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柴田淳さんの話多すぎブログ ~僕はここにいます。~

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2006年05月10日
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カテゴリ:柴田淳
題名にピンと来たら30代。こんにちは。本日の更新は母の日用のリンクを作成しました。
「世界に一人だけの母」に「世界に一つだけの花」を。
って誰か絶対考えてるわこれとか思いながら書いたのですが。

それは置いておきまして、
柴田淳さんがラジオでゲスト出演されていた時に話していたことの一つ。これは男女でよくあることの一つだと思ったので書きます。

しばじゅんは「女性って二人の記念日とかよく覚えてますよね」と言った。
男性のDJは「男性は何でもない日の事をよく覚えていて。記念日とかよく覚えていない」と。
更にDJは「男性の方がいつまでも引きずりやすい」と。

これは全ての事に限ってそうではないとは思うが、いやはや全くその通りですと思った。
僕は何月何日にどこどこへ行ったという記憶より、その日の覚えていなくてもよい話題とか、歩いてた時に見た事などを断片的にだけど強く覚えていたりするのです。
「今日は何の日だったか知ってる?」
と女性に聞かれて、困る男性は多いでしょう。でもその出来事を言われたりしたら、その断片を思い出して「そう言えばあの時こんな話題だったよね」と話して目をまん丸くされる。なのに前後は思い出せないという(笑)

立体写真のように焼きついた記憶は、その時寒かった、風がきつかった、手に汗かいてた、相手の立ち位置や座った場所など、いろんなことをまとめて閉じ込めてしまっています。
それに対して女性はスラスラと「何月何日はここに行って、何日はこことこの場所に行って」とか言えてしまいます。お互いに「よくそんなこと覚えてるね」という形が違うのです。何故なのでしょうか?

いいことも嫌なことも記憶として残ります。いいことは美化されるし、嫌なことは忘れようと努力することも人間です。そしてそれを 良い記憶 or 悪い記憶 と判断するのは自分自身の心です。ただ、その中間の「普通の記憶」というのがもっとやっかいだとは思います。何をするのでもなく、何かされたわけでもないと思ってしまい、自分が「別に覚えておかなくてもいいっしょ今日は」と思ってしまい捨てられてしまう「普通の記憶」
これを重ねた時にやってくるのが年末時に「結局今年は何もなかった。何も出来なかった」と言えてしまう理由の一つになります。
普通って事は、何かを始めるきっかけには抜群のタイミングだと思うのですよ。春とか秋みたいにね。平凡がどれだけ難しいことか。それを考えればあなたの記念日なんて毎日いくらでも転がれるってことです。転がれるのに転がってないだけなら、せめて転がるようにしましょう。

女性は記憶をデータ化して男性は断片化してしまうのは不思議だとは思います。ただ、記憶を繋ぎとめておこうとしていることだけは頭に入れて欲しいのです。じゃないと

男性怒られっぱなしですから!

そして男女関係や人間関係で良いことも悪いことも記憶として残るけど、残るから今度はこうなりたいとか、こういうことはしたくないとか、喜びや痛みをもった昨日になると思うのです。自分の悲しみを愛する誰かが受け入れる努力をしたとしても、それでも受けきれない場所は自分が乗り越えなければならないから。

いつかあなたが心の痛みを持ったのなら、槇原敬之さんの「PAIN」を聴いてみれば
少しだけその”痛み”を”強み”に変えることが出来るかもしれません。いい曲ですよ。

「槇原敬之 ”PAIN”」
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B08301





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最終更新日  2006年05月10日 15時28分46秒
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