boggyの日記

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• 東京国際女子マラソンで高橋選手復活

  高橋尚子選手がトップでゴールしました。思わず涙が出てしまいました。高橋選手の優勝インタヴューもすばらしい。顔晴り続けた彼女らしい言葉で喜びを語っています。二年前の同じ東京マラソンで、二位に終わり、屈辱のオリンピック代表落ち。その時から、時間が止まったままになっていたと言います。暗闇の中を彷徨っていたとも。だけど、目標を持つことの大切さ、そして、それに向って歩き出すことで立ち直れたと言っています。いやな出来事が起きた同じ舞台で確かな結果を出し、いいイメージに変えることが目標だったと。彼女は私たちにメッセージを発してくれました。「今、暗闇の中にいる人は、どんな小さなことでも良い、目標を持ってください。目標を持てば光が見えてきます」確かに受け取りました。私も、自分で書いた未来地図にしたがい、しっかりと目標を見失わないよう顔晴っていきます。高橋尚子さん、感動をありがとう。高橋さんのコメントに『チームＱ』の仲間に対する感謝の言葉が何度も出てきます。彼女にとって、『チームＱ』のメンバーは同志なんですね。事をなすためには、同志・原則・システムが必要です。それが縁として自分に働きかけ、自分の因と相俟って、目標達成という果報が得られます。同志を創り、どう関わっていくか、大変重要なことですね。最近、新しい出会いが多いです。枕草子に『遠くて近きもの。極楽、船の道、人の仲』と清少納言が書いています。この出会いには、先々、同志となってくれる方もいらっしゃるかもしれません。将に、『出会いに感謝、縁にありがとう』です。ただ、出会った方が全員好ましい人だとは限りません。どうしても好きになれない人もいるのです。仕事だから相手を好きになろうと努力して頑張っても好きになれない人もいます。私の心はそんなに器用ではないようです。だから、諦めます。「好きにならなければならない」という思い込みから。嫌いな人と一緒に仕事をするのなら、無理して相手を好きになろうとするよりも、「嫌いだけど、これは自分の仕事で、相手と共存しなくてはならないからするのだ」　と割り切ることにします。相手に気に入られようと思わなければ、自分の心とつきあいながら自由に仕事もできるようになります。これは、自分の心を押さえつけて、嫌々ものごとをするよりも、ずっと健康的です。それに、そんなふうに心が自由になれば、相手の意外ないい面も見えてきて、いい関係になることもあるかも知れません。たしか、遠くて近いものは、極楽と人の仲でしたよね。人間関係だけでなく、嫌いだけど、やらなければならないことってありますよね。ビジネス書には、『どうせやらなきゃいけないことならば、それを好きになりなさい』と書いてありましたが、いくらがんばっても好きになれないこともあるんです。そんな時は、無理をせず、「嫌だけどやらなければならないからするんだ」と開き直ってもいいのではないでしょうか。どんなことでも自分の思うようにしようと努力するばかりでは、苦しみしか生れてきません。ウイズダムシートで自分の心を操縦できるようになると、うーんと楽になるのですが。研鑽、修養を積んでいきたいと思っています。

  2005.11.20

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• 晴れの日の友　雨の日の友

  　長崎県の私鉄・島原鉄道を父から譲り受けた男がいた。傾きかけた会社を必死になって再建しようと働くうちに、　　　　　　　　　　　　　　　　　過労がもとで失明。３２歳。　会社は倒産のピンチ。頼みとなるべき妻も乳呑み児を残して家出。　打ちひしがれた彼を慰めようと、仲間が集まった。宴会が終わり、バスに乗ろうとしたとき。　まだ車の普及していない昭和２０年代のこと。　大勢の人がバスにいっせいに殺到した。目が不自由な男は突き飛ばされ、　　　　　　　　危うく転ぶところを兄貴格の友人に助けられた。　そしてその友人は「おれたちは歩こう」　といい、彼の腕を取って歩き出した。「今、日本中の者が、乗り遅れまいと先を争ってバスに乗っとる。　無理して乗るほどのこともあるまい。おれたちは歩こう。　君もだんだん目が悪くなっているようだが、　万が一のことがあっても、決して乗り遅れまいと焦ってはならんぞ」　情けのこもった励ましの言葉をかけた男が作家・火野葦平さん。　この言葉が、失意のドン底にあった彼には何よりの支えとなった。　そこから、彼の新しい人生はスタートした。　盲目の身で会社を再建の軌道に乗せ、　　　　　　　　　　　　乳呑み児を育てる中で詩と曲が生まれた。　後にヒットする『島原の子守唄』である。　新たなパートナーも迎え、彼女の支えのもとに文筆の道に入る。　その著書『まぼろしの邪馬台国』は　　　　　　　　　　　　古代史ブームに火をつけることとなった。　その夜の友の言葉で蘇ったのが宮崎康平さん。　（さだまさしさんが心の師として慕ってやまなかった人物です）　　清水先生はこのエピソードを引いてこうメッセージを結ぶ。『万事うまくいっている順境のときはいいのですが、問題は逆境のとき。　いいときは何かにつけチヤホヤと寄って来た人も、　いざピンチとなると手の平を返すように去っていくのが人の世の常。　前者を「晴れた日の友」、後者を「雨の日の友」とするならば、　人生において本当に大切なのは　　　　　　　　　　　「雨の日の友」の存在ではないでしょうか。』--------　メルマガ『宝地図』より　----------

