ボンジュール・ド・パリ

2007/08/29(水)06:36

こんな間違いもあったのか・・・

フランス語(31)

8月28日ですか・・・。 まる2ヶ月間ボーッと過ごしてしまいました。 休み明けの今週、思ったよりつらくないのが幸いなんですが(まあ言っても一週間だけでしたしね)、なぜか言葉がしどろもどろ気味。 フランス語が・・・と言うより日本語もおかしくて。 昨日の朝、一番最初に書いたメールは日本語だったんですが、数行なのに恐ろしいほどぐちゃぐちゃで・・・。それも直そう直そうとしてまた違う字を打っちゃったりするんです。あれには参りました。 いずれにしてもこちらはまだバカンス中の人もいれば、バカンスから帰ったばかりで本調子じゃない人もいて、私が休んでいた間にそれほど仕事は溜まっていませんでしたので、いきなりハードな内容のフランス語長文を書かなくて済んだのは助かりました。そんな案件があったらとてもじゃないけど頭が回らなかったことでしょう。 それにしても確か2ヶ月前は勉強不足を反省して、いまさらながら仏語単語毎日10語おさらいなんてのをやってみようと思ったりもするくらい気合が入った時期もあったのですが、結局単語おさらいも思っただけでやらなかったし、何もやらなかった・・・。本ももうちょっと読みたかったのだけれど、結局読んだハリー・ポッターは英語だったし。 ・・・とまあ毎年こんな感じで9月を迎えるわけですが、今年もやっぱり反省たっぷりの夏になってしまいました。 天候はいまいちでもこの季節はやはりバカンス一色。 このダラダラ、ウキウキのバカンスの雰囲気の中で、気合を入れてなにかをやるなんてこと自体無理なのかも。と言い訳したりして。 そんな中でちょっとうれしい出来事がありました。 うれしい・・・と言うと大げさかな。ほっとしたと言うべきでしょうか。 メトロから降りたときに放送があったんです。 確か内容は「危ないのでホームでは一歩下がってお待ちください」とか「電車が来たらすぐに近づかないでください」とかそういうものだったように思うのですが、その最後の「~ください」に該当する部分の活用が、あれ?と皆が一瞬黙るような間違いでした。 動詞はCONSEILLERで、主語はNOUSですから、正解は NOUS (vous) CONSEILLONS となるはずなのに、なぜか放送はNOUS (vous) CONSEILLERと動詞が活用せず原形のまま・・・。 フランス語をご存じない方には?な話題かもしれませんが、フランス語の難しいところの一つって主語によって動詞の活用が変わるところなんです。 主語の次に動詞が来ますから、動詞はすぐ前の主語に影響されて形が変わるのが当たり前。 上記動詞の場合、主語がJEなら動詞はCONSEILLE、VOUSならCONSEILLEZと変わります。 この辺りはたぶんフランス人の頭では自動変換されるはずなので、VOUSの後にCONSEILLEと活用させて話す人はこれまでお目にかかったことはありません。 まあ最悪書くときにきちんと綴れなかったとしても、ずっとフランス語で生活している人々はこういうのは一種の口慣れで、耳と口は覚えているものでしょう。 たまにメトロかなんかで小さい子供がIL FAUT QUE CA SOIT... とSOITなどという高度な活用をさせているのを聞くと、ほー、さすが小さくてもフランス人だなーと感心することもあるくらい。 ところがこのときはなぜか動詞は活用すらしてませんでした。 ネイティブでない私ですらしないようなそんな間違いがハキハキと放送されてて、驚きました。 もちろんその場に居合わせたフランス人は、ん?です。 いやあ、こちらの人でもこういう間違いすることがあるんですねぇ。 私がちょっとしどろもどろになってるくらいどうってことないか、と妙に開き直ったりして(笑)。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! →  パリの日常の写真はこちらから↓

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