ベイビー＊ミラノ　ヴィンタージュ２００５

昨日、Part 3までアップした所で、疲れてしまい、最後のPart 4を、今日に持ち越してしまいました。

夕食用に、夫は、２本のイタリアワインを選んでいました。「今日は、どうあっても、フランスワインを飲む訳にはいかないからね。」と夫。フリウリの白、テーラアルタ（２００４年）とトスカーナの赤、フレッチャネッラ（２０００年）です。

フレッチャネッラは、夫が師と仰ぐ、ソムリエイタリアチャンピオンから、「飲んでごらん。」と贈られたもの。スーパータスカンですが、サンジョヴェーゼ１００％ですから、今日の趣旨には、ぴったりです。（スーパータスカンは、イタリアのぶどう品種サンジョヴェーゼとフランス、ボルドーで有名なカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを混ぜて作られている物が多いのです。）

両ワインとも、本サイト「イタリアワイン＆グルメ　ボビー＊ミラノ」内のワインテイスティングリストで、紹介する予定なので、ここでは少ししか触れませんが、両方とも満足行くワインでした。




テーラアルタ。

グレープフルーツ、ツゲの香りに、徐々に、アカシア、金柑、
アニスの香り、最後にスモークの香りが・・・。




フレッチャネッロ。

フルーティーなワイン。特に、熟した黒イチゴ、
チェリーの香りが顕著。クローブ、チョコレート、タバコの香りも。


夫は、イタリア国歌の演奏と共に、デカンタージュを始め、イタリアが優勝を決めてからは、「このワインが勝利をもたらしたんだ。何ていったって、サンジョヴェーゼ１００％なんだから。このワインの点数は、１００点！」とプロらしからぬ発言をしたのでした。

イタリアが勝った瞬間から、街は、大騒ぎになりました。クラクションの音や叫び声、我が夫も窓から「Campione del mondo!（世界チャンピオン）」と何度も叫ぶし（恥）、大通りに向けて、イタリア国旗を掲げた人達がどんどん歩いて行きます。窓から見ていると、大通りは大混雑で、発炎筒も炊かれている様でした。

大騒ぎは何時まで続いていたのでしょう？午前２時半の時点では、相変わらずでしたが、私は、その後眠ってしまったので、騒ぎがいつ治まったのかは、わかりませんでした。

夫が、息子に言いました。「すごいな～。お前は、1歳にして、世界チャンピオンだぞ。初めてのワールドカップで優勝なんて、何てラッキーなんだ。」