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2005.10.09
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カテゴリ:野球
・ルノー 
 雨に翻弄され、後方に沈んだ現チャンピオン・アロンソ。
 「抜きにくい鈴鹿」ということもあり、今回のレースは
 「おやすみ」になるかと思いきや、持てる力の全てを
 出し切り、アロンソの実力というものを、天下に知らしめた
 今回のレースであったように思います。

 スタート直後の琢磨、そしてモントーヤのアクシデントの
 間隙を突いて、オープニングラップで8位まで浮上した
 アロンソ。
 7位を行くミハエルと激しいバトルを繰り広げます。
 そして、衝撃のシーンは、20周目に訪れました。

 5番手争いとなっていたこの周回。
 それまでにも、シケインやホームストレートなど
 鈴鹿での数少ない「抜きどころ」で、丁々発止の攻防を
 繰り広げていた2台でした。
 しかし、絶妙のブロックラインをミハエルが押さえることで、
 アロンソは攻めながらも抜ききれないジレンマに陥っているように
 見えていました。
 
 しかし、そう見えていたのは「素人」だけだったようです。
 ヘアピンの立ち上がりからスプーンカーブ。
 スピードに乗ったアロンソは、バックストレートで
 ミハエルのスリップに入ります。
 しかし「ストレートの距離が足りない!」と思った瞬間、
 そのままのスピードで130Rに突っ込むと、
 アウトから一気にミハエルをパスして行ったのです!

 ミハエルが、ここまで一方的なオーバーテイクを許したのは
 僕の記憶では、ハッキネンにスパで、周回遅れのゾンタと
 併せて、一気にかわされたシーン以来ではないかと思います。
 それほど見事なオーバーテイクシーンであったと思います。
 
 アロンソはこの後、ピットストップの関係で、再び前に出られた
 ミハエルを、32周目の1コーナ手前で、再びオーバーテイク
 していきました。

 ミハエルとの世代交代云々を問う声が、またぞろ沸き起こるとは
 思いますが、冷静に考えれば、ドライバ-の腕で勝負できる
 次元ではなく、昨年まで圧倒的な速さを誇ってきたフェラーリ
 という車が、完全に置いていかれたことを証明するシーンで
 あったように思えます。
 
 一方、重めの燃料搭載量ながら、予選3番手を勝ち取った
 ことにより、一躍優勝候補に浮上したのがフィジケラでした。
 ポールスタートのラルフが、3回ストップを選択したことにより、
 レース序盤で「トラブルさえなければ優勝」というポジションに
 付くと、順調に周回を重ね、優勝に手の届くところまで 
 レースを運んできました。
 しかし、そこに後方からの猛追を見せるライコネンが
 迫ってきました。


・ライコネン 
 序盤にモントーヤをアクシデントで失い、コンストラクター争いでは
 不利な状況に陥ったマクラーレン。
 しかし、頼みの綱のライコネンも、昨日の天候の悪戯で後方に
 沈んでおり、「入賞できれば上出来」とも言えるポジションからの
 スタートでした。

 しかし、レース展開が序盤に波乱含みであったこともあり、
 レース中盤では、ミハエル・アロンソの5番手争いに次ぐ
 ポジションに、その位置を上げてきました。

 2回目のピットストップの直前には、2位争いに浮上。
 そして、最後のピットストップを終えると、1周1秒近いペースで
 トップを走るフィジケラに迫っていきます。
 
 あっという間にフィジケラに対して、1秒以内のポジションにまで
 詰め寄ったライコネンですが、そこはフィジケラも
 容易にポジションを譲りません。
 残り3周、息詰まる攻防が続きます。

 130Rを圧倒的な速さで駆け抜けるライコネン。
 しかしブロックラインは押さえるフィジケラ。
 残り1周となるシケインを立ち上がり、2台はファイナルラップへ
 飛び込んでいきます。

 ファイナルラップのホームストレート。
 圧倒的な速さでルノーの青いマシンに迫るシルバーアロー。
 その軌跡は、1コーナで遂にルノーを捉えます。
 必死に抵抗するフィジケラ。
 オンボードカメラで見ると、2台のフロントタイヤが
 ぶつかり合っているのがはっきりとわかります。
 しかし、その争いを力強く制すると、鈴鹿のS字コーナーへ
 先に進入したのは、ライコネンが駆るマクラーレンでした。

 ライコネン、最終周でトップを奪い優勝!
 
 昨日の予選が、天候の悪戯による「演出」で彩られたのに対し、
 秋空の下で行なわれた決勝は、まさに世界一の自動車レースに
 相応しい、力と力、速さと速さがぶつかり合う、
 素晴らしいレースであったと思います。





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Last updated  2005.10.09 20:13:22
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