当たり前だが船員にカメラは壊されなかった
【4日目】北浜駅→網走刑務所→紋別公園内殉職者慰霊碑

北浜駅。ゲームが作られた当時はわからないが現在は無人駅。しかも無人駅なのに以前はレストランがあったのだがこれも現在は閉店。さすがにこんな所に観光客は来ないだろうと思っていたらバスが横付けして中国人の団体が駅内に入ってきて見学していた。全くを持って謎。

かの有名な網走刑務所。即売所は実在するがゲーム中の絵のような位置関係ではない。道内のありとあらゆる土産物はどこに行っても大抵買えるが、今回の私の最大の目的であるニポポ人形に限ってはどうあってもここでしか買えない。超A級レア土産なので必ず抑えておきたい逸品。

本当に実在した港湾殉職者慰霊碑。これほどそのまんまだとさすがに感動する。しかし実際はテトラポットの向こうに海を見ることは不可能なのだが、この上にある展望台からの眺めは最高なのでついつい書きたくなってしまう気持ちは分かる。
【旅を終えて】
実際にはもっと多くの「オホーツクに消ゆ」撮影スポットがあったのだが、スケジュールや天候の都合で撮影できなかった物が多々あった。しかし今回の旅行でもっとも重要視したのはニポポ人形の購入と晴れた摩周湖を見たいという2点だったので両方とも満たせたことで大変満足しています。今回は道東のみの移動に絞って夕張・札幌・小樽などは断念したのだがいずれ機会があったら是非行ってみたいです。
19年の時を越えてもまだ尚私の心の中で「オホーツクに消ゆ」はファミコン史上最高傑作として生き続けているのである。