  2005.05.02

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• 旭山動物園

  最近、各サロンでの勉強会で、昨年の9月23日、NHK『クローズアップ現代』で放送された、『旭山動物園のドキュメンタリービデオ』をスタッフの方々と一緒に見ています。この２０分ちょっとのビデオでは、いろんなことを学ぶことが出来ます。見終わった後、スタッフの皆さんに感想を聞きますと、「おもしろかった」「行ってみたい」「すごいなあ」「お客さんがみんなワクワク・ニコニコしている」「スタッフも動物もお客さんもみんな活き活きしてますね」というようなことを言われます。旭山動物園は日経ＭＪが年末に発表する、『ヒット商品番付』で、昨年度2004年の、西の前頭13枚目に載っていました。ちなみに、東の横綱には『韓流ブーム』が、西の横綱には『アテネ特需』が選ばれています。クローズアップ現代の冒頭です。北海道旭川市にある旭山動物園（小菅正夫園長）は、2004年夏の入場者数が東京の上野動物園を越えました。さらには、2004年度の入場者数は145万人にのぼり、過去最高だった前年を約60万人上回りました。参考までに、旭山動物園がある北海道旭川市の人口は、約36万人です。ちなみに、2003年度のデータでは、動物園入場者第一位が上野動物園で316万人、二位が大阪天王寺動物園で146万人でしたので、2004年度でのベストスリーは間違いないでしょう。でも過去の旭山動物園の歴史を見ると、山あり谷ありでした。。。日本最北の動物園である旭山動物園が誕生したのは、1967年7月1日。初年度の入園者数が45万人で、その後83年度までの59万人までは順調に入園者数を伸ばしています。しかし、その後入園者数が減少に転じ、年間４億円の維持費が『旭山動物園お荷物論』にまで発展しました。しかし、そんな冬の時代でも、当時の飼育課長である菅野さんは、「金をかけてもらえないなら、その中でできることはないか。逆にお金があったら、どんな施設にしようか」と考え続けました。閉園後も職員らとともに、こんな動物園にしたいという『夢の動物園』をスケッチにしていったのです。そこが、重要なのです。まさかそのスケッチが、現実になるとは思いもよらなかったことでしょう。逆に、スケッチがなければ、現在の旭山動物園はなかったとおもいます。■途中閉園その後も入園者数の減少に歯止めはかかりませんでした。さらには、エキノコックス症で死亡した動物が発覚されたため、冬の閉園を前に、94年8月に途中閉園するという事件まで起きました。エキノコックス症の影響は大きく、翌95年の入園者数は28万人、96年は26万人にまで落ち込みました。ピーク時の半分です。まさに、『旭山動物園にとっては、超氷河期の時代』です。そんな中、97年に新市長就任一期目の菅原功一さんが、様子を見に来ました。そこで目にしたのが、『こども牧場』。ここでは、一日に数回、飼育しているウサギやモルモットを『抱っこ』できる時間を設けています。旭山動物園のホームページに『園長室』というコーナーがあります。小菅園長の日記です。平成17年３月４日の日記に、次のようなことが書かれています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━幼児の行動を観察してみると、不思議なことが見られます。多くの子どもが、ウサギを両手で抱え込み、頭を下げて全身でウサギを包み込むのです。誰も教えていないのに･･･。私は、その瞬間に命は伝わったのだと思います。命は覚えるものではなく、感じるものだからです。でも、それだけで“命の大切さ”は伝わりません。そのためには，命は決して後戻りしないことを知らなければ････。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━教えていなくても、「頭を下げてウサギを包み込む」･･･んですね。さらに、園長室の日記を見ると、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━命の大切さを心に刻むには、身近な生きものの死を体験しなければならないのだと思います。愛しているものの死に臨んだ時の心の苦しさが、“かけがえのない命だからこそ、大切にしなければならない”ことを認識する大切で唯一の瞬間なのです。愛するものの死を通してしか、生きていることのすばらしさは伝わりません。そして，その命が地球上に存在するためには，命の入れ物が必要なのです。その入れ物がヒトであり，オランウータンであり，オジロワシなのです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━この『こども牧場』を見た新市長が、動物園の取り組みに理解を示し、97年が開園30周年にあたることもあり、新設備などの投資に予算がつきはじめました。それからです。新生旭山動物園がスタートするのは。97年度には、巨大な鳥かごの中で鳥を自然に近い状態で見せる生態展示・行動展示を形にした『ととりの村』がオープンしました。そして翌年以降、『もうじゅう館』や『ぺんぎん館』などが出来て、とんとんびょうしで入園者数が増えていきます。小菅園長には明確な使命を持っているんだと思います。番組放送やホームページを見ての私の勝手な推測を言いますと、１．命を伝えるという使命２．行動展示３．顧客サービスの充実という、三つのミッションを課しているのではないでしょうか。従来の動物園は、動物の姿形を見せる『形態展示』というスタイルですよね。それに対して、動物本来の行動や能力を見せる展示スタイルが『行動展示』と呼ばれ、旭山動物園で行うスタイルです。さらには、旭山動物園での展示方法は動物をできるだけ自然の姿で見せようとする『生態展示』の要素も合わせ持っています。この動物園のスタッフたちも、重要なパーツとして活かされています。だって、単なる飼育係ではなく、飼育展示係と呼ばれているんです。再び、園長日記です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━動物には，それぞれに人間には遠く及ばないものすごい能力があります。それを発揮させてやれば，きっと動物は気分がいいに違いないでしょうし，見ている人も驚くに違いありません。まず，動物たちに，快適な暮らしをしてもらい，それをお客様に見ていただこう。それも、動物園ならではの視点で･･･。私たちは，動物の姿形ではなく，「動物たちの特徴的な行動を展示する」ことにしたのです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━これがまさに、『行動展示』というものです。さらに旭山動物園の特長は、お金のかかるハード施設面だけではなく、きめ細かいソフト面である顧客サービスの充実です。・夜の動物の迫力やすごさを知ってもらおうと、「夜の動物園」の開催・冬の動物の姿も見たいという入園者の声を受けて、「冬の動物園」の開催・担当飼育係による手書きの「ワンポイントガイド」の設置　などなどこれらは、過去に理想を描いた従業員みんなのスケッチから産まれました。小菅園長は言います。「施設のハード整備はもちろんだが、それを生かすソフト面がなければここまでこなかった」旭川大経済学部教授の小野崎保さんの推計によると、経済波及効果は施設整備にかかった投資額の２・６７倍に相当するそうです。６月に開園した『あざらし館』までの改装事業の投資額は２７億円。効果は７２億円に上ることになります。奇をてらった「珍獣」がいるわけでもなく、過剰な設備投資をしているわけでもない。これだけの顧客サービスをして、そして何より動物園本来の使命である、命の大切さを伝えることを、一生懸命されています。行ってみたいと思いません？私はぜひ行ってみたいです。ホームページによりますと、今は休園中で、4月29日より夏期間の営業が始まるようです。(行くぞー！w(ﾟoﾟ)w ｵｵｰ!)旭山動物園は公立動物園なんですよね。公立動物園ということは、働いてらっしゃる方々は、公務員ということですよね。大阪市役所に勤める公務員とは、えらい違いですなあ。大阪さんは権利ばかりを主張する悪いイメージの公務員。旭山動物園の公務員は、副園長の坂東さんの話によると、「公務員だけど、不思議と権利を主張するような体質ではなった」「新人だろうがやる気優先。アイデアを出したら原則ノーはなく、やってみろです」公の施設がみんな旭山動物園のようだったら、今言われている『民営化』なんてしなくていいんだけどねぇ。なんか今までは、一方的に国が悪い、公務員が悪い、みたいな風潮でしたが、少し違う動きがでてきたのかもと思います。時代に反発する公務員が出てきたのかもしれません。まだまだ、公務員は『いい加減』な人のほうが多いですけど、ほんのちょっぴり「こういう人たちもいるんだ」と見直すことが出来ました。

