ボンジュール・ド・パリ

2007/03/16(金)08:12

パリのトラム

パリ(113)

トラムが開通しましたというニュースにしてはもうちょっと古いんですが、私自身は初めてそのトラムを目撃しました。 私にとってトラムとはなんとなくレトロなイメージ。 つまり、「華麗なる一族」(はは、ちょっと見ました)に出てくるような路面電車のイメージです。 カタンコトンとゆっくり動くようなやつですね。 しかしさすがに新しく出来るトラムというのはそういう感じじゃないですね。 見た感じ、路面を滑るように動いているという雰囲気でした。 と、これがそのパリの街を走るトラム。 バスと同じようなデザインなので、トラム開通のことを知らなければバスだと思って見逃してしまうかも!? トラムのレトロなイメージ=黄色や茶色なんですが、このイメージとも全然合いませんね。 まあレトロレトロと言ってもヨーロッパの他の国ではトラムが走っているところがあり、そういうところでレトロじゃないトラムは何度も経験済みなんですが。 古い電車でも新しい電車でも、あのトラムの心地よい乗り心地とでも言うのでしょうか、あの雰囲気がすごく好きで、ブリュッセルに行ったときもうれしかったですね。ブリュッセルはメトロよりトラムのほうが発達しているので、移動の際は常にトラムで、その度に喜んでました。 さてパリのトラムに戻ります。 トラムの駅を少し遠くから見るとこんな感じ。 まあ少し暗くなっていたせいもあるんですが、Tのマークがあっても一見してトラムの駅とはわかりませんでした。なんかにぎやかだな・・・くらいな感じ。 近づいてみました。 ちゃんと線路が街中を通っています(当たり前ですが)。 パリの建物とこの線路が一緒ってもっと違和感があるものかと想像してましたが、それほどでもなかったです。 まあトラムが走っている場所というのがもともとかなり車の多い広い道路で、あまり街並みがどうこう言うような所じゃないというのもあるのでしょうけれど。 ホームの切符売り場。 パリのメトロ、バスと同じ切符です。 ということは私の定期も使えるということなので、こりゃあ一度乗ってみたい!と疲れた足を引きづりながらも少々なら遠回りするつもりでいたんですが(農業展の帰りでした)、行き先がほんとに私の目的地とは離れているのでやめました。 どうせこんな暗いときに乗ってもよくわからないだろうしね。 このトラム、いまはまだほんの一部分でしか通っていなくて、まだまだ工事が続いています。 トンネルを掘らなきゃいけないメトロの線を新しく開通させるよりは工事は楽なのでしょうけれど、完全開通するまでいったい何年くらいかかるんでしょうかね? ほんの小さな工事でさえ、遅延につぐ遅延なんてのが当たり前の国なので。 今のところ、このトラムは私にはほんとに関係ないのですが、いつかちょっとは乗ってみたいですね。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 →  パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓

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