2005/07/28(木)16:12
フランス南西部の名物料理 ~カスレ~
・・・とタイトルにえらそうに書きましたが、別に南東部まで行ってきたわけではありません。
フランス南西部地方の料理を専門にやっているレストランに行ってきました。
このレストラン、小さい店なんですが、いつ行っても満員で普段は予約しないととても入れません。
ただ、今は夏休みシーズンでもあり、そろそろ朝の通勤のメトロに乗っている人も少なくなってきたし、付近のレストランも空席が目立ってきたので、今日は飛び入りでチャレンジ。
ぎりぎりで席が空いていました(それでも店内はいつも通り一杯で驚きました)。
行きたければ予約して行けばいいだろうと思われるかもしれませんが、あらかじめお昼に何を食べようかなんてなかなか決められないものなんですよ。なので、このレストランにも数えるほどしか入ったことがありません。
ここに来たらお目当てはもちろん、ラングドック地方の名物料理「カスレ」です。
カスレとは煮込み料理で、白インゲン、ソーセージ、鴨のコンフィ(鴨肉を保存用に脂に漬けたもの)などがふんだんに入っています。
(店内はちょっと暗めでしたので、写真がはっきりしなくてすみません)
結構お皿は小さめです。容積で言うと、私の目の前にあるちょっと部厚めの英語の辞書より少なめという感じでしょうか。
深さはあるのですが上部の表面積が比較的小さいので、「え!?これだけ?」って驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
・・・が、肉類と豆類という、噛んで飲み込むまでにある程度時間を要するものばかりが詰め込まれているせいか、食べても食べても減りません(白インゲンなんか、長さで3cmほどもあるのです)。
というわけで残念ながら、私は完食したことがありません。
今日もあと一歩のところでノックアウトされました。
さらにいつも食べ過ぎてしまうせいかどうか、これを食べた後に胃が痛くなることが多いです (今日は大丈夫でした(^^ ホッ)
それでもまた注文してしまうカスレ、やっぱりおいしいです。
ワインはやはりこの地方のカオール。
今日飲んだのは、ちょっと上品でスイスイと飲めちゃうタイプでした。
(すでにだいぶ飲んじゃっていてラベルがすこし汚いです・・・)。