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Oct 10, 2013
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カテゴリ:カルチャーネタ
本日はまたまたMariちゃんのおかげで、ACTシアターへ行ってきました!


さて、本題。


Mariちゃんのおかげで、14日までACTシアターで上演されている音楽劇『ヴォイツェク』を観に行ってきました!

ELLYの好きな山本耕史が出るので、楽しみにしていたのです。
と言っても、内容が内容(実際に起きた殺人事件を元に書かれた未完の戯曲で、貧しい軍人の男ボォイツェクが妻の浮気によって精神を病み、妻を殺してしまうという話)なので、重いのだろうなぁと思っていたら…。

やっぱり重かった!!
逃げ場がない、心がザワザワするような劇でした。
(赤堀雅秋の脚本、白井昇の演出)


音楽劇というだけあり、三宅純という作曲家が劇中の曲を作っているのですが、これが非常に印象的なのです。
見世物小屋が劇中にも出てくるのですが、曲調もメインの曲はそんなイメージ。
弦楽器や管楽器を中心に4名で様々な楽器を生演奏しています。

かなり音取りも難しい曲ですが、さすが山本耕史は完璧ですねぇ。
最後は涙を浮かべながら歌うという難しいことまで!

妻マリーを演じたマイコは、色が白くて動きがしなやか。
バレエをやっていたことがよくわかります。

カールという少年を演じた良知真次はミュージカルでも活躍しているそうですが、歌はいまひとつ。演技もちょっと残念。悪くはないのだけれど。
『レインマン』のような首の傾げ方が、ちょっとやりすぎの感でした。
今検索かけたら、30歳なんですって!そうは見えなかった…。しかも元ジャニーズらしい。

老人役の春海四方は、味があります。
前もACTシアターで『十三人の刺客』で観ましたが、なかなか良いですね~。
医師役の半海一晃はカミカミでした~!

見世物小屋の主人である今村ねずみの存在感はさすが。
現実と狂気の境の曖昧さを、その姿と口上から表現しています。

大尉役の団時朗も、マリーの隣人の娼婦役の真行寺君枝も、さすが。
マイコなどはまだ役と本人との間が何かしっくりきていない感がありますが、全く違和感なし!でした。

ヴォイツェクの友人アンドレース役の石黒英雄は、特別目立つ訳でもなく、でも邪魔もせず。  マリーの浮気相手の鼓手長役の池下重大は、いかにもいかにもな役をそつなく演じておりました~。

でも何といっても秀逸なのは、舞台美術&照明。
舞台のいくつも扉のある壁に、幻覚のような影を映し出し、上からのライト、下からのライトが効果的にヴォイツェクの世界を表現していくのです。

最初ACTシアターが妙に狭いと思ったら、最後の場面であっと驚く仕掛けもあり、舞台美術ってホント面白いなぁとまたまた感動でした。


ELLY的には予想通りの不気味さでしたが、Mariちゃんにとってはかなりつらかったようで、
「自分が病気になっちゃいそう~!」と、帰りもため息のつき通しでした。
食欲なくなっちゃったと言って、夕食もパスしたくらい!
ダイエットになって良かったかもね~。


内容をもっと詳しく知りたい方はコチラ観劇予報の記事をご覧くださいませ☆



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Last updated  Oct 11, 2013 02:27:33 AM
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