  2005.04.14

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• 新人研修

  田畑先生にお願いし、新人研修２回コースの一回目。田畑先生に講師をお願いするのも今回で５年目、毎年受講生の皆さんから評判が良い。さて、今年のヒヨコちゃんたちは、例年より積極的で、明るい子達が多かった。男女比は男性がやや多い。昨年までは女性のほうが多いんですが、これも今年の特徴です。意識的に男性と女性の組み合わせで席を決めたのですが、電話の応対ロールプレイングで、どちらかに挑戦してもらうので、じゃんけんで決めるように言ったら、男が「僕がやる」と自分から名乗りを上げるし、質問も、積極的に手を上げて応えようという姿勢に好感が持てました。今日は一つ良いことを習いました。あいさつとは･･･「あ」　　明るく「い」　　いつでも「さ」　　先に「つ」　　続けていると、あなたのファンができるうーん、あいさつは大事だぞ。

  2005.04.11

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• 逃げ腰(へっぴり腰)になるな

  先月、東京で受けたセミナーのビデオをあらためて見ました。こうやって、改めて見直しますと、そのときは気づかなかったことが、ズシッと心に響いてくるものなんですね。何で、そのとき感じなかったのでしょう。居眠りでもしていたのかなあ(-。－;)また、忘れてしまうかもしれないので書いておくことにしよう。人生を歩いていく以上、当然、いろいろ困難なことにぶつかったり、決断をせまられるような場面に出会うことは多々あります。そんなとき、積極的に立ち向かっていくのと、「自分にはとても無理だ」と逃げ腰になるのとでは、結果が大きく違ってきますよね。大きな困難を乗り越えた人や、前人未踏の事業を成し遂げた人に共通していることは、けっして逃げずに真正面から立ち向かっていったということ。それは彼らが、「自分にはできるのだ」という自信を持っていたからできたことだといいます。そして、彼らの自分の能力への信頼と確信は、たぶん生まれつきのものではなくて、どんなことにも立ち向かい、それを克服してきた経験から身につけたものではないかというお話です。つまり、何ごともできるかどうかは、苦難に立ち向かっていくか、逃げ腰になってしまうかの違いのようです。立ち向かっていくという気持ちがあれば、たとえうまくいかない結果になったとしても、その経験は無駄ではない。だって、自分が学ばぶべきことを知るきっかけになるのだからと。そして、最終的に私たちが自分の力で解決できないことは、自分の身の上には起こっては来ないと言われました。確かにそうです。ツルゲーネフも本の中で、「乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ」と書いています。北海道に行ったとき、スキーをしょうかと思ったのですが、止めました。過去一回しかスキー場に行ったこともないし、ほとんど滑れないからです。もし私がスイスイ滑れるようになりたいと思ったのなら、せっかく北海道まで行ったのだから、スキーをすればよかったのです。スキーって、よく転んでいる人ほど、上達するのが速いと言いますね。私みたいに、転ぶのを恐れて、いつまでもへっぴり腰で滑っているような人は、なかなか進歩しないようです。　スキーで、たくさん転ぶというのは、積極的にいろいろなことを試していると言えます。それがうまくいかなくて、転んでしまうのですが、そのたびにうまく滑るコツをどんどん身につけていくとの事です。ところが転ぶのを恐れて、いつまでもへっぴり腰で滑っていると、たしかに転ぶことは少ないかも知れませんが、学び取ることも少ないようです。私も、まだまだいろんなことにチャレンジしなくてはいけません。困難なことも多いと思いますが、自分のために立ち向かっていこうと決意を新たにしました。スキーは、転ぶときには思いっきり転んだ方が、ケガが少ないといいます。

  2005.03.18

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• 感動したメッセージ

  以前、私たちが使っていましたチラシのコピーには、自分のサロンの姿勢をメッセージしていました。『私たちのサロンに入ったら、まずフロントで・・・』このメッセージはかなりお客様の支持を受けました。ただ、メッセージ通りの対応ができない店まで、このコピーを使ったため、返って失客に繋がったと言う苦い経験もあります。今回のこのコピーは、神戸のあるサロンがメッセージとして発信している文章です。こちらのサロンは、ベルローネEXエステを１０年以上、メインメニューとして使ってくださっています。私の心に響きました。---------------------------------------------------皆様のこの笑顔に会うために…私たちは各自の持てる力を精一杯出し切って…サロン・ド・○○○は皆様の安らぎの場であり続けたい…私たちのリビング部屋に遊びに来るような気軽な感覚…お仕事の速さや価格等の勝負は他店様におまかせします。だってそんな勝負つまらないでしょ?ギスギスした感じで、息が詰まっちゃう…理想論かも知れないけどもっと素敵な事があると思います。心がワクワクするような楽しい事が…だって、特急電車に乗ってたら見えない景色がありますものね…空が青かったり、星が奇麗なこと。ワンチャンがご主人と一緒にトコトコっと散歩していたり…見ていて心が暖まる事ってたくさんありますよね。もちろん誰かの為に何かをする事も素敵な事。気持ちのこもったプレゼントや一緒に出掛けたり…そんな真っ直ぐな暖かい気持ちでお仕事をしていきたい…青臭い理想かもしれないけど、いつでも全力直球勝負! 裏は無し!!こんな私たちのお店がサロン・ド・○○○。皆の笑顔が集まるお店…さぁ! 本日はどの様なスタイルをお作り致しましょう？！皆様の笑顔がみたいのです!!

