2011/04/12(火)13:45
演出のこと
改めて、
先日の中野サンプラザの公演を見た時の感想。
佐々木さんから予め、
「演出をこんな風にしたい」ということは聞いていたけど、
ボクは仕事でゲネには参加できなかったので
全体像が想像つかなかった。
本番当日、
リハが終わって、
出番まで本番を裏舞台から見ることにした。
なんと、
オープニングが、
プロレスの乱入シーン!
「え、マスク?」
アイドル6人がデストロイヤー風のマスクをかぶって、
チェーンや竹刀を持ち出して暴れまくる!
「危ないから下がってください!」
とMCケイさんの重厚な声が響く。
しかも、
その勢いで全員がマスクをしたまま一曲を元気いっぱいに歌いきった!
前代未聞だ。
す、凄いっ!
その瞬間、
思わずジーンと感動して
鳥肌が立った。。。
1曲が終わるとマスクを勢いよく脱いで2曲目に。
公演は1部と2部の構成に別れ、
1部はバラエティ色が強く、2部の方が歌のシーンが多かったが、
突然、本物の武藤さんが登場するシーンには度肝を抜かれた方も多かっただろう。
笑顔を見せることが仕事のアイドルにとって、
商品の顔をマスクで隠すなんて通常なら事務所NGだが、
佐々木さんの演出に信頼を置いているからこそ実現したと思う。
もちろん、
ももクロのメンバー6人がとても良い子達で
誰もが疑問を持つことなく素直に演じてくれたのも大きい。
皆、宝石のように輝いて見えた。
昨日の新聞にも
演出の良さが紹介されていた。
アイドルのコンサートでプロレス風の演出で成立させるアイディア、
こんな冒険は佐々木さんしかできないだろうなぁ。
ボクの立場からすると、
佐々木さんの演出に思い入れがあったので
その感動を忘れないうちに書いておこうを思った。