カテゴリ:自分に喝
デジカメで商品の写真を撮りました。チラシを作ろうと思います。なかなかうまく撮れません。雑誌やパンフに載っている写真はどうしてあんなにきれいなんでしょうかねえ?プロは、実に光を上手に使うんですよね。
ところで、光には影がつきもの。表と裏、善と悪、光と影、何れも人間って両方を持っていると思いませんか? そして、人間は意識的に片方だけを見せようとしてるような気がします。もう一方は見ないようにしていると言ったほうが正解かな? 性格は暗いよりも、明るい方がいい。行いはいつも清く正しく、悪いことは考えてもいけない。いつも前向きでいること、弱音は吐くな。 また、こんな風に書いている本も読んだことがあります。「人間は、いつも光の方を向いているべきで、影は本来存在しないものだから、見てはいけない」果たしてそんな生き方が、自分にとって幸せなのかな?と思います。 いくら否定してみても、光があれば影ができるというのは、紛れもない事実なんですよね。私は、人間はいつもいつも光の方を向いていられるほど強い生き物ではないと思っています。時には、自分の影の方を向いてしまうことがあるんです。自分が失敗してしまった時や、誰かに嫉妬や妬みの気持ちを持った時。また、誘惑に負けたり、つい魔が差して悪いことをしてしまった時などです。そんなとき、その影も自分の一部なのだと思えると、私はその影を充分味わい、そしてまた光の方へ向かうことができます。 影を否定するということは、自分を否定することにもなるんじゃないのかなあ。私自身のいいところと同じように嫌なところだって、強いところと同じように弱いところだって、みんな私の一部であることには変わりないんですよね。この影は間違いなく、私の影なんだよな。よーく見れば、ちゃんと私の姿を映しだしているんです。自分の気づかなかったところまで、ちゃんと見せてくれているんです。 ゆっくりと自分の影を見て納得したら、また元気いっぱいで光に向かって歩き出すことができるような気がします。 “重いコートを脱ぎ捨てなければ、歩けないような、そんな気がして・・・♪”アリス・秋止符ヨリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.28 00:01:11
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