2005/05/17(火)05:34
映画鑑賞 「ANTHONY ZIMMER」/フランス
ソフィー・マルソーのセクシーさが売りなだけの映画かと思ってましたが、結構当たりでした。
金融界闇の大物、アンソニー・ジマーの影武者を仕立てるために、同じ年恰好の男性をニース行きの列車の中で見つけろとの指示を受けたソフィー・マルソーが白羽の矢をたてるのが、イヴァン・アタル(シャルロット・ゲンズブールの旦那さんですね)。
この冴えない男はまんまとソフィー・マルソーの誘惑に乗ってしまいます。そしてニースの超豪華ホテルに泊まり、夢のようなバカンスを過ごしていたはずが、ホテルに乗り込んできた男達に殺されそうになり・・・。
セリフがいかにもフランスっぽい。
「不思議ね、私達前にもどこかで会ったような気がするわ」と言うソフィー・マルソーに、「じゃ、そのうち思い出すだろう」という乗ったような乗らないようなイヴァン・アタルの答えなど、二人の掛け合いがなかなかです。
話はテンポよく進んで行き、そして二転三転。
ラストも切れがいい。
大作や考えさせられるような映画じゃなく、何かさらっと1本観たいというときにおすすめです。
ソフィー・マルソーって昔からあんまり顔が変わらないですね。
鼻以外、おでこからあごまで見事に真っ平ら。
セクシーっぽくしてつっぱってる顔より、泣いてる顔のほうがきれいでした。
あと、最初のシーンはソフィー・マルソーの足ばかり映るのですが、ふくらはぎの筋肉がちょっと気になりました。細いだけにそこだけ妙に目立ってしまって・・・。