カテゴリ:映画・ドラマ
今週は、毎日二本づつ『ゴジラシリーズ』が放映される。めちゃくちゃ楽しみだ。全部録画しなくっちゃ。
今日の放映は、記念すべき第一作。1954年製作だ。もちろん見るのは初めて。まだ、私は物心がついていない、ヨチヨチ歩きを始めたころ、ゴジラは生まれた。 主演は宝田明、いやあ、若いこと若いこと。志村喬は元々老け顔だったんだね。 ゴジラに必ず破壊される象徴である、東京タワーはまだ無い。そのかわり、テレビ塔が破壊されていた。ゴジラは塔が好きなようだ。ラジオで、ゴジラのニュースを流している。ラジオのブランドを見ると、オンキョー製品だ。最近の作品はSONY製品がよく出る。オンキョーもソニーも会社設立は同じ年だったと思うが、当時はオンキョーの方が売れていたのだろうか。時代の移ろいをこんなところにも見ることが出来る。 羽田国際空港には、パンナム機が着陸しています。かつて世界中に翼を広げたメガキャリアでした。私は、パンナム機で、ニューヨークへ行くのを夢見ていました。そのアメリカ合衆国を代表する企業、パンアメリカン航空は、後年、経営不振でユナイテッド航空へ太平洋線を売却することとなります。しかし経営は立ち直らず、とうとう倒産してしまい、現在はその世界ブランドは無くなってしまいました。ここにも、時代の流れの非常さが。 ゴジラを迎え撃つのは、自衛隊である。ところで当時、自衛隊ってあったの? 自衛隊の前身は、1950年に組織された警察予備隊だったよね。調べてみると、このゴジラ第一作が公開された年に自衛隊法が施行され、自衛隊(防衛庁)が成立したとある。この映画の製作に取り掛かったころは、まだ『警察予備隊』だったのだろうか。そうすると、ゴジラに立ち向かったのは、警察予備隊ということになるのかな?うーん、ビミョー。 ゴジラ登場のBGMは、今と同じ 「ジャジャジャン ジャジャジャン ジャジャジャジャジャジャジャジャジャン♪」だった。いいねえ。変わらないものもあるんだ。 このゴジラ、シリーズ化するつもりは無かったと見える。だって、ゴジラの最期は、オキシデストロイヤーという機械で、骨だけになってしまったんだから。それが、思った以上の大ヒットで、第二作目を企画することとなり、シリーズ化していくのだが、第二作には、どうつじつまを合わせ、ゴジラを登場させたのだろうか。非常に気になるところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・ドラマ] カテゴリの最新記事
|
|