2007/09/19(水)04:53
パリ、とことん歩く PART3 その1
久しぶりに今日は「パリ、とことん歩く」の続きをやってみたいと思います。写真整理みたいなものは早めにちゃっちゃとやらないと、あとで「これどこだっけ?」みたいになってしまいますし。フィルムで撮って現像した写真ですら、ろくに整理ができていないのに、デジカメのデータなんてもっと整理できないですよね・・・。せめて最初に見たときにタイトルくらいつけておけばいいのだけれど、全部「IMG001」みたいなので残ってしまってて・・・。
さて、「パリ、とことん歩く」これまで辿った道筋は・・・
スタート:「パリ、とことん歩く」
2回目:「パリ、とことん歩く PART1 その2」
3回目:「パリ、とことん歩く PART1 その3」
4回目:「パリ、とことん歩く PART1 その4」
5回目:「パリ、とことん歩く PART2」
6回目:「パリ、とことん歩く PART2 その2」
です。
PART 1とPART 2は同じ日、映画へ行く前と後に分けて歩きました。
そしてその続きを後日歩いてみたわけです。それがこの「パリ、とことん歩く PART3」。
出発地点はPART2 その2で歩いたシテ島から左岸へ渡ったところから。
ただし、この日もPART 1とPART 2の道を歩いたときと同じ映画館に行ったので、映画が終わった後に映画館から出発地点までの道のりのおまけ付きです。
映画館を出て、シテ島の方へ向かってしばらく歩くと、青空にくっきり映えたお城のようなものが見えてきました。
これは中世博物館。
ずいぶん昔に行ったことがあるはずなんですが、どんなものだったかあまり思い出せません。
けれど外観を見るだけで、もう中世の香りぷんぷんです。
映画に出てきそうですよね・・・。
ここからさらに北の方へ歩いて、いよいよセーヌ川沿いへ。
また川の向こうにノートルダム寺院が見えます。
そこから少しだけ東の方へ歩いて、小さな公園内を往復。
そして、セーヌ川沿いに西へ戻ります。
ちょっと奥まったところにすてきな雰囲気の古本屋(気にはなってるけど入ったことはない)やカフェが並んでいます。お天気がよかったこの日は、テラスはもちろん超満員。
こんなのーんびりしたところを歩いた後、コースはサン・ミッシェル通りから一歩入ったレストラン街へ。
ここって昔むかしからにぎやかなところではあるんですが、久しぶりに歩いてみてずいぶん変わったなという印象。
ずいぶんとエスニックな感じになってました。アラブとか北アフリカ系のバーベキューみたいな店ばっかり。値段も大体同じ、プレゼンテーションもだいたい同じ、客引きのやり方も同じで、たぶん味も同じなのでしょう。これだけ同じ店が並ぶと返って相乗効果でよいのかしら?
まあでも観光で来られた方は夜にちょっとここを歩いてみると楽しいかも。たとえ入らなくてもレストラン街って歩いているだけで楽しいですものね。
こうしてコースを辿っていくと教会が見えてきます。
そしてこの教会までくると、これまでの喧騒が嘘のよう。
途端に静かな雰囲気に包まれました。
隣のカフェは盛況でした。
教会近くでお茶ってなんだかゆったりしていいんですよね。
ふとニースの教会前の広場を思い出しました。パリとニース、ずいぶん離れているけれど、教会周辺って同じ雰囲気が漂っているのかもしれません。
教会の辺りをくるりと周ったところで、また両側に小物やアクセサリーなどを売る店が並ぶ道に入ります。
この店・・・↓
ここの看板がかわいくていつも気になっています。
日本のものがいろいろと置いてあって、日本人の方が経営してらっしゃるのかなとも思うんですが。
猫 発見。
この辺のお店の猫なのかな?
道の真ん中でじっとくつろいでいました。
そして映画館発見。
ここは私がパリで初めて入った映画館です。懐かしいなあ・・・。
当時は敬老の日とか秋分の日が2週間連続である9月のちょうど今頃の時期にパリによく来ていました。
一人旅のこともあれば友達と一緒のこともありましたが、この映画館に来たときは一人でした。パリにはすでに何度か来ていて、特に行きたいところもなく、ぶらぶらしていたときにふとこの映画館が目に入りました。どうやらちょうど映画が始まる時間のよう。そこで「映画でも観ようか」という気になったのです。
当時は一応フランス語会話はちょっと習っていたものの、映画を原語で観るのはかなり厳しい状態。けれどちょうどお誂えむきにその時この映画館でやっていたのは「メトロポリス」、
ものすごく古い(1927年製作だそうです)無声映画でした。
当時(まだフランの時代)の映画代っていくらくらいだったんだろ?
私は今はとある映画館の会員になっていて、月会費を払うだけで映画を観るたびにお金を払うということはないので今、映画がいくらくらいするのかあまりはっきり知らなかったのですが、つい先日、窓口で前に並んでいる人がチケットを買っていて、9ユーロいくらと言われているのを聞いて驚きました。
私がパリに来たばかりのときはフランだったのでよくわかりませんが、ユーロになってからも6ユーロ台だったことがあるように思うんですよね・・・。今の映画代を円に直すと1500円くらいですか・・・。日本は高いと思ってましたが、パリもいい勝負になってきましたね。
・・・と物価高に感心しつつPART 3 その1を終わることにします。
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