amazing baby

2011/08/22(月)01:35

休暇の最後を締めくくる映画2本。(加筆あり)

It's fan!!(13)

レンタルビデオショップのカード更新を兼ね、 映画のDVDを物色しに。 夏休みを当て込んでか、 新作映画DVD3枚で990円、 準新作映画DVD4枚で1000円というキャンペーン中。 まずは「借りぐらしのアリエッティ」、 「恋とニュースのつくり方」まではトントン拍子に決定。 が、ほかのものは準新作カテゴリー。 「せっかくなんだから、  ここは新作でそろえたほうがお得だよ」 と夫に耳打ちされる。 ふーむ、何がいいかしら? さんざん悩んで「相棒 劇場版2」にする。 「SP」が準新作だから、こんなところでしょう。 出がけに怪しげだった空模様、 帰り道には徐々に雨粒が大粒に変わっていって、 涼しさに拍車がかかる。 ご近所商店街の子ども向けイベント、 せっかく店開きしてたのに、残念だなあ。 またまたワンコがびしょぬれ。 ポットにたっぷりのコーヒーを入れ、 準備完了。 まずは「恋とニュースのつくり方」から見始める。 やっぱり「プラダを来た悪魔」の脚本家と 「ノッティングヒルの恋人」の監督の作品だけあって、 明るくゴージャス。 なかなか気の利いた台詞。 第一、テレビ局が舞台というところが、 この手の映画にぴったり。 もちろん、ダイアン・キートンとハリソン・フォードは さすがの貫禄だけれど、 なんと言っても ヒロイン役のレイチェル・マクアダムスがよかった。 ともかくひたむきに頑張る。 その頑張りに、周囲がいつの間にかヒロインの味方になってく。 本気の頑張りには、周囲も本気でついて来てくれるのよね。 そして、かつての栄光が忘れられない ハリソン・フォード扮するジャーナリストまでもが 他局の大御所番組に引き抜かれようとしているヒロインを引き戻そうと、 自ら料理コーナーを引き受けるところなんて、素敵だった。 たまたま本日付け朝日新聞に掲載されてた 山下達郎へのインタビュー記事 「仕事力 職人でいる覚悟」での、次の言葉に 心動かされてたけど、ハリソン・フォードの役が、 まさにこれだったかも。 「自分の昔の価値観や経験則にこだわりすぎると  たちまち時代に取り残される。  それを避けるためには必死に自己変革や  学習を続けるしかないのです」 ともかく、見ていて元気になれる映画だ。 で、夕食を挟んで、お次は 「借りぐらしのアリエッティ」。 ロードショウのときには 「絶対に見ない」と言っていた娘が、 気がついたらじいっと見入っていた。 森の中の洋館という設定に、 イギリス土産の芸術的ドールハウスという小道具が効いている。 洋館の中を縦横無尽に行き来出来るようにしつらえられた 釘のはしごや、糸巻きロープなど、 生活の工夫が随所に出て来て、丁寧な暮らしぶりが表現されている。 が、「なんで、こういう強引な設定なんだ」 と、すかさず突っ込む夫。 わかっていながら、そういう突っ込みするんだよね。 しかし、なんでも手仕事でというこびとさんたちの生活は、 このアニメに充分ふさわしいと思うわ。 なんといっても原作がイギリスですし。 こびとさんと人間のスケールの違いを表すのに 随分ダメだしがあったということは、 メイキング番組で見た。 そこのところまで、夫が突っ込む。 別に気に入らなくて突っ込んでる訳じゃないのよね。 「やっぱりジブリは背景画がいいよねえ」 うっとりしているのは娘。 確かに、絵の丁寧さが、 こびとさんたちの暮らしぶりの丁寧さを より丁寧に表現することにつながっていたかも。 「相棒」は時間切れで、多分明日、見ることになるだろう。 現在読んでいる本がどれも大変シリアスな内容なので、 おしゃれで明るいサクセスストーリーに ファンタジックなアニメの2本立ては、なかなかよかった。 さて、お盆休み気分も、そろそろ終了。 明日からは、気持ちを切り替えていこうっと。

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