テーマ:DVD映画鑑賞(13596)
カテゴリ:ドラマ・青春
ある老人が、認知症でボケてしまうんです。
今まで、どんなに愛していた相手も、大切だと思っていた 子供たちのことも、誰が誰だか分らなくなってしまうんです。 私だって、今は元気だけど、いつ認知症になるか分りません。 あの老人の姿は、とても他人事と思えず、切なかったです。 でも、認知症の老人を支える家族の優しさや、ロバートが、 「ボケても同じ相手に恋をする」のが素敵だと思いました。 結婚して、何十年も過ごした後、ボケて、また同じ相手に。 少年の頃のようなときめきを持って、また恋をするんです。 そして、年老いた妻も「愛してるわ」と心から言えるのです。 思いやりや、いつくしみがあり、理想の夫婦と思いました。 認知症の老人がいて、とても大変なのだけど、孤独死とは 縁がなさそうな愛情で結ばれた家族に幸せを感じました。 自分の意思とは関係なく、相手のことが分らなくなる日が 来るって、身近にそういう人がいたので切なかったです。 (2008年/アメリカ) * * * * * * * * * * お友だちの映画満足度 * * * * * * * * * * バラクーダさん・・★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
そういう現実的な問題を見せられると、映画とはいえ辛い気持ちになりますね。 それでも映画の中の老人は、例え愛していた相手の事を忘れても同じ相手に恋して愛するのですね。人からにじみ出る優しさや愛情は、永遠に伝わり続けるものという事ですね。とても良い映画だと思います。 (February 4, 2012 12:53:19 AM)
いい映画ですね。自分の老いを受け入れている人ほどグッと来るんじゃないかなと思いました。
この映画のニコラス・ファクラー監督ったら、「やさしい嘘と贈り物」の脚本を17歳のとき書いたらしくて。とてもびっくりしました。 17歳のころのわたしは、自分が何を言っているのか分っていないような子供で、バカな行動をたくさんしていたから。 この監督の次回作がとても楽しみになりました。 (February 5, 2012 04:59:35 PM) |
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