アメリカ横断の旅をしたことは、前にも買いたんだけど、その途中で一泊だけしたミズーリ州Rollaって町のこと。

ミズーリってのはアメリカの地図でいえば真ん中よりちょっと右よりで、緯度的には真ん中あたり。

ミズーリは、南部っていう扱いにはならないと思うけど、でもアメリカのシンボル「人種のルツボ」とはちょっとかけ離れてる場所だったりする。

そんな事なんて知らないし、なにしろでの移動だから、高速道路を下りたすぐの所にホテルにチェックインして、お腹が空いたからすぐ隣にあったレストランに行ってみた

ものすごーく視線を感じた。

Rollaってところがたまたま老人人口が多い町なのか、ミズーリ州ってとこが、少なくてもそのRollaっていう町はアジア人っつーものをみた事がないのか知らないけど、

とにかくアタシのことをジロジロ。珍しい生き物を見るようにジロジロ。

アタシをジロったら、お口をあけたまま夫を見て、それから息子をジロって、

そして再びアタシをジロジロ見る

かなり不快だったから、さっさと食べてさっさと退散したわけなんだけど、

翌日の朝、ジロジロの意味がよーやく分かった。

次の日の朝はホテルの近所にある朝食を食べれるダイナーみたいな事にいったら、働いてるウェイトレスがアジア人だった。でも彼女はジャパニーズじゃなくタイからやってきた人だったんだけど、

彼女は

「あんた、どこの国か知らないけど、ここらへんはアジア人いないから、よそ者だってすぐに分かる。

Rollaにいるアジア人っていえば、清掃員かウェイトレスぐらいしかいないからね。」

もしかして、Rollaでは、アジア人＝メイド　ってステレオタイプだったりするわけ？？

SONYとかTOYOTAとか世界に誇れるブランドを作ってるジャパンも、売春で成り立ってたりする東南アジアも、みーんなひっくるめてアジア。らしい。

同じアメリカといっても、こーいう場所に住んだら、アジア人に将来はないかもしれない。