  2005.03.09

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• 社員旅行　日田ひな祭り

  黒川温泉からの帰り道、日田のお雛祭りを見に行きました。廣瀬資料館では天保時代の御雛様が展示されていました。当時の人形は全て手作りで大変な手間と時間をかけて作られています。紅花染めの美しい着物は、糸を染めては一年乾かし、それを三回は繰り返して染め上げたそうです。着物を織る糸を作るのさえ三年も四年もかけるというのだから、気の遠くなる話です。また、古い雛人形は、出して飾るのも大変だが、後片付けがまた手間のかかる作業だと言うことです。絹糸で出来た髪の毛などはとても痛みやすいので、丁寧に優しく扱わなければいけないし、湿気は保存の大敵ですから、天気の良い日を選び、湿気を吸収する木箱に収めて、しっかりと目張りをする･･･、こうして大切に保管されてきた雛人形だけが、何百年の時を経てなお、艶やかな姿を保つことが出来るのでしょうね。人と人の絆も、築き上げるのは時間がかかります。しかし、壊してしまうのは一瞬なんですよね。ぜひ丁寧に大切に育んでいきたいものです。

  2005.03.05

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• ニート

  毎日新聞に養老孟司さんが『脱フリーター社会　大人たちに…』の本についての書評を寄せている。サラリーマン川柳でも『妻パート 俺は日当で 子はニート』という一句が100選に登場しています。ニートとは、職に就かず、教育を受けておらず、職業訓練も受けていない若者たち、「ノット・イン・エデュケーション、エンプロイメント、オア・トレーニング」の略語だとのことですが、現代の若者の抱える問題が、社会問題となっています。四百万人のフリーターの「下」には、四十万人のニートが存在していると言われています。また、フリーター問題では、すでに正規の職に就いている既得権者にも問題があるとこの本は訴えています。養老さんは、「社会的には弱者である若者の側に、社会の矛盾が表現される。若者を非難する年寄りは、しばしばそれに気づかない。もちろん私は、その若者に理解がない年寄りの一人である。その立場から一つ、いいたいことがある」と前置きして次のようなことを述べられている。私は痛く感銘を受けた。いまの若者は「自分に合った仕事」を探しているらしい。そんなものはない。そもそも自分とは、仕事で規定される程度の安直なものではない。仕事とは社会に必要性があって生じるもので、それをニーズというのである。自分のために仕事が転がっている。そんなことが論理的にもあるわけがない。社会がまともに動くために、仕事が存在しているのである。若いうちに「自分」が何者か、わかるわけがない。それなら「自分に合った」もクソもなかろう。私は四十歳過ぎで本を書き出して二十年あまり、六十五歳ではじめて本が売れた。六十歳で自分はなにものかを尋ねられたら、著述家とはいわなかったであろう。著述はそれまで間違いなく私の余技だった。いまでもそうだが、それでも作家といわれて、いまでは否定しない。「本当の自分」など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである。希望は自分のなかにある。外の世界に転がっているものではない。養老孟司さんといえば、2003年『バカの壁』が、大ベストセラーとなった、今や超売れっ子の東京大学名誉教授です。私もこの『バカの壁』を読みましたが、良く分からない本でした。この本がなぜこんなに売れたのかも分かりません。しかし、養老さんの講演を拝聴したり、二度、三度と読み返すうちに、何らかの気付きが得られるのです。まことに奥深い本です。夜、恵比寿のサロンを訪問。『21日間顧客感動プログラム』を提案。いくら顧客満足をお客様に提供していても失客は起きる。このプログラムは、『顧客満足』が出来ているのが前提である云々･･･ということをお話したのだが、その『顧客満足』についての考え方を聞かせていただいた。うーむ、すごいことを考えている。カットにしても、カラー・パーマにしても「なぜ、それをするのか、こうすることによってお客様のココが輝く」というような事をきちんと言葉で説明できなければいけない、と言います。できれば、11月の経営勉強会の講師として来ていただきたい。

  2005.02.27

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• 虫歯のトリビア

  私の虫歯治療は三ヶ月かかって、１２月に一応終了したんだよね。だけど、当分の間は一ヶ月に一度、歯周病の治療に通院するように言われたんだ。行ってないんだよね。甘いものや熱いもの、冷たいものを口に含むと、左奥歯が痛むんだけど、これってやはり歯周病なのかなあ？今日のメールで、虫歯についての薀蓄が書かれていたんです。私しゃ、『へえ～』を100回ぐらい押してしまったよ。赤ちゃん口の中には、もともと虫歯の原因になる菌は存在しないんだってさ。ほとんどの場合、親からのキスや口移しで食べ物を与えることで虫歯に伝染してしまうらしい。一度虫歯菌に感染したら現在の医学では取り除くことができないって言われてますよね。でも、５歳位までに感染しなければ、死ぬまでほとんど虫歯にならないそうなんです。すごいですねえ、素晴らしいですねえ。ってことはですよ、生れた瞬間に他の人から隔離された無菌状態で保育されれば、どんなに甘いものを食べようと、歯を磨かなくても虫歯になる事はないということなんだって。いまさら、赤ちゃんには戻れないから、私にとっては意味ないんだけどね。ただ、そう甘くはないんです。虫歯にはならなくても、歯周病にはなっちゃう可能性があるんだと結ばれていました。

  2005.02.14

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• 女子ゴルフ、日本ペア涙の優勝

  やったね、藍ちゃん。南アフリカで行われた、女子ゴルフ第1回ワールドカップで見事優勝だよ。第一回ということは、初代世界一に輝いたって事だよね。宮里藍ちゃんは、世界の強豪の中で「67」というベストスコアを叩き出すというおまけまでつけました。NHKのインタヴューを見ましたが、藍ちゃん、すごく嬉しそうだった。藍ちゃんのコメントの後に、北田選手にもマイクが向けられましたが、時間切れで北田選手のコメントを聞くことが出来ませんでした。写してやれよー(怒)北田瑠衣選手の家族、一族郎党、お友達は、気い悪いわあ。ゴルフ界、卓球とあいちゃんがフィーバーしてますね。私の友達にも“愛ちゃん”がいますが、彼女も豪傑です。

  2005.02.13

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• 笑顔

  赤ちゃんの笑顔っていいなあ。あの屈託のない笑顔を見ているだけで、イライラしていた感情がみるみる解きほぐされていく。赤ちゃんって、お母さんのおなかの中で『笑うこと』を学習するんだそうですね。なぜそんなことをするのかというと、無力な存在、他の人の助けを借りて生きていくための本能の智慧なんだそうです。生まれてきてから『まわりの人に愛されるため』なんだそうです。神様が与えてくれた能力なんでしょう。笑顔が最大の防御になることを、私たちは生まれる前から知っていたんですね。その能力は、年をとるごとにだんだんと失われていくような気がします。せっかく、無意識のうちから与えてくださったこの能力、無くしてしまうのはいかにも勿体ないですね。今日も笑顔だ、ご飯がうまい！

