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本須賀海岸 カフェレストラン ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

基本的なブレンド例 

さて、実際にコーヒーのブレンドとはどのようなものがあるのでしょうか?現在はその実例をあげるのは非常に難しいことです。とゆうのは、「オール・アバウト・コーヒー」の記述にも書かれていたように、コーヒーのブレンドには無数の組み合わせがあります。定まった方式をつくることは不可能なのです。 特にここ最近は、市場が多様化して、コーヒーメーカーは個々それぞれの考え方で多くの製品を生み出していますので、全く同じブレンドというものは二つとない、といってもいいでしょう。しかし、1920年代に出版された「オール・アバウト・コーヒー」にはあくまでも参考とした上で、当時のアメリカで用いられたいくつかの基本的なブレンド例が記述されています。勿論、時代も市場も異なり、その後産地ごとに品種改良も進んでいますので、現在のブレンドとは異なりますが、コーヒーがどのようにブレンドされるのか、具体的にイメージしていただくためにここで紹介してみましょう。
記述された数例のブレンドは<低価格ブレンド><中間価格ブレンド><一級品のブレンド><最高級品ノブレンド>といったように、製品化された時の価格を指標にして4つにカテゴライズされ、一般消費者向け包装済コーヒーと外食業向けコーヒーに適したブレンドのヒントととして紹介しておきます
低価格ブレンド 1.水洗ロブスタ(50%)+コロンビア・コンスモ(50%)
        2.サントスNO.6(50%)+コロンビア・コンスモ(50%)
中間価格帯のブレンド
        1.ブルボン・サントスNO.4(50%)+コロンビア・ヒラルド
         (50%)
        2.ブルボン・サントスNO.4(1/3)+コロンビア・コンスモ
(1/3)+ククタ・マラカイボ(1/3)
一級品のブレンド1.高級ブルボン・サントス(40%)+コロンビア・メデリン(60
         %)
        2.高級ブルボン・サントス(40%)+コロンビア・メデリン
         (40%)+水洗マラカイボ旧年物(20%)
最高級品のブレンド1.コロンビア・メデリン(1/3)+水洗マラカイボ旧年物(1/3)
酸味のあるメキシコ(1/3)
2. アンコラ上物(2/3)+モカ(1/3)

「水洗ロブスタ」は水洗式で精製されたジャワ・ロブスタのようです。ロブスタ種の豆は淡白な風味で酸味はなく、主に他の豆の強さを和らげ、価格的にも安価で製品の低価格化に多く用いられたようです。
「コロンビア・コンスモ」のコロンビアは銘柄、コンスモは等級です。コロンビアは豊かで口当たりがなめらかとされています。コロンビア産のコーヒーの等級は8段階に区別され、コンスモは上から第6段階にあたります。
「サントスNO.6」ブラジル産サントスは酸味が弱く味は平板とされています。NO.6はブラジル産の等級で8段階の6番目ということです。
「ブルボン・サントス」は滑らかで刺激が少なく口当たりが良いとされています。多少の酸味があります。
「コロンビア・ヒルラド」は酸味が多くある程度の風味とコクも得られるといわれています。
「ククタ・マラカイボ」もコロンビア産の豆で、豆の形と風味のバランスが良いこと、また鋭い酸味で知られています。
「コロンビア・メデリン」コロンビア産の中で最高とされ、風味も良くコクも強いものです。
「メキシコ」は充分にコクがあり、優れた酸味、芳香が強く、最高級品とされています。
「アンゴラ」はマレー産の高品質豆で豊かなコクと芳醇な風味で知られています。
『モカ」はイエメンを代表する高品質豆で(オールド・クロップ)を加えることを奨めています。
これはあくまでも当時の基本的な実例の一部として記述さrふぇていますが、苦味と酸味、また強さとまろやかさの調和を目指すと言う意味では、現在のブレンドと
共通する姿勢であるといえます。


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