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テーマ:心の病(7199)
カテゴリ:福祉事業所
先日、最寄り駅でA事業所の元利用者の金蚉さんとばったり会いました。金蚉さんの方から話しかけてきました。
「赤とんぼさん、お久しぶり! 相変わらずA事業所に通っているんですね?」 挨拶されたので返事をしました。 「金蚉さんがいなくなって本当に寂しくなりました。どうして辞めてしまったんですか?」 すると、金蚉さんが訊いてきました。 「須関久の奴まだいるの? あいつのせいでA事業所は模擬職場じゃなくなってしまったからね。就労移行支援事業所は他にもたくさんある訳だし、今通所している事業所は、しっかりした模擬職場を提供してくれているから安心して通所できて申し分ないですよ。本当に転所してよかったと思っています。赤とんぼさんも転所した方がいいんじゃないの?」 金蚉さんからも転所を勧められる展開になりました。 「先日、大学の先輩から連絡があって、今通所しているA事業所は最悪だから、転所を勧められて、次に行く所を検討していますよ。お話を聞いたら、金蚉さんと同じ事業所がいいかもと思いましたよ。」 当方も転所を検討している旨伝えました。 「でも、人気の事業所だから、今からだと2、3カ月待ちの様ですよ。私の場合、見学を申し込んで体験入所して、何とか早めにお願いしましたが、正式入所まで1カ月くらいかかったんですよ。」 入所まで期間がかかりそうなので、少々落胆しながら応えました。 「そうなんですね。大学の先輩の話でも、金蚉さんの通所している事業所はいいと言ってましたよ。」 すると、金蚉さんは新しい事業所のよい所を伝えてくれました。 「驚いたのは、福祉サービスの相談支援を紹介してつけてくれたのと、主治医とスタッフの三者面談をしてくれたことかな。A事業所では全然やってくれなかったサービスですよ。」 これを聞き、思わず口にしてしまいました。 「そうなんですね。金蚉さんと同じ事業所に入ってもいいですか?」 とは言っても、手放しで喜べない事情もあり、金蚉さんが隠さず話してくれました。 「別にかまわないけれど、定員オーバーというのとコロナ禍ということで、事業所レクチャールームの定員制限があり、在宅支援が時々あるけど、それでもよければ。」 お茶を濁すように当方から応えました。 「そうですよね。A事業所はいつも定員割れしてますから、在宅支援なんか今までなかったですもんね。」
久しぶりにお会いした金蚉さんの表情が生き生きとしていたのが印象的でした。金蚉さんと同じ事業所も候補に入れながら、次に行く事業所の検討を早急にしたいと思いました。自分も早くあのような明るい笑顔を取り戻したいと思いました。それと、就労移行支援事業所の情報通である空蝉さんから、実際に見学した事業所の感想入りのメモ書きも入手したので、参考になると思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年10月02日 14時03分22秒
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