  2005.02.09

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• サラリーマン川柳

  毎年恒例のサラリーマン川柳100選が発表されました。毎回の事ながら、ニヤリとしてしまうもの、身につまされるものなど、ひねりの利いた川柳がズラリとあります。「よっ、ご同輩」と思わず声をかけたくなります。身につまされますなあ～、我々の年代は。「病院の 待合室で 同窓会」「同窓会 食後に薬が 並び出し」いつものことながら、女房ネタが多いね。「その昔 口説いた結果の 自己責任」「ケンカして わかった妻の 記憶力」「帰るコール しなきゃ怒られ すりゃ不機嫌」「痩せる術(スベ) 百も知りつゝ 痩せぬ妻」「君想い 十年後の今 君重い」←コレ、めちゃくちゃ同感。「愛してる 聞いた答えは 愛してた」「２年目で 「ゴミお願い」が 「ゴミ出した？」」←以前招かれたとき、娘んち、すでにこの状態。「有害だ 「まぜるな危険！」 嫁姑」←間に入った亭主の苦悩。携帯ネタも相変わらず。「多機能も 使いこなせず 不携帯」←うん、そうそう。「携帯で 捕まり免許 不携帯」←運転しながらの携帯使用は、見つからないように(違うだろ)「子の写真 昔はサイフ 今ケータイ」←孫の画像を待ち受けに使ってます。３月に慰安旅行で黒川温泉に行くんです。「混浴と 勇んで行けば 足湯とは」ちっとも、お腹が引っ込んでくれません(;´д｀)トホホ「身体(からだ)より サイフの方が 燃焼系」こういう社員じゃ困ります。「これ大事 客より上司の 満足度」リーマンの所得はガラス張り。国税は酷税。「明細の 税の欄だけ 濃く見えて」「税改正 それをやるなら 税返せ」「所得税 所得増えずに なぜ増える」どういうふうに質問を書けばいいのか分かりません。それに書いてることが理解できない私です。「何ひとつ 助けてくれない ヘルプキー」o┤*´Д｀*├o ｱｧｰ父親って、切ないねえ。「我家では 洗濯物も 分別制」「バスタオル 父専用と 娘書く」

  2005.02.08

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• 我が家の節分

  帰宅し、玄関のドアを開けるといきなりパラパラと飛んでくるものがある。俵ピーナッツの雨。「鬼は外、福は内」そうか、今日は節分だ。「オイ、俺は鬼か？」老夫婦二人だけの豆まき、ずいぶん久しぶりだな。子供が小さいときは毎年やっていたが、いつの間にかこの行事もトンとご無沙汰だった。それにしてもどうして、俵ピーナッツ？女房談。後片付けが簡単。チッチッチッ、君は、まだまだ甘い。このピーナッツを剥いて食べると俺の回りはすごいことになるのを忘れてるね。さて、節分といえば『恵方巻き』。豆まきはしなくても、コレだけは毎年食べている。今年の恵方は西南西。彼方に向かい食べれば、今年も家内安全・商売繁盛・子宝･･･は、もう無理か。では、毎年恒例の行事を、二人そろってやることにしょう。大声を上げて、「ガハハハハハ」と笑ったとたん、女房が「ダメ～～～～～」と悲痛の叫び。「黙って、願い事を考えながら粛々と食べなきゃ。あ～ぁ、今年はもうダメだ」「あれっ？そうだったっけ？」「あんた、初物を食べるときと勘違いしとっちゃろ？そん時は東を向き、笑いながら食べるの」「ああ、そうやったね。もうしょんないたい。やっちしもうたけん」こうやって、縁起を呼び込めないまま夜は更けていくのであった。よかない話しでした。

  2005.02.03

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• 父親って切ないねえ

  食堂での話題である。年頃のお嬢さんをもつ母親たちが嘆いています。社員Ａ♀「うちの娘ったら、全然物を片付けるってことが出来んのよね。この間なんて、あんまり部屋が散らかってるんで、少しは片付けなさいって言ったんよ。そしたら、返事もしないんよ」社員Ｂ♀「そうそう、うちなんかも酷いもんよ。これじゃあ、さ(裁縫)し(躾)す(炊事)せ(洗濯)そ(掃除)が、まったく出来なくて、嫁になんか行けないわよって、言ってやったわよ。そしたら、なんて言ったと思う？そんなの、出来る旦那さんを探すわ　だって」社員Ａ♀「返事ぐらいしいよ　って言っても無視すんのよね。あんまり、腹が立ったんで、片付けないなら、お父さんの洗濯物と一緒に洗うわよ　って言ったの。そしたらさあ、可笑しいんよ。返事もせえへんのに、あわてて片付け始めたじゃない。笑っちゃったわよ」社員Ｂ♀「へぇー！それは効きそうだわね。うちでも試してみようかしら」なんだかなー。うちでも、女房と娘の間で、そんな会話があったんだろうか。世のご同輩、つくづく父親って切ないねえ。＊カテゴリーが、『いい話し』となっているが、これがいい話しなの？

  2005.01.06

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• 『９８プラス２』という方式

  ストラディバリウスといえば、ヴァイオリンの名器ですよね。そのストラディバリウスをしのぐバイオリンをロケット博士で有名な糸川英夫氏が人生の後半になって完成させたそうです。その名も『ヒデオ・イトカワ号』(そのまんまんやん)博士は、ベートーベンやモーツアルト等の楽譜を調べ、波動方程式で解いていくということからはじめ、ついには、名匠といわれる職人とは全く違ったアプローチでこのバイオリンを完成させたそうです。そして、完成するまでには、実に４５年もの歳月が費やされたそうなんです。この時の経験から糸川博士は、『９８プラス２』という方式を提唱しています。新しいものを創りだすためには、かなりの時間がかかりますよね。毎日そのことばかりに時間をかける訳にはいかないんです。糸川博士と比較するのははばかりますが、私なんぞ、月に一回発行しているニュースレター(A4 1ページ)の原稿を書き上げるのに一ヶ月もかかるんです。糸川博士の唱える『９８プラス２』とは、１日の時間の９８％は、今日明日という目先のことに使い、残りの２％を将来の新しい創造のために使おうということです。２４時間の２％といえば、３０分ほどです。この３０分をどれだけ生かすかによって、毎日が全く違ってくるといいます。ふむ、だれにとっても１日は２４時間ですが、そんな時間を持つだけで、毎日が生き生きとして、本業の仕事だっていい成果がででくるのか。わずか２％を生かすだけで、残りの９８％も活きてくるということは、すばらしい考え方だ。中村さらださんの元気が出る言葉集の中にジョン・パウルの言葉がありました。『人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから』わずか３０分でも自分のための時間を持つことが、人生の書物を楽しみながら読む秘訣なんですね。あせらず念入りに読んでみれば、いろいろな発見があるかも知れませんね。誰にでも１日は２４時間あるはずなのに、自分だけが２０時間くらいしかないと思っている人はいませんか。あっ俺のことだ。毎日あっという間に時間が過ぎて、気がつくと１日が終わっているんだよね。昨日新年を迎え、今年は、ああしよう、こうしようと思っていたのに、気づけば今年もあとわずかです。毎日、２％の余裕を持つようにしよう。

