2007/04/18(水)18:19
私のカイロプラクティックの源流
去る4/13(金)にサッポロファクトリーのレンガ館3F 札幌市写真ライブラリーで
「ひとはその河を二度渡らない。」村井 亮 写真展を見に行きました。
内容はインド、ネパール、タイ、ラオス、ミャンマーなど
河と人、動物、建物、街の風景を撮った作品が展示してありました。
河を中心とした人々の暮らしのが良く見えます。
感慨深く拝見した後、村井氏に挨拶のため少しばかり話をして帰って参りました。
4/15(日)で終了していますので、関心のある方は、
ホームページmuraism.comをご覧下さい。
この村井氏は私の母の従弟に当たる人で、
話の中で東京にいる時によくカイロの治療に通っていたと話されており、
私がカイロの治療師であることは聞いていたようでした。
更に彼の母親は30年以上もカイロのお世話になっているのでした。
村井氏の母親は私からすると母方の大叔母になります。
実は私が初めてカイロを知ったきっかけは、この大叔母なのです。
子供の頃私はひどい喘息持ちで少しでも良くなればと
私の母に紹介してくれたからなのです。
当時まだ札幌いや北海道でも草分け的なカイロをやっている
田近指圧治療院に2時間近くバスを乗り継いで通っていました。
そこの治療院は朝から晩までずっと混んでいて、
待合室でも1時間ぐらいはゆうに待たされたと記憶しています。
治療の内容は、先ずローラにのって脊柱を全体をほぐします。
次に全身のマッサージ、その後ブロックを使った矯正、
最後に高周波治療器をあてて終了となりました。
終わったあと「背骨が真っ直ぐになるってこんな感じなんだ!!」と
驚きの感覚がありました。
そこで初めて体験したカイロのテクニックがSOT(仙骨後頭骨テクニック)、
今私が行っている整顔コースは
実はこのテクニックを基本に応用して独自に組み立てたものなのです。
後で思い返したときここが私のカイロの出発点だったのです。
この治療院では親子2人でされており、当時東京で勉強されていた
もう一人息子さんの先生からも施術を受けたことがありました。
この息子さんの先生とは二十数年後、SOT(仙骨後頭骨テクニック)の
セミナーで再会する事になりました。
私のことはあまり覚えていないようでしたが、
大叔母の話しをすると思い出してくれていたようでした。
もし大叔母が紹介してくれなかったら、
今私はカイロの治療師にはなっていなかったでしょう。
現在カイロを志してから10年が経ちました。
小川ボティバランスオフィスを立ち上げて5年、
整顔コースを始めてから4年半、
今年4月から小さなセミナーをスタートしました。
村井氏の大河の写真を見て思いました。
大河の流れもその源流は山深い小さな"小川"から創まると。