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カテゴリ:柴田淳
こんにちは。
僕は柴田淳というアーティストが好きなのですが、 曲もメロディーも声も顔も、そして考え方も好きなんですよね。 いいところもダメな所も。(このダメな所ってのを覚えておいてください) 9月14日付けの日記「ふと思うのね」という日記。 多分「柴田淳ってどういう人?」というのを「こんな人」って一番紹介しやすいぐらいの日記だった。 http://www.shibatajun.com/diary.php 一部抜粋。 -------------- 私みたいな難しい人間を、好きだと言ってくれる人は、私の財産で、 そーゆー人にわかって貰えてたら、それでいいと思ってる。 よく誤解されやすい人だと言われるけれど、 それはすべて自分のせいだとわかっている。 開き直るわけではないけれど、どうもうまく生きることが出来ないのと、 それで偏見を抱く人もいれば、本質を見抜いてくれる人もいるのも事実。 それが健全な世の中。 それでいいのだ。 (略) わざと苦手なことをして、自分で自分にトライするんです。 こーゆーところが、周りからは痛々しく見えるみたいで、 友達からは、淳ちゃん凄く頑張ってる…とか言われるんだ。 全然足りないさ。。。 私の愛している人たちは、 みんな超頑張ってて、自分の力で強く立ってる。 それを見ると自分が恥ずかしくなるもん。 類は友を呼ぶ。 そんな素敵な人と並んでいたいから、私はもっと頑張らなきゃいけないの。 でもって、いつかプツンと糸が切れてしまった時、 子供みたいに泣いてしまう瞬間が必ず来る。 相手が戸惑ってしまうくらい(笑)。 それまでは、ただ無心にきっと走り続けるような人間が柴田淳なんだと思うのね。 そーゆー風にしか、私生きれないんだよね。 仕方ないのさ。 それでも好きだって言ってくれる人がいる限り、 私はきっと歌っていると思います。 -------------- 普通、音楽アーティストがこういう事を言ってる時点でニュースにもなりそうなんだけど(笑) 柴田淳さんの場合は、これが普通の日記です。 さて、 ”いいところもダメな所も” ダメには2つある。 自ら言ってしまう「ダメ」と、他人から言われる「ダメ」。 しばじゅんの場合は、他人から言われる”ダメ”は、それで別に構わないと、 ”自分に思わせようとしてる” 感じになってしまっているんだと思う。 物凄い背伸びしてる。 多分足どころか、足の爪の先で立ってる感じ。 ”柴田淳という人間はこんなのだから”と自己暗示をかけ「いいもんフーンだ」と思ってるつもりで、 本当は辛くて苦しくて震えてる。 その為、周りから見てて痛いとは思わないし、あぁあの人は平気なんだと思われてしまう。 それを自分でも気づいてしまってる。 でも止められない。 「背伸びしてる=頑張ってる」っていうのは、同じ方向は一応向いてるんだけど、 平行線で繋がらないよ。 同じように感じてる人も多いんじゃないかな? と思う。 「呼吸はね。 息を吸った後に、次は吐くんだよ」 そう分かってても上手くできない。 「言われた通りにしてなんとか出来てるんだけど、意識せずにみんななんで出来るの? ”上手に生きる”って何?」 他人の言う”ダメ”は、生き方を否定されてるのと同時に、他者のレールから外れてるから ダメと言われる時がある。 それが本当に正しいか間違ってるかなんて誰にもわからないのに。 世間一般論を持ち出すと余計に混乱します。 自分で決めればいいと言われたりしても。 そこで1つだけ僕なりに思うことは、 「それで悔いが残らないか?」 「幸せと感じるか?」 とかだけで決めていいと思います。 「芸人になりたい」とか「歌手になりたい」とか言う人なら、親なら”ダメ”とか言うでしょう。 あの堺雅人さんでも、何年も親に勘当された人です。 色んな人にダメと言われ、迷ってる時は、自分でも「ダメな生き方かもな」と思うだろうし。 周りを全て考えず「それで悔いが残らないか?」 「幸せと感じるか?」 だけ思ったら、僕は、当然 悔いのない生き方を選んだ人間の方がダメじゃないと思います。 最初に言った、 「しばじゅんは良いところもダメな所も好き」というのは、 そう考えたら、「良いところも良いところも好き」と考えられるようになります。 ”駄目”って言葉。 言葉の響きが重いですよね。 子供の頃に怒られたら必ず 「そんなことしちゃダメ!!」 って怒られる事が多いですよね。 ワンコに言うのはわかるけど、 自分のお子さんなら、何故ダメなのかを考えられる年頃になったら、そちらで言った方がいいです。 小さい頃のまま「ダメ! ダメ!」を連呼する親なら、それはダメ親ですから。 そして大人になって今度は自分で言ってしまう「私はダメなんだ」という言葉に、 人はもっと重みを感じてしまうんだと思います。 また大人は褒められることってあんまりなくなってしまう。 「良くやったね」「頑張ったね」「偉いね」「凄いね!」 でも褒められることが少なくなった理由は、年上が少なくなっただけではなく、 自分も褒めることを人にしていないことも原因。 そして感覚がマヒして、本当に褒められてるのも悪に捉えて気づかないまま。 僕の想い。 「自分はダメなんだ」と思うなとは言いません難しいから。 でも、同じ分 自分を褒めてあげることもしてあげてください。 以上です。 そう言えば槇原さんの好きな曲の”MILK”でも同じような歌詞があった。 「ダメな自分を好きにならなくちゃ」という歌詞。 その前の歌詞はこうだ。 「自分と違うことをしている 人をうらやんだりしたけど やっぱり僕は僕だから ダメな自分を好きにならなくちゃ」 あなたはあなた。 人は人。 悔いを残さずに生きてください。 「しばじゅん 偉いね!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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