  2004.12.14

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• 快眠の秘訣

  よく眠れているかい？わたしゃ、最近眠れなくって困っていたんだ。一度眠っても、20～30分で目が覚めてしまう。そうなると、再び眠ろうとしても、なかなか眠れない。おかげで、昼間眠くって、眠くって･･･会議の時など、たまに意識を失っている。いやあ、困ったもんだ。メルマガで、『快眠の秘訣』があったので、試してみようっと。秘訣１：眠れないことを気にしない　　　　　　　　　　　　秘訣２：早く寝床に入らない　　　　　秘訣３：寝床からでてしまう　　　　　秘訣４：同じ時刻に起きる　　　　　　秘訣５：朝陽を浴びる　　　　　　　　秘訣６：顔を洗う　　　　　　　　　　秘訣７：昼寝は早めに、短く　　　　　秘訣８：心配事をメモする　　　　　　秘訣９：朝にシャワーを浴びる　　　　秘訣10：入浴はぬるめにゆったり　　　秘訣11：夕食時間は早めに　　　　　　秘訣12：カフェインを控える　　　　　秘訣13：ミルクでリラックス　　　　　秘訣14：夏の寝室は２６～２８℃秘訣15：額を冷やす秘訣16：ふとんを干す秘訣17：夜勤明けはサングラス秘訣18：息を吐く秘訣19：８時間にこだわらない秘訣20：騒音を消す秘訣21：アロマでリラックス秘訣22：光で目覚める秘訣23：枕を合わせる秘訣24：イビキを予防する秘訣25：緑茶成分でリラックス秘訣26：寝姿勢を正す秘訣27：羽毛ソックスをはく効き目があるといいなあ。(〃~∇~〃)zzz｡o〇○

  2004.11.16

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• 現代処世十訓

  通勤途中のラジオで“現代処世十訓”を一清さんが紹介していました。大正から昭和初期のかな書道の最高指導者として活躍した比田井小琴さんの書ですが、現在でも心しておかなければいけない十訓だと思います。忘れないうちに書いておこう。一 強く正しくにこやかに一 上見て進め 下みて暮せ一 真剣の前に不能なし一 論で負けても行ひで勝て一 長所と交れば悪友なし一 話し上手より聞き上手一 己に克つて人には譲れ一 急ぐな休むなおこたるな一 仲よく働け 笑つて暮せ　　　　　　　　　　　　小琴書　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2004.11.10

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• 本当にしたい仕事

  現代はいろいろと複雑で難しい世の中に見えますが、案外シンプルに考えた方が正しい答えを見出すことが出来るんだということを教わりました。wamiles化粧品の代理店をされているＩさんの話を聞かせていただきました。その方は、代理店さんの中でもトップクラスらしいのですが、なぜ、化粧品の販売をするようになったのかというと、「自分が美しくなりたい」というのが動機で、今でも、そう思っているそうです。彼女は、美顔サロンを経営していて、集客に『ペアチケット』を活用しています。その活用方法がすごくシンプルなんです。『ペアチケット』とは、Ｉさんのお客様、つまり、wamiles化粧品の愛用者の方に、「今度、お友達と一緒にきてね。貴女とお友達の両方にお試し価格で美顔をさせていただきますよ」とチケットを渡すという、いわゆる紹介カードなのです。なーんだ、ありふれたやり方じゃないのと思った、あ・な・た、これからがちょっと違うんです。実は私も、「紹介カードなんて誰でもやってるよ」と心の中で思っていたんです。Ｉさんは、渡すときに一言付け加えるんですね。「きれいになりたいと思っている人だけに渡してね」参りました。Ｉさんはきれいになりたい人だけをお客様にしているんですね。だから、Ｉさんは、多くの固定客を抱えています。しかも、ほとんどのお客様が毎月、きちんと予約した時間を守って来られるんです。何ヶ月も先まで予約表が埋まっているという事は、売上数字が読めるってことですよね。そして、こうも言っていました。「きれいになりたい人だけを呼ぶのだから、自分がいつもきれいでなくっちゃね。それは私の望みだから」この方の話を聞き、道元禅師の『正法眼蔵随聞記』に書かれていたことと相通じるところがありますね。道元禅師とは、鎌倉時代初期に、曹洞宗を開いた、禅宗のお坊さんでしたよね(ちょっとうろ覚えで自信なし)。能登永平寺を建立されたひとだったと思います。道元は若い頃、禅を学ぶために宋に渡りました。ある禅院に滞在していたとき、部屋に籠もって古人のことばを纏めた書物を読んでいると、１人の僧がやってきてこう聞きました。「異国の方よ、あなたはそこで何をしておられるのか？」　道元は、こう答えました。「古人の足跡を知りたいと、この書物を調べております」すると僧は、さらに問いかけてきたのです。　「それは何の役に立つのですか？」　「自国に帰って、人を教えようと思っています」　「それが何の役に立つのですか？」　「衆生を利益するためです」さらに僧は続けて尋ねてくるのでした。「それは、つまり何の役に立つのですか？」道元は、この質問に答えることができず、ショックを受けたのです。だから弟子たちにもこの話をよく聞かせていたそうです。道元はこの問答から、どんなことを悟ったのでしょうか。道元が、「私は、それがやりたいことだからだ」あるいは、「それが好きだからだ」と答えていたら、あの僧は満足したのではないかと私は思っています。結果として、それが世界の役に立っていたり、大きな意味を持ったりするのではないでしょうかね。Ｉさんにとって仕事とは、「それが好きだから」続けているんですね。そして、いつもワクワクする毎日を送られているのでしょう。仕事を思いっきり楽しんでいるように感じられました。

