2012/11/03(土)18:29
子どもたちを放射能から守るために
子どもたちを放射能から守るために
チェルノブイリ原発事故被災地で、五年半に渡り
医療支援活動なさった医師・菅谷昭先生の本です。
「チェルノブイリの汚染地域では、この25年間に
さまざまな病気が問題になってきました。
小児甲状腺がんとは違って『事故によるもの』とは
認められていませんが、風邪をひきやすったり、
疲れやすかったり、貧血があったりと、免疫機能に
かかわる体調の悪さを訴える人が多くいます。
また、白血病や肺がん、さまざまな先天性障害
(奇形児など)も増加したと言われています。」
「自分たちが汚染される可能性があると思ったら、
まず逃げてください。
最悪の事態が起きた場合は、海外へ逃げる。
それが無理なら、国内の西のほうへ逃げましょう。
外部被ばくであろうと、内部被ばくであろうと、
身を守るいちばんの方法は、汚染されていない
地域に逃げることです。」
ベラルーシで、たくさんの患者さんを診てきた
菅谷先生が、「海外へ逃げる」と書かれていて、
それぐらい原発事故は大変なのだと思いました。
薄くて、すぐに読める本ですが参考になりました。
先生の言葉を忘れないで生活していきたいです。
今日のウォーキング 10844歩