ROCK THIS TOWN

STRAY CATSのCDのローテーションが 異常に多くなったTanimです。 秋気ようやく身に染むころ、いかがお過ごしでしょうか？ それにしても、STRAY CATS聞いててつくづく思ったんですが、 「ベースが上手いと、バンドが上手く聞こえる」 ね。 ベースって僕が思うに、最も基本的な表情なんですよ。 人付き合いで、 顔をくしゃくしゃにして喜んでくれる人、自分の事のように 悲しんでくれる人とは長くつきあえるもんですよね？ それといっしょなんです。 なんていうんですかね・感情のもっとも根本というか。 心の動くままの表情というか。 で、やっぱり人間思うままに動いていたら上手くいかないわけですよ。 それを華麗に飾るのが管弦楽器なんですよ。 そこが面白いんですよね。 ベースも率直、他の楽器もベースに従ってやると、 もの凄く素直で、飾りのないとっても直な音楽になるし、 ベースは単純で、他の楽器が動きまくると なんていうか、いい意味でひねくれたクールな音楽になるし、 逆にベースが動きまくって、他の楽器がシンプルだと、 冷静でも、凄く感情的な音楽になるし、 ベース、管弦楽器ともに動きまくると アグレッシブで、思わず笑ってしまうような楽しい音楽になるし。 それが楽器の掛け合いのひとつなんでしょうね。 まあ、マイナーコードとかセブンスとか色んなコードや 色んなスケールがありますから、これ以外にも色んな感情があるんですが。 パーカッションが体を作って、ベースが純粋な心をもつ。 そしてギターや管楽器、ボーカルが色んな感情をもつ。 こう考えると、音楽って人間そのものですね。 そんで、音楽を聞くって人づきあいなのかもしれません。 おっと、ちょっと哲学的になりすぎましたわ。 それでは。今からストレイキャッツのギターをコピーしてきます。 ドラムやれって思った人は一歩前へ。