ボロニーズ

本日は、Mariちゃんのおかげで久しぶりの新橋演舞場に行きました！


早速本題。


今回は九月大歌舞伎です！


坂東三津五郎さんが休演されたため、配役の変更がありました。
＊印の箇所です。


一、元禄忠臣蔵（げんろくちゅうしんぐら）
御浜御殿綱豊卿
　 　
徳川綱豊卿 橋之助　※
富森助右衛門 翫　雀　※

中臈お喜世 壱太郎
上臈浦尾 秀　調
御祐筆江島 魁　春
新井勘解由 我　當


次期将軍と目される綱豊は、わずかな領地で御家再興をするより、吉良へ仇討ちをさせてやりたいと考えているのです。

寵愛しているお喜世の兄、助右衛門は浅野家の家臣であったため、その真意を探るべく、かまをかけるのでした。

この二人のやり取りが面白く、また最後の息のつまるような場面へとつながるのです。
橋之助さんも翫雀さんも配役変更でなったとは思えないくらいの堂々たるやり取りで、お互い腹の探り合いを行う緊張感が作品を盛り上げていました。


二、男女道成寺（めおとどうじょうじ）

白拍子桜子実は狂言師左近 橋之助
所化 宗之助
同 竹　松
同 廣太郎
同 廣　松
白拍子花子 孝太郎


こちらは、有名な娘道成寺のその後とでも言いますか。
新しい鐘のお祝いに舞をまう白拍子二人が、実は片方は狂言師の男性で、そして実は二人とも安珍を焼き殺した清姫の化身だったという結末なのです。

見所は二人の舞。
息の合った二人の舞…のはすが、ウーン、コレ合ってるのだろうか？
それとも、元々ズラして踊っているの？？
と、Mariちゃんとも話し合いましたが、わからず。

ま、美しい舞と、数々の着物と、早変わりを見せていただいたので満足はしているんですけど、今ひとつ腑に落ちないです〜。

橋之助さんは背も高いですし、やはり女性には見えず。
動きは白拍子の時も柔らかいのですが、ダイナミックさやゴツさが出てしまいますね〜。

終わりの方で、橋之助さんと孝太郎さんのそれぞれの御紋を染めた手拭いを使って孝太郎さんが舞うのですが、その手拭いと同じものを客席にいくつか投げてくれるのです。
流石に二階席には二本しか届かず、残念ながらゲットできませんでした〜！
最後の場面は孝太郎さん演じる白拍子の花子が鐘の上に乗り、その情念の表情は圧巻でしたよ！


三、天衣紛上野初花（くもにまごううえののはつはな）

河内山

上州屋質見世より松江邸玄関先まで

　 　
河内山宗俊 幸四郎
松江出雲守 翫　雀
宮崎数馬 高麗蔵
腰元浪路 壱太郎
近習大橋伊織 宗之助
同　黒沢　要 竹　松
同　米村伴吾 廣太郎
同　堀江新六 廣　松
北村大膳 錦　吾
和泉屋清兵衛 東　蔵
後家おまき 秀太郎
高木小左衛門 左團次


実はコレ、以前も観た演目なのです。
その時の浪路も綺麗でしたが、今回の壱太郎さんも大変お美しかったですー。
最初の演目でも綱豊の寵愛を受けるお喜世を演じておりましたが、そこでも綺麗でしたー！！
ちょっと背が高いんですけどね。



おかげさまで、今回も大変楽しませていただきました。
お弁当も美味しかったし♪
オヤツの豆大福も美味しかったし♪
Mariちゃんさまさま(*^^*)