  2004.10.27

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• 漢字変換

  日本人なら忘れちゃ困る　生まれ故郷と味噌汁を･･･と昔、千昌夫さんが歌っていました。味噌汁は日本の文化なのですね。日本の文化といえば、漢字。同じ音でも使う漢字により、意味がまったく違ったり、当て字でニュアンスがずいぶん変わったりします。以前、“かごむすめ”さんに教わった、「ガンバレ」という言葉も、「頑張れ」とかくより、「顔晴れ」と書くほうがはるかに良い。「頑なに突っ張れ」と励ますより「表情が晴れやかになれるように」と祈る気持ちが込められます。また、働くという言葉を考えてみました。「何のために働くのか？」と訊くと、ほとんどの人は、生活の糧を得るためと答えます。でも、『働く』という漢字を、『端楽』と当ててみたらどうでしょう。『端（はた）を楽にする』というニュアンスになり、なんだか皆を楽に、幸せにするために一生懸命、仕事をしているという気持ちになります。そう考えると、なんとなく仕事をすることが楽しく感じられるようになるから不思議です。一方、自分(我)だけが楽になることばかりを考えていると、『我楽』という熟語を作れます。自分のことばっかりで、『我楽』が多くなってくると、『我楽多（がらくた）』となるわけです。もう少し厳しいことを言えば、何も自分が楽をしたいという気持ちがなくても、自分の個性を発揮していない、仕事において自分を自由に楽しませてあげていないというときにも、『我楽多』になってしまうんですよ。今の仕事に対して、いろいろ不満を持っている人は、ガラクタばかりを溜めないで、一度キレイに掃除してみましょう。今日は、たまたま漢字変換で、変な字が出てきたので、いろいろと考えてしまいました。

  2004.10.22

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• クーエ・メソッド

  『クーエ・メソッド』って、ご存知ですか？フランスのナンシーという町に、エミール・クーエという薬剤師がいました。ある日、一人の男がある薬を買いに来ました。クーエは自分のところにあるその薬がすでに期限を過ぎているだけではなく、色も褪せているので、この薬は効かないだろうから、売るわけにはいかないと断りました。するとその男から「その名前の薬は効くのだからぜひ売ってくれ」と懇願されたので、クーエも「では責任は取らないから」と売ることにした。(売るなよ)数日するとその男が現れ、「あの薬を呑んだら病気が治った」とお礼を言いにきました。クーエは非常に驚いたが、なぜこのようなことが起こるのか疑問に思い考えたそうです。彼は、薬の効果には薬という物質の他に、『必ず治るという“思い”』が働くのではないかと考え、彼は何人かの病人に「病気を治したいと思うなら、『必ず治る』という気持ちを持つことが大事である」という治療を施しました。驚いたことに、多くの患者は見る見るうちに症状が改善したとのこと。この嘘のような話は実話らしく、クーエは薬剤師をやめ、「クーエ・メソッド」という治療法を始め、世界的に有名になり、現在でも心理療法に応用されアメリカなどで実際にかなりの成果を上げているようです。クーエ博士は、この「クーエ・メソッド」の成功の秘訣として、マイナスのことばは決して口にしないということを挙げています。いつもプラスのことばを言っていれば、それだけで心身共にかなり改善されていくそうです。それだけ私たちは、ことばによる暗示にかかりやすいということですね。「ああ、しんどい･･･」と誰かが言えば、まわりの人も、何となく疲れたように感じます。「そんなこと、できるはずがないだろ！」と言われれば、そんな気がしてきます。いつも、マイナスのことばを口にしていると、何をやってもうまくいかないような気がしてきて、考え方も消極的になってしまいます。　逆に、「ぜったいできる」「必ずうまくいく」などと、常にプラスのことばを言ったり、考えたりしていると、それが自己暗示となり、意識も前向きになり、自然に自信を持てるようになります。そして自信を持って行動していると、それが態度や顔つきにも表れて、まわりの人の信頼も得やすくなります。それがさらに、自信になっていくんです。そして、更に更にその効果を倍増させる秘訣があるとクーエさんは言います。それは、他の人にも、自信を持てるようなことばをかけてあげることなんだそうです。　アメリカのある化粧品会社では、女性の社長の方針により、社員に自信を与えるということをモットーにしているそうです。入社してきた社員たちは、初めて働く人もいれば、子育てを終えて仕事に復帰する女性もいます。また、離婚を経験したり、さまざまなハンデキャップを持つ人たちもいて、自信を持つことが難しい環境にいた人たちも少なくありません。そこで、その女性社長は、彼女たち１人１人に励ましのことばをかけ、「あなたならきっとできるわ」と言ってあげるのだそうです。すると、彼女たちは、感激し社長の期待に応えようと意欲を持って仕事に取り組みます。そして、小さな成功体験を積み重ねながら、自信を取り戻し、短期間でかなりの成績を収めるまでに成長していきます。自信を持つということは、その人が本来持っている能力を最大限に引き出すことを可能にするようです。結果的に会社の業績は飛躍的に伸び、全米で大きな注目を集めているとのこと。今日から、この女性社長を見習い自分のためにプラスの言葉を使うのももちろんですが、まわりの人たちに自信を取り戻す言葉をかけることにしましょう。さっそく･･･「コッピーさん、貴女なら必ず『海運王』になれるよ」(コッピーさんにしか通じない言葉かけだな)

