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Serendipity



For beautiful eyes, look for the good in others.

美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
― Audrey Hepburn



ブログのタイトル Serendipity とは

「思わぬ発見をする才能・思いがけないものの発見・運良く発見したもの」という意味を持つ英単語です。このブログを読んでくださったみなさまに、この単語が意味するような思わぬ発見や出合いがあることを願い、ブログタイトルを Serendipity にしました。


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2019年08月06日
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カテゴリ:つぶやき
8月に入り、連日猛暑が続いていますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

私はご想像に違わず、バテまくっております…号泣


・・・・・・


今日は久しぶりに目のことを書きたいと思います。

ここ最近はなにやらふざけたことばかり書いてきたこのブログなのですが…実は私の現実はその正反対でした。

私は緑内障という、視野が徐々に欠けていってしまう病気にかかっています。

7月の初めに視野検査(現在の視野がどの程度かを計測する検査)を受けたのですが、その結果がいまいちで…。

これまでは主に左目の方が悪くて(中期ぐらいと言われています)、右目の方は「ごく初期の段階」と言われてきたのですが、今回の検査ではその右目でも、わずかではありますが視野の欠けが広がっていたのです。

その上、眼圧も両目ともいつもより高めで…しょんぼり
(*緑内障の治療は、現在の医学でできることは眼圧を下げることだけ…なのです。)

あー……号泣


・・・・・・


そんなこともあり、さらにここ数日は目の見え方があまりよくなくて、ちょっと落ち込んでいました。

緑内障のこと…誰かに苦しい思いを聞いてほしいけど、いちばん身近な家族にはなかなか話せません。

私が苦しみを打ち明けると、家族は本当に悲しそうな顔をするのです。時には泣かせてしまったこともありました。

ただでさえ迷惑をかけ続けている家族に、どうしてこれ以上追い打ちをかけられるでしょう?

苦しい胸の内は、ほとんど誰にも話せなくなりました。


・・・・・・


30代で緑内障になっていることがわかったとき、最初は「どうして私が?」と思いました。

私は20代半ばから15年近くも別の病気も患っていて…それなのに、失明の恐れがあるようなそんな病気にまで…?!

……と。


最初はそんなむごい仕打ちをしてくる運命を憎みました。

そしてだんだんと、「これが何かの罰だったならいいのに…」と思うようになりました。…何かの罰だとしたら、まだ納得がいくから。

「ああ、私は病気になることで自分の行いの罪を償っているんだ」と思えれば、いっそ楽だと思うようになったのです。


・・・・・・


でも時が経ち、今は少し考えが変わってきました。

私は今、40歳です。

緑内障の全患者の中でも、40代で緑内障に罹患している人の割合はわずか2%なのだそうです。

ほんとに希少な数に入ってしまったもんだ…。

でも、これがそんなにも稀なことならば、そうなったことには何か意味があるのではないかな、と思うようになりました。

ごくごく平凡な私が、ヘレン・ケラーにも、サリバン先生にも、ましてやマザー・テレサにもなれるわけではありませんが…。

それでも、緑内障患者としてはまだ若いうちにこの病気になったことには何か意味があるような気がしてきたのです。

そうだとしたら、私にできることってなんだろう?

今はそんなことを考えるようになってきました。


・・・・・・


目の病気の苦しみや恐怖――そして、目が見えない人たちへの関心なんて、ほとんどなかった過去の自分。

あの頃は若くて、楽しくて気楽だったけど……薄っぺらな人間だったかもしれない。

なーんにも考えずに生きていた気がする。


・・・・・・


今、私は外出すると、点字や点字ブロックなど、街に施されている視覚障がい者のための工夫に目が行くようになりました。


時間があれば、実際に街にある点字を触ってみたりもするようになりました。

点字って、その配列を覚えるのは割と簡単らしいのですが、指先で読み取るのがとても難しいのだそうです。

なるほど、指で触ってみても、ポチポチという小さなでっぱりの組み合わせを判別するのは難しい…。


・・・・・・


そして、街を歩くと、不思議と白いつえ――白杖を持った目の悪い方々を見かけることが多くなりました。

…もしかしたら、今までだって白杖をついて歩いている人たちはたくさんいたのに、気が付かなかっただけなのかもしれません。


白杖を頼りに歩く人たちの姿。

なんて強くて、勇敢なんだろう。


私は目が見えなくなるのが怖くてたまらないのです。

でも、あの人たちはもう、私の先を進んでいる。

目が見えない世界を、力強く懸命に生きています。


・・・・・・


私の命が尽きるのがいつになるかはわからないけど、それまで私の両目はもってくれるのかなあ。

それは誰にもわからないことです。


だから今は、まだ見ることができているこの時を大切にしたいと思います。

この世界をちゃんと見つめて、この世界の美しいものをいつでも思い描けるよう、心の中に刻んでいきたいと思います。



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最終更新日  2019年08月06日 08時00分06秒
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