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2007.06.17
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ドイツ人ロルファーでもありリサーチャーでもあるRobert Schleipのリサーチ記事より抜粋。

手根管症候群と反復性ストレス疾患Siana Goodwin, 公認アドバンスロルファー

Siana Goodwinは1980年に公認ロルファーになり、1983年にアドバンスロルファー、1997年にロルフムーブメントプラクティショナーになりました。1992年から1998年にかけて、彼女は世界の大きな補聴器製造会社の1つであるスターキーラボラトリーInc.において、反復性ストレス疾患の軽減と予防をするコンサルタントとしてロルフィングを行っていました。全米そしてブラジルにおいて、肩複合体や腕の問題への彼女のアプローチ法を教え、今現在もアメリカのミネソタ州でロルフィングワークをしています。

私がスターキーラボラトリーでロルフィングを始めた時、手根管症候群に対してとても限られた見解しかありませんでした。多くの人が考えるように私も手根管症候群は正中神経がもっとももろい手首のみに問題の全てがあると考えていました。ロルフィングを続け、さらに勉強するにつれて、手根管症候群や他の反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の様々な異なる要因を見つけました。

(中略)手根管症候群の特有のコンディションは正中神経の活動の衝突です。手根管症候群の有無は神経の種々の刺激の伝達力を決める筋電図検査によって確認されます。神経の衝突は手の痛みやしびれ、そしてそれだけではなく手の存在筋、特に屈筋とそれとは反対の親指の筋肉の衰えも見られます。手根管症候群のひどいケースでは筋肉の萎縮もみられます。

しかし、中には手根管症候群の攻撃を先行できる状況もあり、これらもまた痛みや無感覚の症状を生み出します。通常それらは血液を制限してしまう長期に渡る筋緊張によって起こります。血流が制限される時、筋肉や神経が、修復に必要な栄養を受け取れないだけでなく、通常の筋機能からうまれる代謝産物の移動も制限されます。そのまわりの組織にうまれる水腫(浮腫)もその辺りの圧や緊張を高めてしまいます。多くの反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の問題は、緊張→血流制限→水腫→そしてそのうちシビアな問題へと導いてしまうさらなる動きの制限、というサイクルの中で発生します。

反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の問題を生み出す筋緊張は、反復性の動きや精神的ストレスによる体と感情に影響する出来事によって起こります。私の経験では、すでに神経が傷つけられていたり、手根管症候群が完全に発展している場合、どのようなボディーワークも直接的にその症状を軽減するかということに関しては、最小限の助けにしかなりません。しかし、反復性ストレス疾患(腱鞘炎)等を引き起こす小さな怪我の長期にわたる繰り返しの中では、緊張や水腫を減らし、血流を高め、反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の症状を軽くする異なる動きを促進することにおいて、ボディーワークは多大なる助けとなるでしょう。

ロルフィングは、この種のワークに対し特に優れています。なぜならロルフィングはただの症状の軽減の為だけにワークするのではなく、ロルフィングの重要視するところは動きの癖(パターン)や体全体の緊張を改善するところにあるからです。



※この記事はBODY BY ROLFINGによって翻訳されました。





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最終更新日  2007.06.18 00:37:36



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