ボンジュール・ド・パリ

2007/09/26(水)06:22

パリ、とことん歩く PART3 その3

パリ(113)

前回のパンテオンから、また今日もひたすら歩きです。 スタート:「パリ、とことん歩く」 2回目:「パリ、とことん歩く PART1 その2」 3回目:「パリ、とことん歩く PART1 その3」 4回目:「パリ、とことん歩く PART1 その4」 5回目:「パリ、とことん歩く PART2」 6回目:「パリ、とことん歩く PART2 その2」 7回目:「パリ、とことん歩く PART3 その1」 前回ご紹介した8回目:「パリ、とことん歩く PART3 その2」ではこんな道筋を辿りました↓ 思ったより距離行きましたね。 今日はこんな小さな道から。 ちょっと入った瞬間、すごく古い建物が並んでいることがわかります。 傾いているように見えるのは、これはたぶん昔の造りなんじゃないかと思いますが・・・。 左側を見ると、これは驚きました。 崩れてくるのを抑えている・・・んでしょうね、これは。 昔はお店だったとかそういう感じでしたが、そのうち建物全体が取り壊されるんでしょうか?上の階の窓も完全に閉鎖されていました。 けれど、ここを取り壊して新しい建物を建てるとなると、ちょっと雰囲気変わるでしょうね。 だってこの通りの建物ってどれもすごく古そうでしたから。 今度は教会が見えてきました。 前回の最後に登場したパンテオンとの位置関係はこんな感じ。 しばらくこの辺りの道をくねくねと歩いていくと、ふとわりと大きな交差点に出ます。 後でまたこの交差点の向こう側の道に入ることになるのですが、このコースはまたぐるっと迂回します。 そこで見つけられるのがこれ。 昔の城壁です。 「フィリップ・オーギュストの城壁の一部 12世紀」とあります。 フィリップ・オーギュスト=フィリップ2世は15歳で王位に付き、その後フランスをヨーロッパ一の強国にしたフランスで最初の偉大な王とのこと。マリー・アントワネットよりかなり昔の話です。そのころの遺跡がこうして街中に残っているのってすごいことですよねぇ。 こういう遺跡を見ると私はしばし立ち止まって眺めてしまいます。 そして今、自分が立っているこの同じ場所で生きていたその時代の人のことを考えるのです。 「夏草や兵どもが夢の跡」 遺跡や古いお城などを見るたびに常に私の頭に浮かぶ句です。 時代も国も違うけれど、この句にすべてがつまっているような気がしませんか? ・・・となんとなく気分がたそがれていると、空もそろそろたそがれ時。 しかし、さっき通ったパンテオンはまだすぐそこでした。 ほんとに、このコース、お散歩用なので迂回につぐ迂回なんですが、シテ島以降、その傾向が特に顕著。ぐるっと周ってさっきと同じ場所に出てきたなんてことが何度かありました。 こうして歩いていて、ふと目にとまった建物。 なんとなくいい感じの建物だなーという感じで見たんですが、え? SALLES DE SPORTS・・・ これ、スポーツ施設なんですか? 見えないですよね、これ・・・。 私が前にテニスしに行ったところの中にも、日本でイメージするスポーツ施設とはちょっと違った雰囲気のところはありましたが、この建物はちょっと驚きました。 ね、どう見てもスポーツしにいくところには見えないですよね? 一度中に入ってどうなっているのか、見てみたいですねぇ。一歩入ると恐ろしく近代的だったりするとまたびっくりですが(笑)。 はい、というところで今日は残りいっぺんにやっちゃおうかと思ったんですが、また力尽きました。 次回でこの長かったコースも終わりのはず。あと1回、おつきあいくださいね。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! →  パリの日常の写真はこちらから↓

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