2010/02/15(月)16:50
「モチベってなんだ!?」
こんにちは。 やっと2月14日が過ぎました。
売れ残ったチョコ買いまくりの季節ですね! フフフ。
Perfumeの”チョコレイトディスコ”は好きだけど、
”計算する女の子”は嫌いでございます。 わったんです。
女子モーグル決勝。 リアルタイムで観ました。
上村愛子さま、お疲れさまでした!
畑違いですが、モーグルを少し? いや違うか。
随分とかじった人間として、とても誇りに思います。
あ、ちなみにモーグルって”コブ”のことです。
滑った本人が一番感じていたでしょうが、
監督の感じていたことと同じ事を僕も思っていました。
それはと言いますと、愛子さんは今回も後傾気味で滑ってました。
軟弱な雪質を考慮したのか、攻めてなかった。
多分攻めすぎるとスキー先端が突っ込んで前方に転倒するかもしれないのもあったんでしょうけど。
「この雪質ならいける」と途中で思ったら、前傾に変えて欲しかったかも。
メダルを取ったあの3人は、「こけても構わない」とガンガン突っ込んでいった。
だからなるべくしてなったと思います。 もう文句のつけようがないほど、
スピード、ターン、エアーとも、全て素晴らしかった。(エアーは無難だったけど)
しかも雨でシャバシャバのかき氷みたいな状態で膝がよく動いてた。
あれは絶対的な体系(身長・体重・筋力)の差です。 つまり無理。
頭1つ以上でかい人間から見たら、頭1つ分の高さのコブのハンディがあるのと一緒で。
サッツ(ジャンプ台場所の先端)が弱々なんだろうけど、
エアーでコーク(横軸の1回転宙返り)が見たかったなぁとは思いました。
要するに、上位選手の予選の滑りを見てたら、
ターンの実力は愛子さんが上だったけど、スピードは負けてた。
だったらもうエアーに賭けて欲しかったなぁと。
僕も物凄いでかいジャンプ台とか、初めて飛ぶエアーの技をする時は
「これで死んでも構わない」って思ってた時がありました。
スキー仲間に見守られながら死んでも本望だと。
えぇ確かに記憶喪失は3回以上ありますが(笑)
まぁそんなのどうでもいいんです。 攻める。 攻めてやる!!
コブを滑り降りてる時は、自分の息遣いとターンの音だけ聴こえて
ひたすら第一エアーを見る。
飛んだ時のターンの音が途切れるあの瞬間の気持ちよさったらもう!
必死に練習して全ての時間が止まったように見える飛んだ人間にしかわからない。
モーグルって何かを削ぎ落とすタイプの競技だよなぁとは思います。
遊びもできないし、順位争いだし、体調管理も大事だし。
結婚しちゃうと「死んでも構わない」って思わないかな?
友達が飛ぶ前に僕に言う。
「わったん、これで死んだら奥さんに『ごめん』って言っといて」
と言いながらジャンプ台に向かって滑っていくのを聞いたことがありますか? えぇ聞きましたよ僕は。(ちなみに死にませんでした)
あ、でもモーグルの大会を近くで見た人とかはわかるんですけど、
死ぬほど速いんですけどね(笑)
本当、ビビりますよ。 いや、やってたけど。
でもオリンピッククラスなんか、あほかと思うぐらい。
自然に対して「ねじ伏せてやる」って思わないと出来ない。
それこそ、ゴール前に家族全員殺した相手がいる感じで行かないと。
「誰よりも早く奴を殺してやる!!」
こんなモチベーション。 本当にモチベーションって大事。
でも世界で4番目にモーグル競技の成績の女性。
それだけでも十分凄いと思います。
上村愛子選手って、モチベより”自分自身への恨み”の方が強いと思う。
後で自分の不甲斐なさを恨むから、必ずその後の大会って好成績が出る。
で思った。
なんかその、今回メダル取った方が逆に引退しないかな?
だから次のモーグルの大会。
なんか凄まじい成績を取ると思います(笑)
兵庫県民でもあった上村愛子さん。 ともかくお疲れさまでした!
そして、フジテレビに入社しているのにも関わらず、フジテレビさんの
”里谷多英選手を応援しない空気っぷり”
これこそ感服でございます。 皆様「え、いたの? まだ現役だったの?」ぐらいの勢いで感じたのではないでしょうか?
「おっ、大人って怖いなっ!」
さて、そんなオリンピック。 NHK広報さんがツイッターで、
「ハンバーグオリンピックを是非観てくださいね!」
と間違って掲載したため、ハンバーグが食べたくなりました。
また、ノーマルラージヒルの予選では、変な人が映ってました。
映像を見ただけで、この様に言ってると思います。
「うぇぇぇやあぁあうぉぉぉおおおいぃ!!」(多分日本頑張れとか言ってる)
大泉さんお疲れさまです。
それはともかく、頑張れニッポン!