テーマ:DVD映画鑑賞(13597)
カテゴリ:日本映画 1930~2000
核兵器の恐怖で、どんどん正気を失ってゆく
中島(三船)は、生きものの本能で行動していた。 彼は、極端だけど間違ってはいないと思う。 危険を察知し、核の恐怖から逃れるために、 ブラジルへの移住を実行に移そうとしただけだ。 ただ、家族全員で、社員や周りの人たち全員でと 背負い込んだところに家父長制の匂いを感じた。 (今の人なら、自分だけで移住すると思う。) 周りの人の心情も、強く伝わる人間ドラマで、 どうしていいのか分からない家族にも共感した。 エネルギッシュな老け役をした三船敏郎が強烈な インパクトを残す、考えさせられる映画だった。 (1955年/日本) * * * * * お友だちの映画満足度 * * * * * バラクーダさん・・★★★★ ◇バラクーダさん 「日本に、いい役者さんはたくさんいるけど、 三船敏郎さんは存在感があってすごいと思う・・」 ◇ 黒澤明監督の映画 ~ 感想はこちら♪ ◆ HPランキング こぶたのべイブウ映画日記トップへ 俳優 監督 検索・DVD検索・楽天トップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 22, 2007 12:57:09 AM
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