  2004.10.15

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• ナルヨウニナル、シンパイスルナ

  一休さんって、最期までウイットに富んだ方だったんだね。一休和尚は、その臨終の折りに、集まった者たちに真顔でこう言い残しました。「わしは、ここに遺言状を残してゆく。だが、これは当寺に大きな問題が起こったときにだけ開け」弟子たちは、その遺言を忠実に守り、遺言状を大切に保管していました。ところが、一休の死後百年ほどたって、大徳寺の存亡にかかわる一大事が発生したのです。　時の住職は、もはやなすすべもなく、すがるような思いで一休の遺言状を開きました。しかし、そこには、ただこう書かれているだけだったのです。「ナルヨウニナル、シンパイスルナ」さすがは一休さん、思わず快哉を上げたくなっちゃいます。『人事を尽くして天命を待つ』という言葉がありますが、困難に出会って、もうどうしようもないと思えるときでも、決して諦めず、自分のするべきことをちゃんとやり、後は天に任せるしかない時があります。ああでもない、こうでもないと焦って、堂々巡りを繰り返すときは、いっそ、何とかなるわいと開き直り、運を天にまかせてみた方が、視野が開けいろいろなことが見えてきたりすることもありますよね。人生はジグソーパズルのようなものかもしれませんね。どんなに困難に見えても、いろいろ試してみると必ずピッタリ合うピースが存在するもんです。どんなな絵ができあがっても、それが私の人生絵図なんです。私は、この人生の絵を完成させるために、毎日、いろんなことを学びながら生きているのかも知れません。ジグソーパズルって、完成した図柄を見るのも楽しいですが、１つ１つピースを埋めていく過程はもっと楽しいですよね。苦労して、やっとピッタ合うピースを見つけた時のうれしさは、何とも言えません。他の人が完成させたジグソーパズルを買おうって気には私はなれません。だって、作り上げていく楽しみがないんですから。大事なのは、どうしようもないと思えるような困難に直面したときでも、必ず解決策はある、うまくいくようになっていると信じて、そのジグソーパズルを楽しんでみるということではないでしょうか。そして、絵が大きければ大きいほど、パズルが複雑であればあるほど、完成したときのよろこびは大きいんです。

  2004.10.08

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• イチロー、最多安打記録更新

  日米の野球ファンが固唾を呑んで待ち続けたその日が、ついにやってきました。そう、マリナーズのイチローがついにやってくれたんです。１９２０年、ジョージ・シスラー選手が作ったシーズン最多安打の大リーグ記録(257安打)を８４年ぶりに塗り替えたんです。この日は、あと一本で並ぶところまできていましたので、ほぼ記録達成は間違いないだろうと思っていたんですが、一気に３本の安打で、あっさりと抜き去りました。あと残り二試合、どこまで記録を伸ばすのでしょうか、楽しみです。インタヴューで、この記録は次にはいつごろ破られるか、との問いかけに「願わくは、次に破るのは自分でありたい」と答えていたのが印象に残りました。アメリカの評論家、デール・カーネギーの言葉を思い出します。「我々には自分のまだ知らない能力が隠されている。夢としか思えないようなことを成し遂げる力がある。誰でもいざとなったら立ち上がって、前には不可能と思えたことでも立派にやり遂げることができるのだ」

  2004.10.02

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• 言葉は個と場

  ことば、「言葉」は「個と場」です。あなた（個）を変えて、あなたのまわり（場）を変えます。ことば によって考え方が変わってゆけば、視点が変わりステキな生き方が浮かびます。ちょっと見た雑誌の中の一文。ビビッときたので、メモしてたんだ。言葉の使い方をもっと勉強しなくっちゃ。

  2004.10.01

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• かきくけこ

  朝、出勤途中、ＲＫＢラジオの“スタミナラジオ”で、中西一清アナが、いい事言ってたなあ。一清さんが、これを聞いて、うーん！と唸ったとの事。華道家で仮屋崎省吾という人がいますね。最近、テレビにもよく出ている、メガネをかけ髪をロングにしているあの人です。その仮屋崎さんが喋った言葉で、『かきくけこ』を大事にしたいといったフレーズ。何のことかといえば、『か』＝『感動、感謝』『き』＝『緊張』『く』＝『くつろぎ』『け』＝『決断』『こ』＝『好奇心』さすが、一芸に秀でる人は、言うことが違いますなあ。

  2004.09.21

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• 希望

  ある田舎道を、ひとりの若い男がとぼとぼと歩いていました。その男は、肩を落とし、何度もため息をついていて、見るからに打ちひしがれているようでした。なぜなら、彼は、今まで住んでいた街で、さんざんな目に遭ったのです。失業していくら探しても仕事は見つからないし、近所づきあいはうまくいかない、さらには恋人には逃げられる。何もかもうまくいかなかったのです。そこで彼は、心機一転、もう一度やり直すために、その街から逃げだし、別の町へ行ってみることにしました。でも彼は、何の当ても無かったし、別の街へ行っても、また同じ結果になるような気がして、歩きながら、何て自分は不幸なんだろうという気持ちになってきていたのです。その道すがら、彼は、ひとりの老人が道端に腰掛け、のんびりと煙草をくゆらせているのを見かけました。そこで彼は、老人に、こう尋ねてみました。「ちょっとお訊きしますが、ここからいちばん近い街までは、歩いてどのくらいかかるのですか？」すると老人は、こう答えました。「そうだなあ、お前さんなら、少なくとも三日くらいかのう。いやもっとかかるかもしれんし、ひょっとしたら永遠にたどり着けんかもしれんなあ。何しろ、わかりにくい道じゃて、迷うかもしれんし･･･」男はそれを聞いて、さらにがっくり肩を落としました。そして、大きなため息をついて、また歩き出そうとしました。そんな男に、老人は声をかけました。「ところで、お前さんは、何をしにその街へ行きなさるおつもりじゃ？」男は、前の街でのことを、老人に話しました。すると老人は、「お前さんは、運がいいのう･･･」とにやりと笑いました。「実は、その街には、わしの知り合いがおってのう。この間、人手が足りんと、嘆いておったところじゃ。お前さんは、見るからにまじめそうじゃから、そいつに紹介してやってもいいぞ」老人は、その仕事の内容や、待遇を若い男に伝えました。それを聞いているうちに、男の目が輝いてきたのです。それこそ男は、自分が本当に探し求めていた仕事だというような気がしてきたのです。男は、すべてを聞き終わらないうちに、その街へ向かって歩き出しました。先ほどとは、打って変わって、とても軽く力強い足取りで、胸を張って、元気良く。そんな男を、老人はあわてて追いかけました。男が歩くのがあまりにも早いので、老人は、ぜいぜい息をつきながら走らなければならないほどでした。「先ほどは、お前さんの足では、三日はかかると言ったがのう･･･」やっと男に追いつくと、老人は、こう言いました。「今のお前さんなら、半日もかからんじゃろうて。そして、道に迷うこともまずあるまい」先ほどとは別人のような男に、老人は続けて言いました。「ついでに、その街の名前を教えておいてやろう。その街の名前は、“希望”というのじゃよ」

  2004.08.19

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