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テーマ:心の病(7197)
カテゴリ:福祉事業所
第5章 利用者の様子
Z事業所の利用者の様子を揚羽さんから語っていただきました。
「女性の誰かが毎日のように泣いていました。心理プログラムと臨床心理士との面談で、ネガティブ感情が出やすい環境にあったのかもしれませんね。それと、須関久からの嫌がらせやハラスメントの相談も多かったですよ。特に、男性利用者からも『泣き虫3人娘』と揶揄されていた、松虫さん、鈴虫さん、蟋蟀さんの3人はよく泣かされていました。」
話題を変えて、今度は黒蜂さんが発言しました。 「施設外交流禁止というルールがありました。レクチャールームから一歩でも外に出たら、利用者同士で一切会話をしてはいけないと何度も厳しく注意を受けました。須関久が朝礼の時に、わざわざ全員の前で、『施設外交流禁止は法的にまずいです。』と発言したんです。しかし、どうマズイのかを全く説明できず、ただ自分が喋りたいだけのしらけた発言が痛かったですね。」
次に、揚羽さんが笑みを浮かべて発言しました。 「朝礼前、休み時間、昼休みには、レクチャールーム内という制限はありましたが、結構いろいろと利用者間で会話ができ、有意義な時間が過ごせたと思っています。わたしのいた頃は、お手本になるような四天王みたいな4人がいて、いろいろな面でわたしたちをリードしてくれました。」
さらに、揚羽さんが目を輝かせながら発言しました。 「それと皆さん、何かしらの趣味や娯楽をお持ちで有意義な余暇を過ごしていて、ユニークで個性豊かな面々でした。企業見学会で訪問先のファシリテーターの人を、ギャンブル好きと見抜いた観察眼のある人がいて驚きましたね!」
これに対して黒蜂さんが思い出したように語りだしました。 「私がもうひとつ、須関久の印象を悪くした事があります。企業見学のポスターを蟋蟀さんと見てお話をしていました。そして、休憩時間も終わりなので席に戻ろうとしたら、須関久が出てきて、私が話してたことと同じ事を私に話し始めたのです!いや、もう次のプログラム始まるんだけど!?と思いながら話を切り上げました。なんだコイツ、知識をひけらかしたいのか?厨二病だなあと思って、その後、厨二病劇場が展開されたのです。」
最後は、揚羽さんが発言して〆ました。 「傍から見ると、すごい実力差があるのがわかるのに、須関久は相手をライバル視するような癖があり、本人にはその差がわからないみたいでした。有能なグループリーダーのプレゼンの内容ではなく、スタンスに対してばかり拘った発言をし、いったい何を言いたいのが意味不明で気持ち悪かったですよ。」
他にも、Z事業所の有能なスタッフの話や、利用者の状態に合わせた3段階のクラス分けの話もはずみました。このようなよもやま話は折に触れて取り上げたいと思っております。今回の座談会も有意義な時間を過ごせてよかったと思いました。 ※このブログは精神疾患を負っている本人を中傷する意図はありません。精神疾患のイメージを悪くしている困った人たちの存在を隠蔽するのではなく、世間の方々に広く知っていただくために描いています。その困った人を、一事業所だけでの解決が困難と思われるので、社会全体として解決、もしくは救済する方法をこれから模索していくことが大切だと思っています。なお、就労移行支援事業所に通所している、精神疾患者のほとんどの利用者は、就労訓練を通じて社会復帰を目指し、真面目に訓練を受けていることを追記しておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年10月21日 05時00分06秒
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