虎子の誇顧 1145_沈黙する平和賞受賞者=3/4=
【Photo of the Day= thuck silence = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day Mark Knopfler, E.Clapton, Sting & P.Collins - Money for Nothing】Click!!! : https://youtu.bhttps://youtu.be/_o3CIa3nrZEe/l8R_OQz_BtU?list=PLcJoN6fAv9cEpcg3plrDFTyhpFndhwdHX 【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月21日 】スー・チー氏はなぜ沈黙を守っているのか : 軍のロヒンギャ攻撃を批判すれば完全民主化の目標が危うくなる= The Wall Street Journal_Column_By Niharika Mandhana and James Hookway 2017 年 10 月 9 日 軍は2010年にスー・チー氏を解放し、民主化のためのロードマップを実行に移す一方で、中心的な役割は手放さなかった。スー・チー氏は欧米諸国を訪問し、米国では当時のバラク・オバマ大統領と会談し、議会からは議会黄金勲章を授与された。スー・チー氏は選挙に出るべきか議論した。選挙で勝っても、軍と権力を分け合わなければならないことは分かっていた。 このときの議論を知る人物によると、スー・チー氏はある外交官に、「民主主義の物まねは独裁よりはるかに悪い」と語った。‘ミャンマーで最高の地位に就くための政治的代償が沈黙なら、その代償は間違いなく高すぎる’ —デズモンド・ツツ元大主教 スー・チー氏はミャンマーが法によって適切に統治される完全な民主主義体制に近づくのであれば、制限付きでも権力を引き受ける価値はあると判断した。 同氏はさまざまなインタビューで、理想主義者や人権の象徴としてではなく、政治家と見られたいと語った。 2012年から16年まで駐ミャンマー米国大使を務め、現在は米平和研究所(ワシントン)の顧問のデレク・ミッチェル氏は「彼女は政権移行のやり方に影響を及ぼすチャンスがあると考えた」と話す。 自宅軟禁から解放されてから、スー・チー氏は軍兵士を「兄弟」と呼んでいる。 2013年にはBBCに対し、「軍には非常に愛着がある」と述べ、国軍記念日のパレードでは将軍たちと並んで座った。 スー・チー氏を知る人々によると、同氏は憲法改正への支持を集めようとしていたという。 スー・チー氏は多くの活動家が期待したほどの成果は挙げていない。 2015年には外務、エネルギー、教育の3つの閣僚ポストを引き受けたが、 その後、エネルギーと教育のポストは返上した。 スー・チー氏は、自分には軍の最高司令官への影響力はほとんどないと話している。 このことについて同氏と議論した関係者はそう証言する。 ある関係者によると、昨年10月にロヒンギャの反政府集団が軍の前哨基地を攻撃すると、軍から同氏の事務所に情報が入りにくくなったという。新たな国家主義的な国家観 国内の多くの少数民族と和平協定を結ぶというスー・チー氏の計画は今のところ頓挫している。 国内の紛争で住む場所を失った人の数は、スー・チー氏が政権入りしたときより今のほうが多い。 同氏は反政府勢力との信頼構築に向けて懸命に努力しているが、反政府勢力の多くは実権を握っているのは国軍だとみている。 今年、ミャンマー北部の戦闘で家を失った数千人のカチン族が暮らすキャンプを訪れたスー・チー氏は、状況を改善するためにどんな経済的チャンスでもつかめるチャンスは逃さないでとアドバイスして多くの人を失望させた。 自分が滞在しているホテルで労働者を探しているとも言った。 聴衆の一人が政府を親に、武装民族集団を子どもに例えると、スー・チー氏はこれに飛びついた。 このやり取りを知る人物によると、同氏は避難民に対し、武装集団に「親の言うことを聞きなさい」と言うように求めたという。 スー・チー氏の報道官は政府の和平計画は前進していると述べた。 報道官によると、軍の支援を受けた前政権は武装集団の多くと停戦合意を結んだが、スー・チー氏は紛争の政治的解決について議論を開始し、さらに一歩前進した。 ミャンマー経済については、多くの人がベトナムのように急成長すると考えていたが、変化は遅く、一部の投資家は関心を失った。 新規投資はスー・チー氏の政権入り前に急増したが、国連のデータによると、2016年の新規投資額は前年比22%減の22億ドル(約2500億円)だった。 スー・チー氏率いる政府が悪戦苦闘する中、新たな国家主義的な国家観が広がっている。 その背後にいるのは主に軍と、有力な僧侶を含む軍の支持者だ。 スー・チー氏は2015年の総選挙で自党からイスラム系の候補者を立てなかったことについて、権利団体からの非難を受け止めていたが、ロヒンギャの反政府集団による攻撃については、国際社会の反応は生ぬるいと腹を立てた。 関係者によると、国連がミャンマー軍に自制を求める声明を発表すると、スー・チー氏はネピドーである国連関係者に詰め寄った。 この関係者によると、「彼女は『なぜ攻撃をもっと強く非難しないのか。これは国家に対する反逆だ』と言った」。 ある外交官によると、スー・チー氏はロヒンギャに市民権を与えることにも消極的な姿勢を示した。 市民権を与えればバングラデシュからさらに多くのイスラム教徒を招くだけだと話したという。 かつての仲間の一部――その多くは1980年代の民主化運動時代からの仲間だ――は、スー・チー氏は軍と権力を分け合うことに合意したことで、軟禁当時と同じくらい身動きが取れなくなっているのではないかと考えている。 元政治犯で現在はヤンゴンにあるシンクタンクの所長を務めるキン・ゾウ・ウィン氏はスー・チー氏の軍に対する態度を見ていると、ミャンマーが近い将来、完全な民主主義国家になるとは思えないと話す。 「彼女は自分を軍に縛りつけている。両者とも、手を握らなければならないことが分かっているからだ」 とキン・ゾウ・ウィン氏は言う。「昔のものも含めてスー・チー氏の発言を聞くかぎり、彼女には軍に対する影響力はない」古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・