やはり特異日かなぁ、いやそうでもなかったみたい
♬ あの日ローマで眺めた月が 今じゃ都の空照らす 4年経ったらまた会いましょうと 固い約束夢じゃない。 1964年の今日、10月10日、第18回東京オリンピック競技大会の開会式があったことは、1つ前の記事でもふれましたが、東京の1つ前の大会はローマ。そのローマの空に月が出ていて、それを眺めながら4年経ったら東京で会いましょうね、そんなのりでつくられた『東京五輪音頭』が歌われました(実際、小学校で、歌ったり、運動会で踊ったりしました)。 今晩の満月は、そんなことを思い出させてくれるお月さまでありました。 今日の天気は、前半は曇りで時折雨のそらもようでした。それが、午後になると少しずつ青空が出て、夜になって雲がところどころあるものの、旧9月15日の月を見ることができました。 ここでまた、「10月10日は晴れの特異日」みたいなことを思いだし、ちょっと調べてみました。調べたといっても、ググっただけですけど。 ここで紹介したい答えは、『ウィキペディア』の記事。「10月10日は統計的に晴れが多い日とは言いがたい・・・」が答えでした。 では、なぜ東京オリンピックの開会式と晴れの特異日が結びついた話がでたのか。その開催準備の中で JOCから気象庁に「絶対に晴れる日」の照会があって、いろいろな経過の中で、この日に決まったようです。それで、この日の開会式のTV中継で NHKのアナウンサーが「世界中の青空を集めたような」として、とてもよいお天気になったことをうたっていました。 そいういえば、F16によるブルーインパルスが、東京上空に大きく描いたオリンピックマークは、青空のキャンバスだからこそバエたんだろうと・・・。 このことがおそらく「特異日」説をつくりだしてしまったのかもしれません。 今晩のきれいな月を眺めていて、そんなことを想いました。