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テーマ:心の病(7199)
カテゴリ:福祉事業所
A事業所には精神疾患以外で性格的に困った利用者がいます。その人は、自己愛がとても強すぎるようで、他人の手柄を当たり前のように横取りします。他人のアイデアを盗むのは図々しいことであり、盗むこと自体も腹立たしいこと極まりないです。しかも、彼には悪びれる様子が全くなく、スタッフに自分の提案として報告しています。本当にしたり顔で報告しているその姿が目に焼きついてしまい、悔しくてたまりません。
さらに、人の手柄を平気で横取りするその人は、何かまずいことがあった時には、平気で責任を他人になすりつける癖も持ち合わせています。グループワークで問題が発覚すると、俺は関係ないと逃げてしまい、残りのメンバーに責任を押しつけるような態度を平気で取るので、見ていて驚いてしまいます。
実は、人の手柄を盗む場合と、人に責任を押しつける場合は、同じ心理が働いているそうです。本人には、手柄を奪ったとか責任を押しつけたといった意識が全くなく、貢献を過大評価して責任を過少評価する認知の歪みがあるそうです。つまり、成功した時は自分の貢献を過大視して自分の手柄だと考え、失敗した時は自分の責任を過小視して自分のせいではないと都合のいい考え方をしています。
A事業所での彼の行動により、「何でそういうことを平気でできるんだろう?」とか、「こういうのは絶対にあり得ない!」と言ってイライラしている利用者たちも多く、何とも言いようのない我慢を強いられています。スタッフに報告しても話は一応聞いてくれますが、全く効果がなく、困ったことに、彼のそのような行動を誰も止めることはできないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月21日 16時19分05秒
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