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テーマ:福祉医療関係(1062)
カテゴリ:福祉事業所
A事業所では、入所時に薬手帳の提示はありますが、以降は薬に変更があった時のみの報告で性善説になってしまっており、服薬管理が全くされていません。服薬管理の重要性を事業所としてきちんと認識していません。精神障害者雇用でも服薬管理が大原則になっています。
実際、抗精神病薬の服薬を怠っていると思われ、かなり深刻な病気を発症している人がいます。しかし、スタッフは誰も発症に気づかないので本人に注意ができていません。たとえば、自尊心の肥大から「自分ほど偉い者はいない」と気が大きくなって偉そうに上から目線で発言をする人がいます。観念奔逸で何度も次から次へと質問や発言をします。そして、行為心迫の状況に陥ります。結局、その人の周囲のすべてが私物化され、本来の目的から大きく逸脱した困った状況と雰囲気になってしまいます。 その影響で体調を崩す利用者も少なからずいます。しかも、このことを誰も教えてくれず、原因がわからずに事業所に通えなくなってしまった人もいます。たぶん、子供と一緒に街中を歩く時、異常者を見つけたら子供に見せないように避けて通ります。それと同レベルの人が目の前で同じ空気を吸っているので、そこには何とも耐え難いものがあります。 また、メインの精神障害と他の精神障害と重複している人もいますが、スタッフはそれを全く理解していません。理解のないサポートは何の役にも立たないし、逆に利用者を傷つけます。 ※観念奔逸(かんねんほんいつ)→考えが次々と湧いてきて、方向性も定まらずにほとばしり出る状態 ※行為心迫(こういしんぱく)→欲動と意志発動が促進されて、異常に亢進して次々と行為をする状態 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月22日 08時51分18秒
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