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本須賀海岸 カフェレストラン    ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

本須賀海岸 カフェレストラン ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

ブレンドの現状

では現在ブレンド技術はどのように用いられ、どのような状況になっているのでしょうか?まず現状、日本のコーヒー市場ではブレンドされた製品は、どれくらいあるのでしょうか?
全体のシェアの8割から9割はブレンドされた製品じゃないでしょうか、 ブレンドの種類については各メーカーごとに色々と考え方がおありでしょうから一概には言えませんが、例えばコーヒーには「苦味」という特性と「酸味」という特性がありますよね。それから味わいの強いものとマイルドなものという考え方もあります。使用する豆のクオリテイーということもあります、産地ごとに様々指標で等級の各付けが行われていますから。勿論製品として求めやすい値段にするか、高級品とするかと言う価格の設定という要素もありますね。
それに焙煎のしかた、深く煎るか浅く煎るかということでも段階があります。ですから最大公約数的に考えても数十種類はあるわけです、結果的にはかたよりのない飲み心地の良い味がブレンドには求められると言う事です。単一銘柄のコーヒーは高級品、ブレンドは廉価品というイメージが消費者の間にはあるように思うのですが。
やはりそれはロットの問題だと思います。沢山売れるものは仕入れ量も製造量も多くできるわけですから、価格効率はいいわけです
ですからこれは小売り店でもメーカーでも同じことですが、需要の少ないものは割高になってしまうということも有ると思いますので、結果的んみ安く売られているブレンドでも一概に品質が低いとは言えません。高級指向のブレンド製品もありますし、
そう言う意味では、消費者にとってはブレンド製品の方が得ということになるのか?
いやコーヒーは嗜好品ですから、飲む方にはそれぞれ好みがあります。もちろんブレンドはより多くの方に飲み心地が良いと感じて頂けるように行うわけですが、それを選ぶのはあくまでも消費者個人個人の指向ですし、コーヒーが好きな方にはそれぞれこだわりがあります。安いから得、高いから損と言う風に単純にわりきれるものではないということですね。


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